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巻ノ百壱 最後の授業 の巻

 翌朝、大作が目を覚ますとお園が心配そうに顔色を窺っていた。まさか夢の中の会話がすべて声に出ていたのだろうか?

 そんな大作の心配を他所に、お園は大作の手をそっと握ると優しく声を掛ける。


「何か悪い夢でも見たの? 大きな声で寝言を言ってたわよ」

「大したことじゃ無いよ。No problem.」


 途端にお園の表情が曇る。失敗したか? noとproblemというネガティブな言葉が重なると否定的な印象が強まるとか何とか。いやいや、普通に使うだろう。でも、イラっと来る人もいるらしい。何か言い換えた方が良いんだろうか?


「Don't worry about it.」


 いやいやいや、命令形は不味くね? 大きなお世話って取られたかも知れん。


「Don't bother? No sweat? It's nothing? うわぁ~! わけが分からないよ~!」

「落ち着いて、大佐。ほら、怖くない」


 お園が大作を優しく抱きしめる。お前はナ○シカかよ! 大作は心の中で突っ込むが空気を読んで口には出さない。


「夢だけど夢じゃなかったんだ。急で悪いけど今日の予定はすべてキャンセルしてくれ。全員参加の緊急会議を行う」

「分かったわ。でも、(すみれ)は日向に行ってるわよ」

「菫には後で結果だけ伝えてくれ。床下祓いは本日休業だ。とっても大事な伝達事項があるんだ」


 いつになく真剣な大作の雰囲気に気圧されたお園は黙って頷いた。




 朝礼と朝食を終えると狭い小屋の中で会議が始まった。泣いても笑っても今日で最終回だ。ここ最近、グダグダだったけど最後くらいは綺麗に締めよう。大作は居住まいを正すと気合を入れ直す。


「最初に決めて置きたいのはリーダーの継承順位だ。もし俺が執務不能に陥ったり、死亡、辞職、免職した時に誰がリーダーの地位を引き継ぐかだな。一位はお園、二位はほのか、三位はメイ、四位はサツキ、五位は桜、六位は愛、七位は藤吉郎を指名する。誰がリーダーになろうとも大事なことは必ず多数決で決めてくれ」


 スカッドの言ってた話が本当なら大作とお園は明日にはここからいなくなる。その後はこいつらだけでやって行けるんだろうか。

 それ以前の問題として、二人がいなくなった後もこの世界は続くんだろうか。スタート○ックのホロデッキみたいに、その瞬間に世界が終わってしまうのかも知れん。だとしたら、こいつらちょっと可哀想だな。

 って言うか、何でスカッドに確認しておかなかったんだろう。大作は激しく後悔するが例によって後の祭りだ。


「さて、次にこれからのことを決めて行くぞ。量が多いからメモしてくれるか。お園」

「紙に書き留めれば良いのね。まかせてちょうだい」


 お園に紙束とボールペンを渡すと大作はスマホを起動させた。


「真っ先にやらなきゃならんのは硝石丘法による煙硝作りだな。まずは風通しの良い小屋を建てる。中に木の葉、石灰石、糞尿、塵芥と土を積み重ねる。三月毎に尿を掛けて掻き混ぜろ。これを五年続ければ百貫目の土から二、三貫目は煙硝が採れるんだ」

「いったい、どれほどの尿(しと)が入り用になるの?」


 ほのかが気持ち悪そうな顔で横から口を挟む。気になるのはそこなんだ。予想外の質問に大作は焦る。


「え~っと、成人は一日に三十グラムくらい尿素を排出するんだっけ? 作りたいのは硝酸カルシウムだよな。本当に必要なのは窒素だろ。窒素の原子量は十四くらいだから……」

「五年も掛かってそれぽっちしか採れないなんて、床下から採った方がよっぽど早いわね」


 大作の言葉を遮ってお園が横から口を挟む。


「いやいや。一回、床下から採ると次は三十年くらい採れないんだ。それに一軒の家から採れる煙硝は二、三貫目だろ。硝石丘なら五年で一平米から二十キロって言うから、え~っと。一坪から十八貫目も採れるんだ」

「ひとつぼ?」


 メイが首を傾げる。この時代は坪って言わないんだっけ? 大作は必死に記憶を手繰り寄せる。


「六尺四方? 一間四方? 歩だ! 一歩から十八貫目採れるんだ。六軒も家の床下を掘り返すより随分とマシだろ。五箇山の培養法と比べてもずっと効率的なんだぞ」

「ふぅ~ん」


 反応薄っ! 大作はちょっとがっかりしたがすぐに気持ちを切り替える。俺の秘策はまだまだあるのだ。


「話は変わるけど筑紫島から海を南に百五十里ほど行くと北大東島がある。一里四方くらいの誰も住んでいない小さな島だ。ここで採れるリン鉱石を珪砂やコークスと混ぜて熱すると黄リンが出来る。こいつで作った黄リン焼夷弾はえげつないぞ。猛毒だから取り扱いに注意しろ。密閉容器に入れて二百五十度で乾留すると赤リンになる。マッチを作るならこっちにしとけ」


