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薔薇:1本→「ひとめぼれ」「あなたしかいない」


 さて、物語と言うものは本編や番外編、あるいは語られなかった物語など様々なものが上澄みの下の方にひしめき合っていて、読者が垣間見れるのはほんの一部であると、王都で歌う吟遊詩人は嘯く。彼らはルシウス・コルヴィナスの英雄譚を吟じながら、それらが事実であるかあるいは誰かにとって都合の良い砂糖菓子の塊なのか、そうしたことは気にしていない。美しい物語を口にして、それらを聞いた人々の耳から心に沁み込んで、「あぁ、これが本当なら良いのに」と胸に何か、咲けばそれでよかった。


 さて、王都の下町。貴族の華やかな居住区から外れ、平々凡々な宿の一室。メフィスト・ドマの部屋の隣にカッサンドラの部屋は用意されていた。「こんな粗末な場所におれのカッサンドラを寝かせられるか」と早々に運び込まれた、豪華なベッドと黒い絨毯。燭台の薄暗い光に包まれて、黒ぶち眼鏡の奥の瞳が、妖しく光る。

 

「なぁ、そういうわけで、アンタ。なぁ、カッサンドラ。暫く大人しくしててくれるよな?」


 メフィストは、ベッドに腰掛け、カッサンドラを膝に乗せようとしていた。だが、彼女の身体から発する「バジッ」という静電気のような力が、彼の手を弾いた。


 「はぁっ? またかよ!さっきは……くそが、ルイスの前だったからか!」


 メフィストの指先が焦げ、煙が上がる。彼の苛立ちが、部屋に響く。舌打ちをするが、メフィストにはこの力が何なのか、わかっていた。あの化け物、怪物、異常者、正義の執行者。呼び方は何でもいいが、ヴィクトリア・ラ・メイ伯爵令嬢。この体の本来の持ち主は「カッサンドラの王子さま」にルイスを指名して、設定した。メフィストは「論外」ということで、「触るな」「近づくな」「死ね」と、全力で拒絶しているのである。


「メフィスト、なんか、ごめんなさい。なにこれ?」


 カッサンドラの方は爪でひっかくほどの痛みも感じない。自身の身体の変化もよくわかっていないようで、不思議そうに首を傾げる。メフィストの瞳が、鋭く細まった。


「ッチ。いいから、アンタは俺のそばにいろ。外は危険なんだ。わかるよな?」


 彼の声は、甘く、だがどこか脅迫的だった。


 うん、なるほどな。と、カッサンドラは表面的にはニコニコとしながら、よし、今すぐ逃げようと考えた。


 さて、この喜劇、悲劇、あるいは誰かの絵本の中で演出家、脚本家、主演俳優と役割が決まっている中で、完全完璧に「イレギュラー」な存在がいるとすれば、それはカッサンドラ、またはカッサンドラの役割を与えられた「XXX」という日本人の女性の魂である。


 素直で思いやりがあり、自分の行動で他人に迷惑をかけることを配慮できる人間であれば、これまで散々世話になった、そして自分の保護者的な立ち位置であるメフィストが「傍にいろ」「危険なんだ」と言い聞かせれば、多少の不信さがあったとしてもひとまずは大人しくできるだろう。

 だが残念なことに、そして、()()()()()、カッサンドラ、または「XXX」はそんな風に行動はしない。


「わかったわ。大人しくここにいればいいのね?」

「あぁ、そうだ。俺はちょっとルイスに用があるからな。ちゃんと待ってろよ。飯は何がいい?パンケーキか、それとも果物に生クリームがたっぷりはいったフルーツサンドがいいか?アンタが望むものは何でも用意してやるからな」


 カッサンドラが大人しく椅子に座って頷けば、メフィストの機嫌がよくなる。甘やかすような言葉をたくさん贈って、ここにいてくれよと念を押した。


 メフィストがしっかりと部屋に鍵をかけて、ついでに窓にひょいっと魔法で鉄格子もつけておいて満足して出ていくのを確認すると、カッサンドラは「ヴィクトリア」と小声で自身の雇い主を呼んだ。


「ここから逃げたいの。協力してくれるわよね?」

『ふふ、まぁ。あら。良いのかしら?あの悪魔が怒るわよ』


 ふよふよと、カッサンドラの目の前に自称ヴィクトリアの幽霊が見える。面白そうに、満足そうにカッサンドラを見下ろす彼女は、カッサンドラの眼には狂人には見えなかった。


「自称、じゃなくて、本人確定完了ってことでいいのかしら。ヴィクトリア」

『最初からそうだって言ってるのに……やっと信じてくれたのね』


 これまでと少し雰囲気の変わったヴィクトリアを見て、カッサンドラは軽く首を傾けた。


「どうしてさっき、ルイスが入る時に姿を現さなかったの?」

『あなたたちの邪魔をしたくなかったのよ。XXXXX』


 ヴィクトリアはカッサンドラの名を呼んだようだったが、それは別の音のように聞こえて、そして聞き取れなかった。


 この部屋からの脱出を、ということでヴィクトリアは『天井の板を外したら屋根裏に出れるんじゃないかしら』と提案した。カッサンドラはテーブルに椅子を乗せて「あ、いけそう」と勝算を見出す。


