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生活モニュメント[2]

その瞬間どちらか不要

作者: 袋小路 めいろ

人の為に成りたいと願っては

街中の消火栓みたいな

佇まいで

優しく 優しく

なっている

誰もが

近い気持ちになるから

世界中が固まっている



良いよ

走り出せる人から

走りなよ

そんな気持ちが

必要な勇気を生んでいる

本来なら

不必要な勇気だ

無くても良いモノが

世界中には溢れている

けれど

無くても良いなんて感情が

存在まで脅かす

不必要な感情だ

「メビウスの輪」って名付けた人は

どんな感情になったのだろう



裏表のある世界

その瞬間どちらか不要

直線を描けない僕等は

毎日曲がって生きる

自分の好きな様に

自分の想う通りに

捻じ曲げて生きてる

だからこそ

直線に流れる流れ星に

あんなに想いを馳せるのだろう



水を流す事

水に流れる事

どちらが自由かといえば

水に流れる事

どちらが凄いかといえば

水を流す事

日々の行いが何方かで

僕等の立ち位置は変わる



幸せの裏側なんて

実際

誰も考えて無い

全ての事に裏表はある

だとしても

僕等は幸せを欲しがる

貰った幸せの裏側が

受け入れ難いモノだったら

その時の幸せな顔は

どんな顔になるのだろう

貰ったモノは

「幸せ」という現実に

笑顔になるのだろうか



透明には成れ無い

透明で居る事はできても

実在はする

捨てられてる

ログインIDみたいに

悲しい形でも

実在はする



僕等は透明を使い分ける

実在はしているから

雰囲気として活用する

存在の大切さを訴えながら

存在が無い方が良かったりする

その瞬間どちらか不要

直線を描けない僕等は

人生曲がって生きる

自分の好きな様に

自分の想う通りに

捻じ曲げて笑顔になる

だからこそ

直線に流れる流れ星に

あんなに想いを馳せるのだろう












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