 みんなぽか~んとしている。飛ばし過ぎたか? 大作はちょっと反省した。だが、お園が黙々とメモしてくれているのを見て安心する。


「次に重要なのはアセトンだな」

「あせとん?」

「鉄砲を続けて撃つと凄い煙が出るだろ。大量の鉄砲を運用しようと思ったら無煙火薬が不可欠だ。そのためにはコルダイトを作るための溶媒が必要になる。木を乾留して木タールを作ってそれを蒸留するんだ。木酢液を採ってるところは『空から日本()見てみよう+』で見たことある」


 もう、誰一人として目も合わせてくれない。とは言え、いまさら話を止めるわけにも行かん。大作は腹を括って話を続ける。


「問題はこのやり方では大した量は作れないってことだな。そもそもこの時代、一年に一人当たり二十本もの森林資源を消費していたらしい。イギリス人も第一次大戦の勃発で同じ問題に直面した。膨大な需要に応えるため当時の軍需大臣ロイド・ジョージはヴァイツマンっていうロシア系ユダヤ人科学者に頼んだ。そしたらたったの二、三週間で年間三万トンのアセトン製造の目途を付けたとか何とか。この男は1910年ごろ、バクテリアに砂糖を発酵させて合成ゴムを作る研究をしてたらしい。それは失敗したんだけどクロストリジウム・アセトブチリカムとかいう偏性嫌気性のグラム陽性桿菌がデンプンからアセトンを合成することを発見したそうだ」

「大佐が何の話をしてるのかさっぱり分からないわ」


 全員が虚ろな目をしている中、たまたま目が合ったメイが迷惑そうな顔で相槌を打つ。実は俺にも良く分からん。大作は心の中で弁解する。


「ちなみに、このバクテリアはアセトンの他にもブタノールも同時に作るって書いてあるぞ。この功績に対し、後に首相となったロイド・ジョージはイスラエルの建国を支持するバルフォア宣言を出すんだ。ヴァイツマンは第二次大戦の後、イスラエル初代首相に就任した。めでたしめでたし。ちなみにクロストリジウム・アセトブチリカムは嫌気性だ。北里柴三郎の作った亀の子シャーレみたいなのを作ったら良いんじゃね? 知らんけど」


 もしかしてアセトンの大量生産は想像以上に難題なのか? とは言え、そのバクテリアさえ見付ければ後は硝石作りと似たような物かも知れん。大作は考えるのを止めた。


「そんじゃあ、次に行くぞ」

「え~~~! まだあるの?」

「ワシの研究開発プランは百八式まであるぞ! いや、そんなには無いんだけどな。項目だけ先に言っとこうか。硝石丘法とアセトンは説明した通りだ。将来的には南米チリのアタカマ砂漠からチリ硝石を輸入しよう。煙室法で硫酸を大量生産したら硝酸も作れる。これで鉛筆爆弾みたいな起爆タイマーも作れるぞ。続いてグリセリンやトルエンだな、それでニトログリセリンやTNT火薬、コルダイトも作れる。白金が手に入ったらオストワルト法で硝酸を量産する。スウェーデン産の磁鉄鉱が手に入ったらハーバーボッシュ法も研究する。まあ、これは難易度が超高いな。若殿と約束した雷酸水銀も忘れちゃならん。雷管が出来たら次は金属薬莢だ。これも難しいぞ。帆船と無線は置いといて高炉や転炉も作りたい。そのためにはコークスが要るな。それから何だっけ? 機雷だ。それから……」


 大作は時期が来たら使うつもりだったネタを次々と披露する。出し惜しみしてもしょうがない。今使わんでいつ使うと言うのだ!