『でもいいの?あなたはメフィスト・ドマが好きでしょう?』

「え?いえ?恋愛感情が芽生えるほどの交流はしてないわよ?」

『あら!そう。XXXXXは好きだったと思ったけど、そう!』


 よいしょっと、屋根裏になんとか這い上がるカッサンドラを見守るヴィクトリアは嬉しそうだ。


 物音を立てないようにゆっくりと、カッサンドラは屋根裏を進んだ。埃だらけだし虫や小動物の死骸などもあるが、屋根裏なのでそういうこともあるだろうと気にしない。


「わたしの目的は、ヴィクトリア。貴方の望みを叶えることよ。――多分、メフィストは協力してくれない気がする。ってことは、味方じゃないのよ。味方じゃない人と一緒にいるのは駄目じゃないけど、彼は頭がいいし、傍にいないほうが安全だわ」


 カッサンドラはルドヴィカの神を信じる多くの信者がいても「いなくても大丈夫じゃないかしら」と思えば、それが自分の意見になるし、「アンタを守りたいんだ」と真剣な目で告げる人がいても「でもそれだと私の希望はかなわないし」と思えば「邪魔だなぁ」と逃げ出す。


 人がこうして欲しいと思う行動を、自分の直観とその時の思い付きで台無しにできる。それがカッサンドラ、あるいは日本人のXXXだった。ヴィクトリアはそれを満足そうににこにこと見守り、脱走者は宿屋からの脱出を成功させた。





 王宮に行くべきだと、ヴィクトリアは提案した。


「……なんで?」

『ルシウスがそろそろ、レオニスのところに行く頃じゃないかしら』

「それも貴方の脚本通り?ヴィクトリア」


 夜道を進むと、不思議と周囲の視線はカッサンドラを捕えなかった。正確には一度だけ、あまり柄のよくない男がカッサンドラを路地裏に引きずり込もうとしたのだけれど、名もない男がカッサンドラに触れ、そしてヴィクトリアが男の名前を呼んだ。その瞬間、男はヴィクトリアが名を呼んだ男の役割を与えられ、産まれや生い立ち、過去のトラウマなどを全て「再設定」されてカッサンドラの前に立って、過去のトラウマからカッサンドラのような年齢の女性には暴行できないことになった男は、呻き泣きながら蹲った。


 この人、まるで物語の作者のようだと、カッサンドラは感じる。


 彼女が視認したもの、あるいは「これはこう」と定めれば、この世界の人物は「そう」なるようだ。ただそれは「まだ配置していなかったからできる」とヴィクトリアは言う。始めるときに配置したもの、決めたものはもう動かせない、とも。


「…………貴方にとって、ルシウスは、駒にしても良い存在だったの?」


 王宮を目指しながらカッサンドラはふとヴィクトリアに尋ねる。

 責めるわけではなく、単純な、ある種の下世話とさえ言える好奇心だ。


『……』


 赤い髪に青い瞳、真っ白いドレス姿のヴィクトリアは美しく微笑む。


『罪悪感を持つべきだと?』

「いいえ。貴方が覚悟を持って、神様を殺そうとしているのはわかってるつもり。でも、ルシウスはあなたの名付け親でしょう?……いいのかなって」


 カッサンドラは薄く透けるヴィクトリアの幽霊を見つめた。微笑むばかりで答える気がないのは明らかだった。ただ、カッサンドラとしても彼女の本心、傷つけている自覚がある、あるいはない、などということを暴きたいわけではなかった。


『欲しい結末があるの。それを見ることができるなら、私が支払えるものは何でも支払うわ』


 ルシウス・コルヴィナスへの敬愛も。と、ヴィクトリアは言外に告げているようだった。


 ヴィクトリアは王宮についてとても詳しかった。裏門のとある一画は、騎士団の監視が薄い隙間があり、ヴィクトリアの案内でカッサンドラは王宮に侵入することが出来た。

 地下回廊を抜け、王宮の秘密の通路へ。そこは、薔薇の大君が愛した、薔薇の意匠が刻まれた石壁の通路だった。


 「…………っ、ん。ぐっ……」


 回廊を進むにつれ、カッサンドラは自分の身体が重くなるのを感じた。体が熱くなり、自分の心臓の音がうるさく感じる。ここでカッサンドラは「心臓?なんで?」と今更な疑問を感じるが、死体人形の七不思議だろうと意識の隅に追いやる。自分の身体が死体だろうが生者だろうが、行うこと、目指す事に変化がないのであれば些事だった。


