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巻ノ弐百四拾弐 命名!風魔小次郎 の巻

 広い広い小田原城の本丸を大作とお園は当てもなく彷徨い歩き回っていた。そうこうするうちに二人は何を目的に歩いていたのかすら忘れてしまう。だが、そんなご両人の眼前に思いも掛けない人物が姿を現す。それは誰あろう、ご飯に掛ける汁の量すら満足に調節できない馬鹿殿として有名な北条氏政その人であった。

 まるでボケ老人…… 認知症患者みたいな扱いをされているご隠居様。その余りにも惨めな姿は数十年後の日本を象徴するかのように思えなくもない。居た堪れない気持ちになった大作は自動ご飯汁掛け機と生麦乾燥機の開発と製造を一括請負契約で委託するのであった。どっとはらい。




「さぁ~てと。厄介事も片付いたことだ。そろそろ部屋に戻るとしようか」

「ねえねえ、大佐。そも、私達がご城内を歩き回ってるのは何でだったのかしら。暇だから何かすることを探すって言っていたような気がするんだけれど? 折角見つけたご飯汁掛け機や麦乾燥機の開発をお義父様にお譲りして良かったの?」

「あんなものにすがって生き延びて何になろう。まさに人類の宝ってやつさ。俺のポケットには大きすぎらぁ」

「だったらもっと大きなポケットを作れば良いんじゃないかしら?」


 その発想は無かったわ…… お園、恐ろしい娘! 大作はお園の評価を一段階引き上げた。

 いやいや、そうじゃないそうじゃない。何かもっとちゃんとした理由がなかったっけかな。大作は眉間に皺を寄せて無い知恵を振り絞る。


「うぅ~ん。俺、だんだん思い出してきたぞ…… 閃いた! 元々はお前がレンズ研磨作業を見学したいとか言い出したんじゃなかったっけ?」

「レンズ? そうよ、レンズだわ! 思い出したわ。私、自分の望遠鏡が欲しかったのよ。ねえねえ、大佐。いった何処にあるのよ、レンズは。知ってるんでしょう? 隠してないで早く出しなさいよ!」

「いやいや、隠してない隠してない。知ってたらこんなにウロウロしてるわけないじゃん。って言うか、こんだけ歩き回って見つからないんだ。そんな物は何処にも無いんじゃね? あったとしても我々の手の届かないところに…… あった!」


 廊下の突き当りを曲がった途端、二人の眼前に広々とした座敷が現れた。部屋の中にはところ狭しと轆轤が並んでいて賑やかな限りだ。

 それぞれの轆轤の傍らには職人風の男が座っており、足を使ってぐるぐると回している。回転台の上に載っているのが研磨機なのだろうか。轆轤の周回と同期して横方向に往復運動を繰り返す。キイキイと音を立ててリズミカルに動く絡繰は何だか不思議な生物みたいだ。大作は見ているだけで目が回りそうになった。

 部屋の隅っこには例に寄って現場監督風の若者が一人…… これってナントカ丸じゃね? 大作は職人達の邪魔にならないよう気を使いながら小さく手を振る。


「よう、ナントカ丸。こんなところで奇遇だな。いったい何してる…… って、聞かなくても分かるか。レンズ研磨だよな?」

「如何にもレンズ研磨にござりまする。御本城様こそ斯様なところに何用で……」

「スト~ップ! 質問はご遠慮願おうか、死ぬほど疲れているんだ」

「そ、其れは大儀なことでござりまするな。しかし何故にそれほどお疲れに……」

「だ~か~らぁ~~~!」


 待ってましたとばかりに大作はあらん限りの絶叫を上げる。その途端、レンズ研磨に勤しんでいた職人達が一斉に迷惑そうな表情で鋭い視線を向けてきた。

 微妙な空気を敏感に察したのだろうか。慌てた顔のお園が二人の間に割り込むように入ると両者を手で制する。


「どうどう、大佐。気を平らかにして頂戴な。ナントカ丸も大概にしなさい。大佐は死ぬほど疲れておられるのよ」

「ですから何故にそれほどお疲れに……」

「どぅぁ~~~くぅぁ~~~るぁ~~~~~~っ!」


 大作は目一杯に息を吸い込むと喉が張り裂けそうなほどの金切り声を上げる。

 お園とナントカ丸が苦々し気に顔を顰め、職人達も迷惑さを隠そうともしていない。もしかして滑ったか? 滑っちまったのか? これはちょっぴり…… いやいや、物凄く恥ずかしいぞ。


「お呼びでない? お呼びでないね…… こりゃまった失礼いたしました!」


 言うが早いか大作はお園の手を掴んでBダッシュで逃げ出そうと…… しかしまわりこまれてしまった!


