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犬の話  作者: SHIRATORI TOSHIHIDE


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12話 新しいみち


ボクのお部屋はね、カーテンを開けるとお外が見える場所につくってくれたんだ。

そこからお外を見ると、今度はママのお家が見えるんだよ。

なんだかちょっと……ふしぎで、うれしくて、でもきゅーってなる感じ。


とっくんがお休みの日は、

桜の公園にも、海にも、オレンジのお山にも、雪のお山にも……

いーっぱいおでかけしたんだ。すごいでしょ? ボク、もう立派な旅犬だよ。


みっちゃんに抱っこしてもらって、いっしょにテレビを見たり、

ままうさんがお料理してるところで、ちょこっとおやつをもらったりしてね。


でもね……

どれだけ楽しくても、ときどきさみしくなっちゃうんだ。

胸のあたりがぎゅーってして、「ママに会いたいよ」って思うんだ。


そんなとき、ままうさんはボクの気持ちがわかるみたいで、

ママのお家に連れてってくれる。

そこでママの写真を見たり、ママの匂いを思い出したりすると、

ちょっとだけ心がぽかぽかになるんだ。


大好きなみんなが、ボクのこと大好きでいてくれるんだ。

ボクがさみしくならないように、いちばんいい道をえらんでくれたんだよね。


だからボク、ちゃんとわかってるよ。

ボクはね、本当に本当に、しあわせものなんだ。

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