「…………貴様が、ドマ公爵令嬢か?」


 通路の奥、燭台の光が揺れる広間に、誰かが待ち構えていた。


 べっどりと黒髪に死んだ魚のような濁った灰色の瞳の中年男性だ。やせ細り、顔色は炎に照らされていても青白く不健康そうだった。


「……?誰?」

「この国の宰相だ」

「……………クロヴィツ?」


 カッサンドラは「物語の本編」での記憶を思い出した。宰相クロヴィツ。皇帝クラウディアを傀儡として私腹を肥やした悪役、である。元々は雑用係だった男が、薔薇の大君の亡き後、クラウディアを篭絡してのし上がったとかなんとか。そうした知識を思い出していると、クロヴィツがカッサンドラの腕を掴んだ。


「ぐずぐずするな。じきに見回りの兵が来る」

「……??あの、てっきり……「クックック、よくノコノコと捕まり来たな」とか悪役ムーブされて地下牢に放り込まれる感じかと……」

「…………ヴィクトリア・ラ・メイの代役は頭が弱いのか。残念なことだ」


 うんざりとした顔を隠すことなくクロヴィツはカッサンドラを一瞥し、すたすたと歩き出す。


「一々説明せねばならんのか。貴様を匿ってやるというのだ。ルシウスはまだ来ていない。それまで王宮をウロチョロされては面倒なのだ」

「匿う? 」


 いつのまにかヴィクトリア・ラ・メイの幽霊はカッサンドラの傍から消えていた。呼べば出てくるような気がしたが、カッサンドラはクロヴィツは自分に敵意がないことを感じ取り、とりあえずついていくことにする。


 クロヴィツは、静かにカッサンドラを奥の隠し部屋へ導いた。


 隠し部屋は、薔薇の間と繋がる小さな礼拝堂だった。壁には、薔薇の大君エリザベートの肖像が飾られ、燭台の炎が揺れる。クロヴィツは、扉を閉め、カッサンドラを見据えた。


「……………黙っていると、確かに、皇帝陛下によく似ている」

「……薔薇の大君の方?」

「…………いや、貴様の方が……ラ・メイ伯爵令嬢よりも、より雰囲気が似ているやもしれん。実の娘より面影があるとは奇妙なものだが」

「……………実の娘?」


 おいちょっと待て、なんだその情報、と、カッサンドラは顔を引きつらせる。だがクロヴィツはカッサンドラの驚きに構う気がないらしく、ふむ、と口元に手を当てて何か考えているようだった。





 花のように無邪気に笑う少女の瞳が好きだった。


 苦界にいたことは知っている。自身を「汚れている」と自嘲するクラウディアに、ただの雑用係だったクロヴィツは慰めの言葉一つもかけられなかった。

 薔薇の大君の妹という身分を与えられ、慣れない礼儀作法や帝王学を必死に学ぶクラウディアを、ただじっと見つめてきた。

 クロヴィツは、産まれた時から「醜い」と親にも憎まれ嫌われ、僅かな金で売られた。人の顔色を窺い、口数少なく、ただ殴られないことだけを願って生きてきた。

 転機が訪れたのは、激しい戦場。ドルツィア帝国の敵国に従軍し、下働きとして線上にいたクロヴィツは捕虜として捕らえられた。黙って、命じられることだけをしようと、これまでの人生の通りにしようとしていたクロヴィツだったが、ふと二言以上長くしゃべったのを皇帝が偶然耳にし「声が良いな?」と興味を持たれた。


「妹に、やさしい話をしてやってくれ」


 皇帝はクロヴィツにそう頼んだ。奴隷の娘が皇帝陛下の妹になったことはクロヴィツも噂で聞いていた。その奴隷は、戦場にもついてきており、凄惨な状況に心が疲弊しているだろうと皇帝は案じていた。


「……なぜ、わたくしなのでしょう」


 クロヴィツは萎縮する。話をと言われても、学もなく、文字も読めない。あまりにも期待外れだと失望され罰せられる予感しかしなかった。皇帝陛下の命に逆らう恐ろしさより、自身の無能を痛感することの方がクロヴィツは恐ろしく、辞退しようと必死に頭をこすりつける。


「あれはよく目を閉じる。見たくないものが多かったゆえだろう。見たくなければ見ずとも良いが……目を閉じても耳は聞こえるだろう。美しい音が聞こえれば、あれも少しは慰められよう」


 皇帝は傲慢だった。と、クロヴィツはこの時のことを繰り返し思い出すたびに思う。クロヴィツの恐怖も、無学さゆえの羞恥心も、クラウディアの苦しみも何もかも、聡明な皇帝はわかっていて、「でもまぁ、それはそれで」「こうした方がいいと思うし、こうしたい」という自身の考えを優先させた。他人を振り回す、のではなくて、従わせる厄介さがあった。