「大佐、漸くレンズを研磨しておられるところを見付くることが叶ったのよ。ちゃんと検分して参りましょうよ。皆様方、なるべく邪魔にならぬように致しますので何卒ご勘弁下さりませ」

「失礼しまぁ~す」


 職人に向かってお園が深々とお辞儀をしたので大作も薄ら笑いを浮かべながら軽く頭を下げた。お園の頭の中はレンズのことで一杯の様子だ。大きな瞳をキラキラさせながら小姓の顔を真っ直ぐに見据えて早口に捲し立てる。


「それで? ナントカ丸。私の…… 私たちの望遠鏡はどこにあるのかしら。倍率はどれくらいなの? 有効径や解像度は如何ほど? 色収差には期待しない方が良さそうね。早く見せて頂戴な。Hurry up! Be quick!」

「いや、あの、その…… 御裏方様? レンズは未だ研磨中にござりますれば、望遠鏡はいま少しばかりお待ち下さりませ。まもなく……」

「何ですって! いま少しって後どれほど待てば良いのかしら? 明日? 明後日? 私をあまり怒らせない方が良いわよ。当分二人っきりでここに住むんですから」

「ふ、二人っきりですと? 某と御裏方様がでござりまするか?」

「何を赤くなってるんだよ! 冗談に決まってるだろ!」


 大作は大声を上げながらナントカ丸の後頭部を軽く叩いた。だが、想像していたよりも遥かに大きな音が座敷に響き渡る。

 そのあまりに大きな音に職人達が揃いも揃ってぎょっとした顔で注目してきた。焦った大作はしどろもどろになりながらも弁解を口にする。


「いやいや、これは体罰とかではありませぬぞ。ちょっと激しめのスキンシップ? 愛情表現? 教育的指導? ナントカ丸、何とか言えよ。ナントカ丸だけに。って言うか、後生ですから何とか言って下さりませ。これって虐めじゃないですよね? ね? ね? ね?」

「……」


 涙目のナントカ丸は何も言わず自分の頭を擦っている。部屋にいる全員から非難の眼差しを向けられた大作は思わず目を伏せてしまった。

 これってもしかしてパットン将軍の殴打事件みたいなスキャンダルになっちまうんだろうか。まさかとは思うけど豊臣との大戦を目前にしたこのタイミングで北条家当主を更迭されるとか?

 まったく、勘弁してくれよ~! 大作は心の中で絶叫を上げかける。しかし、急激に気持ちが萎えてしまった。


 だって豊臣との戦なんて死ぬほどどうでも良いことなんだもん。って言うか、世の中に勝ちの決まった戦争ほどつまらない物は無い。大相撲地方巡業のちびっこ相撲でプロの力士が子供相手に本気を出すか?


 そもそも大作は相撲も大嫌いなのだ。相撲協会が土俵を女人禁制だって言うのは勝手だろう。だけどもそれならそれで相撲協会から公益法人格を剥奪すべきじゃね?

 NHKが相撲協会に支払っている放映権料だって一場所あたり四~五億円。年間六場所で二十五~三十億円にもなるって話だ。これって高くね? 嘘か本当か知らんけど巨人戦は地上波で二千万円くらいだって聞いたことがある。それでもなかなか売れないとか何とか。

 いやいや、それよりも許せん物があるぞ。メジャーリーグの放映権料だ。米紙の報道によれば2003年から六年契約で二億七千五百万ドル。三百二十五億円にもなったそうな。


「阿呆かぁ~~~! まるで税金みたいに受信料を徴収しておきながら見る気にもならない糞番組を垂れ流しやがって。メジャーリーグ放送権なんて電通やMLBを儲けさせてるだけじゃんかよ。決めた! 次なる歴史改変の舞台はテレビ放送の黎明期にしよう。NHKより先に民放連を立ち上げちまうんだ。公共放送は寄付金のみに頼り、視聴者からの受信料は一切徴収しない。アメリカのPBSみたいな感じだな。夢が広がリング!」

「大佐、いい加減にしなさいな。皆様方のお邪魔になるわよ。ところでナントカ丸、頭は大事無いかしら? 大佐はナントカ丸のことが憎くて頭を叩かれたんじゃないのよ。ナントカ丸に見どころがあると思えばこそなんですからね。決して恨んではなりませんよ」

「そうそう。信長だって光秀の金柑頭を血が出るくらい叩いたんじゃなかったっけ? 叩けよさらば開かれん。新約聖書マタイ福音書七章にあるイエス様のお言葉だ。歴史上の偉人はみんな叩かれて伸びたんだ。殴られもせずに一人前になったヤツがどこにいるものか! ま、そんなわけで心してレンズ研磨に励んでくれるかなぁ? いいとも~! んじゃ、俺たちはこれにて御免」


