獅子山 深紅のRPG
深紅の獅子と黒い怪人。
これは私の物語。
最後の方、リズムがすごい崩れてます。ご了承下さい。
装飾品イコール、書いている話の内容やそのタイトルです。
赤はラノベ、黒は自分の書きたいもの。目指すもの。
そういう世界が
嫌いなわけじゃない
だけど、私のやり方じゃない
その道はあえて逸れて行こう
実力で勝つんだ
未来の自分と指切り
約束したあの日
私は箱を飛び出した
初めて見た外の世界は
色の大洪水
様々な世界観から
初めましての声を聞いた
カラフルな世界の人望
どんな色が人気なのかは
一目ですぐわかった
そんな中
私より少し前に旅に出た
一人の怪人に出会った
君が身につけている、人気からかけ離れた色
それが一番イケている
私の目に映ったその漆黒
混じり気のない色が
とても鮮やかで
彼の行き先の地図を
少しだけ見せてもらった
怪人は
優しかったような気がする
箱入りはもう終わり
広い世界の頂点に立つんだ
たった一人の人間が
無謀ゲーム画面に躍り出た
「そういう世界だ
好き嫌いは言ってられない」
だけど、私のやり方じゃない
その道を逸れようとした私を
常識人の村人が笑った
未来の自分が今の自分
約束したこの手
私は朱に交わりかけていた
初めて垣間見たチート世界は
錯乱の天気雨
人気だけを求めていれば
賞賛の声が聞けるかも
カラフルな世界の現状
一番強い赤色、似合わないくせして
身につけて小躍りした
そんな時
前にも出会ったような
一人の怪人と出くわした
君が身につけている黒、その色
強者ぶってつぶやく『弱そうだねぇ』
あの日目に映った漆黒
混じり気のない色が
高速で迫ってきて
私の頬を打ち
赤い装飾品は飛び散った
怪人は
黒く短い舌打ちをした
らしくない夢は終わり
広い世界の頂点、立つんだろ?
たった一人の人間は
失った黒の感動を思い出す
探し物をしています
ぐちゃぐちゃの戦場
村人の嗤い声
目が回るほど冷たい雨が
ほら、光と共に降ってくる
あったあった
大事な武器
もう失くさない
飾らないボサボサ黒髪ヒロイン
派手な設定は捨ててさ
私の世界観は
何にも染まらない君の色
朱よりも深い私の色
最強だろ?
ロールプレイング
命はたった一個で挑むよ
生まれ変わりは要らない
異性にも囲まれない
ただ、自由で自由で自由な
この世界に
深紅の羽広げて
赤より深い紅を手に入れろ
目覚めよ、若獅子ヒロイン
自分の気に入らないものがあるのなら
牙を突き立ててねじ伏せてやれ
行方不明の怪人
いつかまた会えたら
よくも殴ったな、って
お礼を言わせてもらおう
改めて世界を見渡した
強そうなヨロイをつけた人々
対して、パーカとジーンズの私
負けない?
『たぶん』
揺らがない?
『絶対』
何になりたい?
『指切りした未来の自分』
よーし、上等だ!
ゲームを始めますか?
▶はい
いいえ
『はい』
ラノベを批判するわけじゃないです。ただ、自分が進みたい道を私はすっかり見失っていました。
自分には似合わない。やっぱり世界観重視の微ファンタジー小説が好きです。
わかりにくい詩ですみませんでした!