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第5話 〜姉と委員長〜 その2

ー石田家ー


姉ちゃんと大宮さんのイチャイチャを見てるのもアレなのでとりあえず家に帰ってきた。


「あぁ〜、暇だな〜。」


とにかく暇な俺。


(由姫に会いて〜な〜)


「ん??」


(ちょっと待てよ…、由姫に会いて〜? なんだよそれ、まるで俺が由姫のこと好きみたいな…。)


(いや、好きなんだ。俺は由姫のことが。)


密かに自分の事実に気づいた翔くんなのでした…。


「あ、そういえば由姫と連絡先交換してねーなー。明日聞いてみよっと」


「ただいまー」


「おかえりー、姉ちゃん」


優香が家に帰ってきた。ほのかに顔が赤い…気がする。

そう思った翔はこのことは優香に言わずに懐にしまった。


ー優香の部屋ー


「はぁ……」


ため息をつく優香。


(放課後のあの子…、なんなんだろう。気になるわね…。)


「ん…?」


電話が鳴った。紗也香からだ。


「もしもし?どーしたの??」


『あ、優香ぁ?ちょっとちょっと…今日の放課後のことで聞きたいことがあるんだけどさぁ…。』


「げっ…」


絶対菜々子ちゃんのことだろう。優香も薄々気づいていた。


(あの時は無意識に菜々子ちゃんにしつこく強く抱きついてたからなぁ)


『げっ…ってなによ、なんか心当たりでもあるのかしらぁ〜〜』


(うっっざ!なんなのよ!もお!)


「はいはい、無いからなに?どうかしたの?放課後。」


『クラスの友達が言ってたんだけどさぁ、あんた翔くんの目の前で知らない女の子に抱きついてたのってほんとなの〜?』


「えぇ。本当だけど?それがなにか!」


『なんでそんなに怒ってるのよ…。でで!その女の子って誰なのよ〜!』


強く聞いてくる紗也香。


「翔のクラスの学級委員長の大宮 菜々子さんよ。」


『へぇ〜。翔くんのクラスの〜。』


「もういいでしょ!?切るよ!」


プチっ!


無理矢理電話を切った優香であった…。



ーその頃の大宮家ー


「はぁ…なんでこんなにドキドキするのだろう…。優香さんかぁ。覚えておこっ」


密かにドキドキしている菜々子さんでした。





本当にお久しぶりです。日向です。随分と間が空いてしまいましたが失踪ではありませんので…。

今回も短いです。少しずつ早いペースで投稿できるようにしていきたいと思ってますのでよろしくおねがいします♪( ´▽`)

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