 言うが早いか大作は今度という今度こそBダッシュで座敷を後にする。と思いきや、隣の部屋が目に入った瞬間に驚愕の余り足が止まってしまった。


「これって俺の…… 俺たちの座敷じゃんかよ。もしかして部屋を出たあと左に進んでいたら五秒で目的地だったのか? 探している物がこんなに近くにあったとはなあ。チルチルミチルの青い鳥もびっくり仰天だな。それはそうと、こっちだって言いながら右に向かったのはお園じゃなかったっけ?」

「そんな昔のことは忘れたわ」

「お前はジャン・バルジャンかよ!」

「何それ? ジャン・ギャバンって言いたいの? でも、さっきのセリフは ハンフリー・ボガードよ。うふふふふ」

「知っててわざとボケたんだよ。あはははは」


 二人は互いに阿呆なことを言い合いながら座敷へ入ると定位置へと移動しようと……


「うわぁ! びっくりしたなあ、もう。風魔…… じゃなかった、出羽守殿ではござりませぬか。驚かさないで下さりませ。ほのかと未唯もどうやら無事みたいだな。どうだ? 取って食われたりはしなかっただろ?」

「如何なされました、御本城様。お二方に何ぞ危なげなことでもござりましたかな?」


 猫ちゃん(仮)を抱っこした風魔小太郎が訝しげな顔で疑問を口にする。

 あんたに食われるかと思ったんですなんて正直に言えんわなあ。大作は適当な言いわけを探して頭を撚る。しかしなにもおもいつかなかった!


「いやまあ、こっちの話です。Need to knowってことで時期がきたらお話いたしましょう。それはそうと出羽守殿。此度はおさがわせ…… じゃなかった、お騒がせしましたな。今生で恩賞を与える事は叶いませぬが、願わくば来世において授けましょうぞ。ってわけで、代わりといっては何ですが猫ちゃん(仮)の命名権(ネーミングライツ)をお譲りいたしましょう。是非とも格好良い名前を付けてやって下さりませ。ユパ様が今年生まれたトエトの子に良い名を贈ったみたいな感じで」

「な、何と申されましたかな、御本城様? 儂に猫の名付け親になれと申されまするか?」

「どうかこの子の名付け親になって下さりませ。いつも良い風がその子に吹きますように」


 お園が調子に乗って適当な相づちを打つ。風魔小太郎は暫しの間、真剣な顔をして悩んでいたが不意に笑顔を浮かべると嬉しそうに口を開いた。


「うぅ~ん、然れば小次郎では如何にござりましょうや?」

「おお、これは良い名を頂戴仕った。末が楽しみだな。そうだろ? 未唯、ほのか」

「そ、そうねえ…… 良い名じゃないかしら」

「わ、悪い名じゃないと思うわよ。知らんけど……」


 残念ながら二人ともあまりお気に召さなかったようだ。とは言え、身の丈七尺二寸の怪物に面と向かって歯向かう勇気も無いらしい。引き攣った笑みを浮かべながら曖昧な返事を返すのが精一杯の抵抗なんだろう。


「小太郎、お手!」

「いやあねえ、大佐。小太郎は出羽守様よ。猫ちゃん(仮)は小次郎になったんですから。それに猫はお手なんかしないと思うわ」

「マジレス禁止。って言うか、ちゃんと仕込めば芸をする猫だっているんだぞ。YouTubeで見たことあるもん。途轍もない苦労が必要らしいけどな」

「私、そこまで骨を折ってまで猫に芸なんてさせたくないわよ。猫ちゃん(仮)…… じゃなかった、小次郎だってそう思うでしょう?」


 未唯が風魔小太郎の手から猫をそっと抱き上げると真正面から顔を覗き込む。猫はまるで返事をするかのように小さく呻き声を上げた。




 そんな阿呆なやり取りをしていると廊下が騒がしくなってきた。やがて姿を現したのは萌、サツキ、メイ、藤吉郎、ナントカ丸、政四郎、エトセトラエトセトラ。みんな揃いも揃ってちょっと疲れてはいるが良い仕事をしたって顔をしている。

 大作は両手を左右に広げながらオーバーリアクション気味に明るく呼びかけた。


「お疲れちゃ~ん!」

「何なのそれ? 何でちゃんなの?」

「うぅ~ん。良い質問ですねえ、メイ。意味なんてあるのかなあ。今度、インスタントジョンソンのお三人様に聞いて見たらどうだ? それはともかく疲れたことは疲れたんだろ? 夕飯にしようじゃないか。誰かある、誰かある!」


