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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
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陰智(えいち)持ちなんだが、予想以上に強敵がうじゃうじゃしてる件

作者:猫又 猫矢
俺の名前は黒和泉 暗(くろいずみ くらい)苗字どう考えても黒泉でいいのにいちいち黒和泉と書かなければいけないことに腹が立っている普通ではない人間だ。

この世界には魔力がある。魔力があればなんでもできる!魔力は万能!魔力は神秘!と言っても、俺は魔力を持たない。

生まれた頃から憧れていたんだが、書物を読んでこの世界には絶望しかないことを知った。この世界では魔力は生まれつき変化しないらしく魔力を持たずに生まれたらそれから何をしても魔力は持てない。

...絶望しかなかったが、それでも魔力を欲した俺は幼少期からずっと魔力の代替品について研究していた。誰にもバレないようにね。

そんなある日、ついに実態のない黒いものを作ることができた!成功だ!と思っていたんだが、徹夜しすぎて狂っていたらしくただの影だった。

ただその時の俺は頭が狂っちゃったのかただの影でありながらそれを俺だけの神秘、叡智と思った。そして影について研究をし始めた。

影は光のないところにある、そんなことは誰もが知っている。でも狂っちゃった俺の脳は逆に考えてみたんだ。光がない・遮られた所に影があるのは影が力を失った状態だから、そう思った俺は"影の力を取り戻そう"とした。

───その時だった。いきなり影が動き始めたんだ。意思を持つように、いや実際意思を持ったんだ。

影が俺に語りかけたんだ。

「陰の力に気づいたのは貴様が初めてだ。よかろう、我の力を与える。陰の智...陰智(えいち)を!!」

俺は心底驚いた。この世界は魔法が超常的な力であり剣などでそれを起こせるものがいてもそれは魔力によるもの...

魔力が支配する世界で、陰智という新たな力を持った俺は特異点...つまり憧れられる側となったのだ!

それから、なんやかんやあり冒頭に戻るのだが

「はあ、なんで俺がここにこなきゃいけないんだか...」

そう、今俺はとある所にいる。正式な場面では新界と呼ばれる地...ダンジョンだ。

地下に続く層で分かれたこの新界の調査に行くこととなったのだが、その理由は陰智の完全化...意思持ち影によると新界でなんやかんややって封印を解けば真の陰智を与えてくれると...

俺はそれを求めて新界探索を始める!!

と、言ったが新界にいる生物は全員やばすぎるって話だ。

※投稿不定期
1.新界冒険の開始
2025/07/14 18:30
2.早速ピンチ
2025/07/14 18:40
3.危険は立て続け
2025/07/14 18:50
4.仲間
2025/07/14 19:00
6.次層
2025/07/17 18:30
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