 お園に目をやると苦虫を噛み潰したような顔で黙々とメモを続けている。こいつ、理解できない話を聞かされるのは嫌いなんだっけ。

 他の面々も退屈さを隠そうともしていない。ちょっとガス抜きした方が良いんだろうか。


「退屈なのは分かるけど、もうちょっとだけ辛抱して聞いてくれるか。分からないところがあれば何でも聞いてくれ」

「分かるところが一つも無いわ。頭からちゃんと教えてくれるかしら」


 お園の表情からは感情が全く読み取れない。もしかして爆発寸前なんだろうか。大作は腫れ物に触れるように言葉を選ぶ。


「まかせてくれ。チンパンジーでも分かるくらい簡単に説明してやるぞ」

「ちんぱんじ~ってなに?」


 ほのかが目を輝かせる。しまった! 大作は話が脱線して行く予感に頭を抱えつつもスマホに写真を表示させた。


「哺乳類霊長目ヒト科チンパンジー属に分類される類人猿だ。ギリシャ語で穴居人って意味らしいな」

「妙な顔をした(ましら)ねぇ。とっても耳が大きいわ」

「私も古い秘密の名前を持っているんだよ。私の名は生須賀大作。チンパンジー亜族とヒト亜族は元々一つのヒト族だったのだ。四百八十七万年±二十三万年前、二つに分かれたがね。君の一族はそんなことも忘れてしまったのかね!?」


 もう、やけくそだ。こうなったら話の脱線にとことんまで付き合ってやろうじゃないか。大作は腹を括ると、気合を入れ直した。






「つまるところ、おりば~君は猿だったの?」


 ほのかが首を傾げながら何十回目かの疑問を口にした。既に日は大きく傾いている。そろそろ時間切れのようだ。大作は尽き果てようとしている精神力を振り絞って答える。


「オリバー君の染色体はチンパンジーと同じ四十八本。腰椎も四個でチンパンジーと同じ。血清蛋白も同じだった。どこからどう見てもチンパンジーその物だったんだ」

「そんな物でぼろ儲けするなんて酷い如何様(いかさま)ね。みんな何でそんな物に騙されたのかしら」


 お園が憮然とした表情で疑問を口にする。


「ヒトラー総統は申された。大衆は小さな嘘より、大きな嘘の犠牲になりやすい。人間と猿の中間的存在なんてとってもロマンチックだろ。さて、それじゃあ終わりにしようか」


 大作は全員の顔を一人ひとりゆっくりと見回すと不意に絶叫する。


「フランス語は世界一ィィィ美しい言葉だぁ! できんことはないィィィーッ!」


 そして、タカラ○ミーのせ○せいに「フランス万歳!」と枠からはみ出すくらい大きく書き殴る。呆気に取られる全員を放置して大作の最後の授業は終わった。




 とりあえず最低限の筋道だけは決められた。これで残った奴らも路頭に迷わんだろう。少なくとも進化論に関してだけはこの時代で最も進んだ知識を持っているのだ。大作はささやかな満足感に安堵する。


 夕飯の支度を手伝っている大作にほのかが話し掛けてきた。


「地球上に細菌が生まれてから真核生物が生まれるまで二十億年も掛かったのはどうしてなの?」


 お前はいつまで進化論の話を引っ張るつもりなんだよ~! 大作は心の中で絶叫するが顔には出さない。


「知らん! たぶん、凄く起こりにくいことなんだろう。ブラインド・ウォッチメイカーって知ってるか? まあ、いくら確率が低くても時間がたっぷりあれば何時かは起こるってことだな」

「そうなんだ。よっぽど珍しいことだったのね」


 どうやら納得してくれたようだ。それにしても戦国時代で過ごす最後の一日を進化論の話で潰してしまうとは。どうりで視聴者が伸びないわけだ。

 大作は一瞬、後悔しそうになるが考え直す。泣いても笑ってもあと数時間で二十一世紀に帰るんだ。誰に気兼ねすること無く、好きなようにやろう。

 今までさんざん好き勝手にやってきたことを棚に上げて大作は開き直った。




 夕飯を終えた大作はほのか、メイ、サツキ、愛、桜を家の外に連れ出した。


「お前たちに一つ言っときたいことがあるんだ。藤吉郎には用心してくれ」

「藤吉郎に何か怪しげなことがございましたか?」


 サツキが怪訝な顔で疑問を口にする。この二人は一ヶ月以上も一緒に行動していた。それなりに信頼関係とかあるんだろうか。


「例の歴史番組で脳科学者の人が言ってたんだ。秀吉はナルシスト、マキャベリスト、サイコパスが三本揃ったダークトライアドだってな。あんな奴が独裁者になったら人類史上最悪のディストピアが到来する。日本アメリカ化…… じゃなかった。アメリカ日本化計画よりもよっぽど大事なことなんだ」