 手を叩きながら大作は大声を張り上げる。待つこと暫し、見知った顔の小姓が現れた。


「御本城様、お呼びにござりまするか?」

「ああ、悪いけど飯にしてくれるかな? ここにいる全員分だ。なる早で頼むぞ」

「ぜ、全員でございまするか。ひい、ふう、みい…… 畏まりましてございます。時に御本城様、次からはあちらの紐を引いて合図して下さりませ。伝声管で話をすることが叶いまする」


 一方的に言いたいことだけ言うと小姓は頭を深々と下げて足早に立ち去った。

 大作は胸中を冷たい風が吹き抜けて行くような気がしてちょっとだけ気が滅入る。

 だが、それを吹き飛ばすようにぶるぶるっと首を竦めると焼け糞気味の空元気で大声を張り上げた。


「んで、萌さんよ。ミニエー銃はどうだったん? すぐにでも実戦配備できそうかな」

「阿呆なこと言わないでよ。テストしなきゃいけない組み合わせがあとどれくらいあると思ってるの? 六匁銃だけでも口径は十種類以上あるんだから。弾丸形状だって十パターン以上も作っちゃったし装薬の適量だって詰めなきゃならないわ。散布界を調べようと思ったらそれぞれ数十発は試射しないと意味のあるデータなんて取れないし。まあ、最低でも一週間は待って欲しいわね」

「いや、あの、その…… 俺、言わなかったかな? 碓氷峠で戦が始まるまで二月半しか無いってさ。それまでに二千丁は用意して貰わんと困るんだけどなあ。あと、弾も百万発くらい」

「それは何とでもなるって言ったじゃないの。一日百丁加工すれば二十日で終わるわよ。ミニエー弾だって百人に三百発ずつ作らせれば一月で足りるかしら。Don't worry about it!」


 萌がさも簡単そうに安請け合いする。そのニヤケた顔はこんな雑事は心の底から他人事だという本音を隠す気もないらしい。まあ、大作にとっても他人事なんだけれども。


「そ、そうなんだ。それを聞いて安心したよ。あと、無線の方はどうなってるのかな?」

「すべて我々のシナリオ通りね。何も問題ないわ。すべての計画はリンクしているよ。ゼーレの老人は何が不満なのかしら。って言うか、大作。隣のプロジェクトルームの壁に工程管理表が貼ってあるわよ。知りたければ勝手に見たら良いでしょうに」

「いやいや、俺は夕飯を食べながらの楽しい話題が無いかなあって気を使ってるんだよ。報告書なんかに載っていない現場の生の声? 他愛無い失敗談とか面白い苦労話とかさ。何でも良いから話してみ? 気の利いた話の一つや二つくらいあるだろ?」


 大作は皆の顔を順番にぐるりと見回す。だが、一同は揃って迷惑そうに視線を反らしてしまった。

 どげんかせんと、どげんかせんといかん! 大作は打開策を求めて必死に頭をフル回転させる。しかしなにもおもいつかなかった!


「ま、いっか…… 『面白き事もなき世を面白く すみなすものは心なりけり』ってな。俺は今日、お園といろいろ見て歩いて面白かったぞ。お園はどうよ?」

「そりゃあ私も面白かったといえば面白かったわよ」

「私めも面白かったわね」

「未唯も! 未唯も! 未唯だって面白かったわ!」

「某も面白うございました!」

「私だって負けないくらい面白かったんだから!」


 今度は面白かった競争かよ! まあ、楽しんでくれたのなら何よりだけどさ。とは言え、趣味を仕事にするのは余りお勧めしないぞ。大作が喉まで出かかった言葉を飲み込んだ。

 ふとお園に目をやれば一人だけ皆の盛り上がりに乗り損ねたように浮かない顔をしている。


「だけども大佐。碓氷峠で戦が始まるまで二月半、毎日こうやって時間を潰すつもりなのかしら。って言うか、碓氷って三十里も離れているのよね? このままだと戦が始まっても相も変わらず暇を潰す羽目になりそうなんだけど……」

「うぅ~ん、そう言われたら返す言葉も無いなあ。でもさあ、こういうのんびりしたのもアレだろ。スローライフっていうのも悪くないんじゃね? 『織田がつき 羽柴がこねし天下餅 座りしままに食うは北条』ってな」

「何なのよ、それは?」

「立ったまま食べるのは行儀が悪いって話だよ」

「ふ、ふぅ~ん。そんなもんかしらねえ」

「そんなもんなんじゃね? 知らんけど」


 そんな阿呆な話をしている間にも夜は更けて行く。一同は適当なことろで切り上げると早々と床に就いた。


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