死後の世界と神
更新が遅れて申し訳ありませんでした。
気が付くとそこは、白い世界だった。
辺り一面真っ白で何もない、何も聞こえないとても幻想的な世界。
「ここは何処だ?」
頭がまだ寝ボケているためか、在り来たりな言葉しか出てこない。
徐々に意識がハッキリとしてきた、と同時に記憶も大分戻ってきた。
「そうか、俺はあの時トラックに跳ねられて……」
「次に目を覚ましたのが、確か俺の葬式で……」
って事はまさかここは
「天国なのか〜〜」
思わず大声で叫んでしまった。
しかし、その声は響かない。
兎に角、俺はココが何処なのか知りたくて少し辺りを歩いた。歩いている内に目が慣れてきたのか少し先まで見える様になってきた。
すると、少し先に金色に輝く何かが見えてきた。
不思議な事に俺はその何かに吸い込まれる様に近づいていった。
先ほどから結構歩き回っているのにも関わらず運動中の疲労感みたいなものが全くない。
ゾンビってこんな感じなんだろうと何となく思った。
いったいどれくらい歩いたか分からないが、かなり遠かったであろう何かの前まであっという間に俺はたどり着いた。
俺は今、巨大な門の目の前に立っている。
門は朱色で人間の10倍くらいの大きさがあり、目の前に立って見ると圧倒的な威圧感を感じる。
(沖縄にある守礼門の巨大版みたいだなー)
本来の自分であれば、絶対に触れることはしないのだがなぜか「開けなくては」と感じ、その大きな門に俺は恐る恐る手を伸ばして門を開けようとした・・・・・・・・・・・・・・が
まだ触れてもいないのに勝手に門が開いた。
それはここへ来ることが分かっていたかのようだった。
俺は壁をつたいながら恐る恐る中へ入っていく。
門から少し離れると、突然後ろの門がバタンと勢いよく閉まり、周りが真っ暗になる。
それからもまた突然で、通路の奥の方から順に火が灯されていく。
俺は周りが突然と明るくなったことで瞬間的に目を閉じた。
目を開けると先ほどいた通路とは違い大きなドーム型の部屋の中央に俺はいた。
咄嗟に後ろを振り返り、そこにあったであろう大きな門を慌てて探した。
壁をペタペタと触るがびくともしなく本物の壁であることを物語っていた。
門はきれいさっぱり無くなったのであった。
それどころか通路から部屋へ転移したのであった。
普通では信じられないが、転移した考えなければ説明がつかない。
焦りを感じながら辺りをキョロキョロと見回していたら1人のおじいさんが立っていた。
そのおじいさんは白髪の頭・へそまで届きそうな長いひげ・木製の杖といった典型的なザ・仙人みたいな人だった。
「やはり、来てしまったか」
悲しみに満ちた目で俺の事を見ておじさんが言った。
俺は焦りを悟られない様に冷静なフリをして言葉を返した。
「えーっと、どういう意味でしょうか? それと、どちら様でしょうか?」
冷静さを取り戻しつつ、さっきおじさんが言った事について考えたが、全く意味が解らん。来てしまったって事は、もしかして俺来たらダメだった?もしくは立ち入り禁止だったとか?
「まずは、お主に謝らなけばなるまい。今回は本当にすまんかった。」
唐突に深々と頭を下げてきた。
(何の事か全く解らん上に頭を下げてきた。)
俺はますます今のこの状況が分からなくなり軽く混乱状態になった。
「い、いえ、何の事か全く解りませんが、とりあえず頭を上げてください。」
兎に角頭だけでも上げてもらわないと話が進まない。
今のままでも十分分からないけど。
「ありがとう、それでワシが何者かと言っておったな。ワシの名はシン、神をやっとる」
は?、それを聞いた瞬間俺の頭の中は真っ白になった。
今、何て言った?カ・ミ?God?
「え、え、え、ええええええええええーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
マジで〜、本物の神様〜
「ほほほ、そんなに驚くとは思わなんだ」
そりゃ〜驚くでしょう。
だって神様でしょう、カ・ミ・サ・マ
それから正気に戻るまで数秒かかった。
何せ相手は神様、失礼があったら即地獄行とかにもされかねない。
ここは丁寧に丁寧に。
「そそそ、それで先程はな、何故突然謝られて来られたのですか? 来てしまったと最初におっしゃていましたが・・・・・はぁ、もしかしてここは神様のお部屋か何かで入ってはならない場所だったのでしょうか?」
どうしよう、どうしようと頭の中がパニック状態になり、周りをキョロキョロしながら頭を抱えた。
即刻、地・獄・行があたまをよぎった。
「まぁまぁ、まずは落ち着くのだ。地獄になんぞ送りはしないから、まずは落ち着け。」
神様の落ち着けと言われ、何とか気持ちを沈めた。
気持ちを落ち着けると神様は再び話し始めた。
「そうじゃな、まずは色々とお主に話さなければならぬことがある。お主には知る権利があるからの〜。その上でお主に一つ頼みたい事があるのじゃが……話だけでも聞いて行ってはくれぬか?」
神様は話だけでもと提案をしてきた。
(頼み事か、まぁ、話を聞くだけならいいか。)
「わかりました」と俺はこたえた。
それから、長い長い話が始まったのだった。
どうだったでしょうか?
最近はまた忙しくなってきました。
更新が遅れるかもしれませんがどうぞよろしくお願いします。




