12話 ロリはやっぱりロリ。
お久しぶりです!
ロリはロリだぜ!
「ということで”兄さん”。タメ口で行きましょう!!」
…と言われたのであるが…。どうすればいいのか
「悪魔…って呼ぶのか?ってことは。」
「うん。そういう事だよ。兄さん。」
「悪魔は”兄さん”なのか…?」
「今日は兄妹って言ったじゃ〜ん!!さすがに”お兄ちゃん”とかは子供っぽいと思って…」
うわ〜タメ口でどんどん来られてる…早えよ…しかも子供っぽいって…鈴音言ってるんだけど…
「コホン…じゃあ…悪魔。どうしようか今日は。」
「兄さん、テレビゲーム持ってるでしょ?それで色々遊ぼうよ!」
笑顔の悪魔ちゃん。
「いやー、僕テレビゲームは持ってるけど、基本的に野球とサッカーゲームしかほとんどやった事ないんだけど…。」
「大丈夫!私も下手だし、ある程度覚えたらだいたい出来るって!多分…。」
すげえ最後の”多分”で不安にさせるなあ…。
「で、結局何を持ってきたの??」
「うん、えっと…」
カバンを漁る悪魔ちゃん。
「あ、あった!これだよ!」
一つのソフトが出てきた。
「え…?これって…」
外箱が、なんか戦っているやつだった。
「ん?格闘ゲームなんだけど?」
「え!?悪魔ってそんな、格闘ゲームするの!?」
「うん…昔から、家にあってね…ずーっとやってたものだから…」
ロリっ子が、格闘ゲーム…?なんでそうなるんだ…
まぁ良いけどね…
というわけで、ゲーム機にソフトを入れて起動する。このゲームは、ちょっと前に友達の家でもやった人気作品だった。
なんともロリっ子に似合わない格闘ゲームである…とか言ったら偏見か。
「これは、結構簡単にできるようになってるから、すぐに兄さんでもできると思うよ!」
そう言って近づいてくる悪魔ちゃん。
「前にも友達の家でやったことはあるんだけど、操作方法定かじゃなくってさ…」
「そうだよね。えっとね、まず攻撃から言うと、×ボタンでキックして、◯ボタンでパンチだね。あとは…」
事細かく、ていねいに教えてくれる悪魔ちゃん。こんな感じの妹も実際にいそうだなと思う。いつも高1なのにこの低身長。ロリっ子。その内容でいっつもいじられていて、また中身までロリっ子全開だからまたまたいじられているのだが、はっきり言うといい子だ。めっちゃ純粋ないい子なのだ。この子がロリじゃなかったら、普通のいい子でみんなから慕われそうなのに、現実はいじられキャラだからね。大人っぽい悪魔ちゃん想像できないもんなあ…
ふと、自分の能力を思い出した。そうだった。自分はそんな中身をステータスで見れるんだった。透桃の件でもういじるのはしばらく封印したいが、少し久しぶりに覗いてみよう。
不知火 悪魔 (シラヌイ アクマ)
性別 女 B・W・H n/a・n/a・n/a
HP 30 筋力30 走力 35 頭脳 55 器用 70 容姿 70 精神 40
タイプ ヒト-ロリ
残り 55
スキル ロリータ系女子
なんだこの顕著に悪魔ちゃんを表しまくっているステータスは。
タイプに『ヒト-ロリ』って書いてるんだけどそういうロリとかってもうタイプで決まっちゃってる感じなのか?生まれながらに決まっちゃってるのか?おかしいだろ色々とそれは…。
スキルにも『ロリータ系女子』って書いてる。これ、女子って書いてるってことは、『ロリータ系男子』でもあるのだろうか。それはショタか。
スキルは詳細が見ることができた。
【スキル詳細】
・ロリータ系女子
このスキルを持つものはせいちょうがすべてのおいてロリっ子方向になる。あくまでも合法。特定の条件をクリアする事で解除可能。
いかにもロリじゃねえか。しかもこの”あくまでも合法。”っているかこれ。特定の条件をクリアする事で解除可能らしいが、特定の条件は明記されてなかった…
これはもろに悪魔ちゃんはこのスキルのせいでロリになってしまってると考えるべきなんだろうなぁ…
「あれ?どうしたの兄さん。」
悪魔ちゃんが聞いていた。ぼーっとしているように見えたのだろう。
「あ、ごめんごめん。なんでもないよ。」
世界は何事もきちんと理由があるもんなんだなあと感じる和音であった…