「秀吉とは何者にございますか? 其奴(そやつ)が大佐に害を為すならば刺し違えてでも……」


 いきなり桜が物騒なことを言い出す。なんて血の気の多い奴なんだろう。大作はちょっと呆れる。でも、これくらいの方がいざという時に役に立つかも知れん。

 いやいや、どうせ俺はこの世界から消えるんだ。どうなろうと知ったこっちゃ無い。大作は考えるのを止めた。


「藤吉郎が秀吉になるかも知れんのだ。エピジェネティクスって知ってるか? 一卵性双生児やクローンみたいに遺伝子が同じでも育ち方が違えば全く似ても似つかん奴もいる。とは言え、サイコパスは脳の構造からして常人と違うから先天性だって説が有力だ。治療とか矯正できる物じゃ無い。だからってサイコパス=犯罪者ってわけでも無いけどな」

「つまるところ、藤吉郎をどうすれば良いの?」


 メイの声音に少し苛立ちが含まれているのが大作にも感じ取れた。


「分からん! 後はお前らで考えてくれ。奴は危ない。だけど役には立つ。包丁と同じだ。正しく使えば便利だけど使い方を誤ると人殺しの道具にもなる。とにかく絶対に奴を暴走させてはならん。極力、政治から遠ざけろ。万一、奴が過半数を取りそうになったら迷わず殺せ」

「藤吉郎もふぁみり~じゃ無かったの? 殺めずに済ませられないのかしら」


 ほのかの声が震えている。くノ一なのに人を殺すのが怖いんだろうか。いやいや、くノ一は戦闘任務になんて就かないんだっけ。大作は自分で自分に突っ込む。


「そうならないためにも奴の勝手を許すな。意見を聞いたり、仕事で活躍させるのは良い。だけど、あまり重い役目を負わせずに現場で使い倒せ。それが本人のためにも一番だ。世の中の二十五人に一人はサイコパスだって言うけど、そいつらが全部犯罪者ってわけじゃ無い」

「分かったわ」


 メイとほのかが声を揃える。サツキと桜も黙って頷いた。後は高度な柔軟性を保ちつつ臨機応変に対応してもらおう。大作は考えるのを止めた。




 小屋に戻るとみんなが寝支度を調えていた。と言っても筵を敷き詰めただけなのだが。

 夏までに蚊帳を買ったり、冬までに布団を作る計画は大丈夫だろうか。まあ、それくらいは自分たちで考えてもらおう。


 それはそうと明日の朝、目を覚ましたら二十一世紀だ。こいつらと話ができるのもこれが最後だろう。大作は精一杯の真面目な顔を作る。


「我が忠勇なる勇士達よ。長いようで短い間だったが諸君には大変お世話になったな。感謝の言葉も無い。明日からは…… 誰だっけ? ほのか! そう、新たなリーダーほのかの下でチーム一丸となって目標に向かって邁進して欲しい。みんなの活躍を草葉の陰から見守っているぞ。それでは聴いて下さい、ショパンの練習曲作品10-3です」


 大作はサックスを取り出すと演奏を始める。ちなみに有名な『別れの曲』というタイトルはショパンが付けたものでは無い。1934年に作られたドイツ映画の日本語タイトルから勝手に呼ばれているだけだ。『別れのワルツ』って曲もあるからややこしい。って言うか、ショパンは自分の曲にタイトルなんて付けていない。英雄ポロネーズ、雨だれ、革命のエチュード、どれも後に勝手に付けられたものなのだ。


 それはそうと二十一世紀に戻ったらこのサックスはどうなっちゃうんだろう。自動的に二十世紀のウィーンに戻るんだろうか。これもスカッドに確認しておけば良かった。

 中国製の安物なら三万円で手に入る。でも、さすがにアレは嫌だな。ヤマハの十万円くらいのにしておこう。プロを目指してるわけじゃ無いんでそんな物で十分だろう。そんなことを考えているうちに曲を吹き終わった。


 ほのかがそれを待っていたかのように口を開く。


「しょぱんって何?」


 ブレが無いな。大作はもはや感動すら覚えていた。『私めは最後の最後までどちて坊やのほのか!』ってか。


「シューマンやメンデルスゾーンと並ぶ盛期ロマン派の代表的作曲家だ。ピアノの詩人って呼ばれてるぞ。まあ、ピアノが作られるのは百年以上も先なんだけどな。ところで愛、サックスを預かってくれるか。俺とお園は明日から暫く出掛けてくる」

「え~! 聞いて無いわよ。どこに行くの?」

「ここではない、どこかだよ。んじゃ、寝るか。良い夢みろよ!」


 お園と一緒に筵に包まって横になった大作は考える。もしかして元の世界でも二ヶ月経ってるんだろうか。それって出席日数とかヤバくね? 交通事故が原因なんだから学校も特段の配慮とかして欲しいもんだな。もしそうだとしても夏休みが補習で丸潰れになったりするんだろうか。


 いやいやいや、きっとトラックに衝突する瞬間に戻るんだろう。そんなことを考えているうちに大作は眠りに就いた。


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