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人喰いジェシー   作者: 未々山田
第一章 フローズン村~港町コーネル編 最強の騎士と独立軍
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童話『人喰いジェシー』

『人喰いジェシー』

 

 昔々あるところにジェシーという可愛らしい少女がいました。

 ジェシーはお肉が大好きで毎日お肉ばかり食べていました。

 ある日の夕食。

 

 そんなジェシーを見兼ねたお母さんは言いました。


「ジェシーお肉ばかり食べてないで野菜もちゃんと食べなさい」


 しかしジェシーは、


「やだよ。だって野菜おいしくないんだもん」


 と言ってお母さんの言うことを聞きませんでした。


 怒ったお母さんは、


「野菜を食べるまでお肉はなしよ」


 と言ってジェシーから大好きなお肉を取り上げました。


 それでもジェシーは野菜を食べませんでした。


 それから、ジェシーのご飯からお肉はなくなり野菜ばかり出されるようになりました。


 それでもジェシーは野菜を食べませんでした。


 それから数日経ちました。


 どうしてもお肉が食べたいジェシーは言いました。


「お肉を食べさせてくれないならお母さんを食べてやる」


 お母さんは言います。


「食べれるものなら食べてみなさい」


 怒ったジェシーは本当にお母さんを食べてしまいました。


 味をしめたジェシーは次の日近所のいじわるおばさんを食べてしまいました。


 その次の日ジェシーは村長を食べてしまいました。


 その次の日ジェシーは王国の兵を食べてしまいました。


 その次の日ジェシーは王様を食べようとしたところ捕まってしまいました。


 牢獄でジェシーは言いました。


「これからはちゃんと野菜も食べます。もう二度と好き嫌いをしません。だからここから出してください」


 しかし、ジェシーの話を聞くものは誰もいませんでした。


 そしてジェシーは処刑されてしまいました。


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