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プロローグ
ずっと中学生を繰り返すのはどうだろう。
勝手に呪いをかけられるのはどうだろう。
せっかくできた友達が、次の年には
自分のことを忘れ年上になるのはどうだろう。
その友達が、死んだことを風の噂で聞いて
どうしようもない孤独感に包まれるのはどうだろう。
「どうして私なの」
そう思うのは、どうだろうか?
魔法少女のように、あるいはサンタクロースのように
1人、世界を救わなければならない。
自分に与えられた超能力の代償に
世界は歪んでしまった。
死ねば変わるのかと思えば、
不死であることを思い出す。
呪いに操作されるかのように。
まるでゲームの世界のように。
そんな彼女が世界を救うために
日々奮闘する、はずの物語。