格闘ゲームを行う二人。だが…
「なーんでそんなに強いんだ悪魔…全く歯が立たないんだが…」
「へへへ…昔からやってるから多分経験値の差なのかな?」
少し自慢気な悪魔ちゃん。
「うますぎて何回やった所で無理なんだなあ…イメージと違うよ…格闘ゲームがこんなに上手いなんてさ…。」
「そう言われても、やっぱりずっとやってきたから難しい技とかできるように自然になっちゃってて。えへへ。」
そんな悪魔ちゃんに悔しくなった和音は、自分のゲームソフトを取り出した。野球のゲームだった。
「悔しいからこれで勝負しよう!!野球なら負けないはずだ!!」
「うおっ!望むところです兄さん。勝っちゃいますよ〜!」
二人とも意地の張り合いだった。
試合開始。
『さて、ピッチャー第1球…投げました!打ちました!!大きい!!ホームラン!!』
「よっしゃあああ!!」
「あー…初っ端に行かれっちゃった…」
和音がいきなりホームランを放ち、いつもやっている意地を見せた。
『4回を終わりまして、3-0で…』
「さすがにここは勝たせてもらうよ…!」
「まだまだこれからですよ〜!!」
「いいぞー!!」
めっちゃ盛り上がる二人。ここで比較的余裕を見せている和音。
……だったのだが。
『2アウトランナー2塁3塁。チャンスです。』
「うわー、いきなり打ち込まれだしたぞ…」
「へへー…もう慣れてきたよ兄さん。」
『ピッチャー第1球…投げました!打ったー!!これはもう文句無し〜!!!』
「あああああああああああ!!!!」
「やった〜!!これで同点だねっ!」
「くっそお…」
『同点となり、バッターは4番です。ピッチャー第1球…投げました!打ったー!!これも行くかああ!!』
「ア”ア”ア”ア”ア”…」
「やったー!!!」
あっさり逆転を許し…
『この試合は5対4…』
「…負けたぁ…」
和音はがっくり。悪魔ちゃんに逆転負けを喫した。
「勝てると思ってなかったから嬉しい!!」
「くっそお…もう一回やらせて…」
2人は何回も試合を行って、楽しんでいた。
「あっ、もうこんな時間じゃん…」
時刻は17時を過ぎていた。
「今日はご飯どうするの?兄さん。」
「うーん、いつも作らないからカレーくらいしかできないんだけど…いいかな?」
「全然いいよ!材料はあるの?」
「あ…ないなぁ…買い物に行って来なきゃ。僕が行ってくるから…」
「いや、私も行くよ兄さん。」
「え?…いや、僕は1人で大丈夫だけど…」
「一緒に行かせて。なんで今日私が、来たのかもう忘れちゃったの?」
「あっ…」
そうだ。悪魔ちゃんは留守番できなかったんだ。なにを言ってるんだろう僕は…
「ごめんごめん。行こうか。」
2人で買い物に出かけた。
近くのスーパーに買い出しに行く。
「なんか、年離れてるように見えそうだなぁ…」
「!1個しか離れてないのにその言い方は…私をまたロリ呼ばわりするんですね…」
悪魔ちゃんが、冷たい目で見てきた。
「ごめんって悪魔…。」
「でも、兄さんって羨ましいよ。こんな生活してるなんて…」
突然悪魔ちゃんが言い出した。
「え?普通の生活だけど…?」
「家も広いし、特に周りのみんなだよ…姉妹がいて、幼なじみがいて…みんな可愛い女の子だしね…。」
「あー…そうだよな。周りの男子に妬まれるくらいだよ…。」
周りが一変しただけなんだけど、これは周りからずっと言われ続けてる。
「色々気をつけておいたほうがいいと思うよ…多分。」
怖いこといきなり言わないで悪魔ちゃんよ。
「やりずらくなりそうだな…」
「兄さん。材料入れてるの?」
「あっ、えーっと、玉ねぎ、人参…。」
和音も買い物はいつも任せっきりなので慣れていない。
悪魔ちゃんはカートを押している。なんか可愛い。
「あ、ルーどうする?悪魔。どの辛さがいいよ?」
「?…えーっと…中辛…かな。」
ボソッと言うが、明らかに無理をしている悪魔ちゃん。
「…悪魔…?無理をするな…な?」
「はい…甘口でお願いします…兄さん…」
ロリっ子が背伸びをしていた。
そんな事するからロリっ子感が増すんだけどな……
感想とかあればお願いします。




