第3話 誓い 学園 ニアの驚嘆の趣味
ニアの趣味とは…?
ええとだな。これは何と言い表せばいいのだろう。
お姫様ことニアとの契約を終えていた所、夜食の報告をしにいった所、彼女の部屋が恐ろしい雰囲気だったのだ。机の上にあった大量の本は見たところ、BL的な、薔薇関係のがかなりあったのだ。開いた所、言い表せばノクターン行きになる感じ。恐ろしいことこの上ないのだ。
と、兎に角居なかったので後にしたほうが身のためと、直感的にそう感じた。ニュータイ〇もこんな感じで感覚掴むのか。と思ってしまう。そんな何気ない五分だった。
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「…で、御用とは?」
夜食後、国王からの報告で、国王ことデュランダル王に呼ばれていた。
「いや、何。君には学園でニアの護衛兼体術の指導を行ってもらおうかと」
「…後者は無理です。」
「貴様!」
あれ?ミレアまでいんの?
「構わない。後、ミレアの剣術指導も頼む。」
「こっ国王!?」
何とまあ展開の早いこと。
「何故?」
「彼女は前日の試験でもあった様に、完敗であった。それだけならばまだしも、トップを争う奴だ。このままでは国の威厳にもひびがつく。」
「そこで、私に指導してもらい、実力をつけて勝てと。」
「そう。」
「…分かりました。ではもう一つ。学園では護衛のことは了承ですが、体術の指導とは?」
ところで、ミレアが空気になってるのは気にしない。
国王…ミレアがあっさり負けた事は気にしていない
ミレア…ゼフュロトに負けた事をまだ半分受け入れてない
ニア…まさかの腐女子発覚
ゼフュロト…「それよりミレアとニアが空気な件」
次回 世界の常識&学園について。