 クロヴィツは逆らえず、醜い顔で、美しいクラウディアの前に立つことになった。



    *



 皇帝クラウディアの寝所には、若い男の出入りが途切れない。昼夜惜しまず、どうしても執務室にいなければならない時間以外はクラウディアは寝所に引きこもって淫靡に耽った。皇帝の寝所に侍る男たちを手配したのはクロヴィツだった。


 先代皇帝の勅命を受け、目に見えてクラウディアの精神が摩耗していった。最愛の姉の肉を削ぎ、骨を砕き、各地にバラまくという恐ろしい行いは、正気で行えるものではない。


(あぁ……もはや、私の声などでは)


 嘆き、苦しみ、もがき、叫ぶクラウディアをクロヴィツは救う手段を持たなかった。快楽に溺れている時だけ、クラウディアの心は現実を忘れることができると知ってからは、それに縋った。そしてクラウディアは、妊娠している時だけは正気でいる時間が長くなった。


「この腹の中の子をお姉様の子と番わせる……」


 いや、正気とは言い難い状態だったが、使命に燃える瞳は、罪悪感と悲しみと絶望で苦しむ目よりずっとマシだった。レオニスを産んだことを覚えている時もあり、忘れている時もあった。クラウディアは「ヴィクトリア・ラ・メイを王太子の妃に」と、正気と狂気の間で、それを望んでいた。




* 



 吟遊詩人たちが歌う、黒薔薇、クラウディアを批難する歌は王宮にも届いている。クロヴィツはあんな下品な声がクラウディアの耳に届く事のないようにと、皇帝の寝所の扉をしっかりと閉めさせた。


「……………カッサンドラ・ドマ公爵令嬢」


 クロヴィツは王宮にやってきた、ヴィクトリア・ラ・メイの代理人を眺める。


 あの伯爵令嬢とは異なり、上品さはなく、警戒心の強さや賢さは感じるが、自分の振る舞いが他人にどう評価されるのかを気にしない、貴族の娘には考えられない自由さがあった。


(ヴィクトリア・ラ・メイ)


 薔薇の大君の忘れ形見。次世代の薔薇。


 子を産み、死体をバラまくことを目的に大君が生んだ娘。


 かつてクロヴィツが王宮で、ヴィクトリア・ラ・メイにその事実を伝えた時、ラ・メイ伯爵令嬢は「あぁ、そういうこと」と、納得したような顔をしただけだった。


(何を考えているのか、他人に理解されることをそもそも考えていない振る舞いは、母親譲りか)


 クロヴィツはラ・メイ伯爵令嬢の動きを誰よりも注視していた。不審と言えば不審極まりない行動だった。大人しくしていればいいものを、自身を破滅させるような振る舞いを行い、「この女、死にたいのか」と不気味に思った。しかし同時に「死にたいなら死ね」とも思った。


 クロヴィツはヴィクトリア・ラ・メイが破滅するように、そっと後押しした。


 王太子の側近たちにちょっとした知恵を授け、あるいは証拠を捏造して与えた。多少強引な部分もあったが、妙に上手くいった。ころころと坂を転がり落ちるように、ヴィクトリア・ラ・メイは転落していった。


 薔薇の大君の、次の大地に植えられるべき「薔薇の種」が……、どこぞで無残に、ごみのように捨てられたら?


 クロヴィツは、その思い付き、考え、妄想に捕らわれた。


 クロヴィツの瞳からかつての輝きが失われ、苦しみ嘆くか、快楽に溺れて喘ぐしかできなくなった女の姿をこれ以上見ていられなくなった。


 復讐心。


 不信。


 どのような言葉にするのが適切か、クロヴィツにはわからない。だが、「全て無駄だったのですよ」と、クラウディアを抱きしめて囁く結末を、クロヴィツは望むようになった。密かに埋めた血肉や骨を回収し、獣に食わせて糞にした。


 貴方が姉君の死体を辱めて、各地に散らしても、国は侵され、地は飢え、空は荒れた。

 何の意味もないことだったのですよ、と。

 貴方が苦しんで、髪の色が変わるほど苦しんで行った偉業の何もかも、国を救うことはなかった、と。


 ヴィクトリア・ラ・メイが「あっさりどこぞで野たれ死んで」この国の救済手段が何一つなくなったと、それを。


 告げて、聞かせて、知らせて、美しいと言われた声で囁いて、クラウディアの首を絞めて終わらせようと、そのようにクロヴィツは決めた。


「貴様を見れば、貴様を見て、クラウディア陛下も、もう薔薇の大君の血肉はどこにもないのだと知るだろう」





ロクな男がいねぇな!!!!!!!!!!!!!!!

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