第99話 女の子たちと冬休み? 12月23日
やっと冬休みですねー
前作では冬休みで1章が終わりましたがこれはまだまだ続きますよー
続けられるかな…?
とりあえず本日テストが終了しました。
古典とかなくなればいいのに……
古典の勉強をしていたらなぜか涙が出てきました。
ライオンに素手で戦いを挑むようなもの。これが古典を勉強した感想です。
「冬休みです!」
「冬休みは宿題が無くていいね~」
「う~……私は書初めがあるよ……」
冬休みに入って浮かれている居候メンバー(優里を除く)
「詩織はもうすぐ受験だからな。頑張れよ?」
「うん!絶対お兄ちゃんの後輩になるから!」
「おう、頑張れ」
「もうすぐクリスマスですね~」
「そうだね!優里はケーキでも作ってくれるのかな?」
「別にいいわよ」
「今年もサンタさんは来てくれるかな~」
「「「!?」」」
詩織の発言に全員が驚く。
緊急会議開始。
「(なあ、これって冗談だよな?)」
「(さすがに詩織でもサンタの正体くらいは知ってるでしょ)」
「(友達が教えてくれたりするもんね普通)」
「(でも詩織が純粋すぎて教えてあげられなかったっていう可能性も……)」
「そしてもうすぐ私は15歳!」
「「「!?」」」
またしても詩織の発言。
「あれ?詩織の誕生日はいつ……?」
「12月25日!これで15禁ゲームもできるよ!」
「(また予想外な……)」
「(誕生日と被ってるのにサンタの正体知らないの?)」
「(普通クリスマスに近い誕生日の人は誕生日プレゼントがないかクリスマスプレゼントがないかですからね……詩織はおそらく前者なのでしょう)」
「(詩織に正直に話す?)」
「(なんかあんな純粋に信じてると話しにくいよな……)」
「(まあサンタ役は亮で決定ね)」
「(衣装とかは私に任せてくださいです)」
「(亮くん頑張って!)」
「お兄ちゃんたちどうしたの?」
「な、なんでもないぞ!」
「クリスマス楽しみね詩織」
「うん!」
とりあえずクリスマスが大変そうだ……
「(亮)」
小声で優里に話しかけられる。
「(どうした?)」
「(ちょっとクリスマスの買出しに行かない?)」
「(まあ詩織のプレゼントも必要だしな)」
俺と優里は3人に声をかけてから家を出る。
円と結衣は詩織を連れて誕生日プレゼントを買いに行った。
~亮・優里~
「なんか亮と2人で出掛けるの久しぶりね」
「そうだっけか?」
「そうよ」
「もしかして2人きりになるのを楽しみにしてたとか?……なんてあるわけ」
「なっ……なっ……」
優里の顔が真っ赤だ。
「冗談のつもりだったんだけどなー」
「楽しみだったわよ!悪い!?」
「いや、悪くはないけど……」
「ないけど?」
「なんか面と向かって言われると恥ずかしいな」
俺は頬をかきながら言う。
多分俺の顔も赤いだろう。
「亮」
「ん?」
「好きよ」
もっと顔が赤くなったのを感じた。
「亮にからかわれたから仕返し」
「とか言ってる自分も顔赤いけどな」
「こ……これはっ!しょうがないじゃない……恥ずかしいんだもん」
「なら言わなきゃいいのに」
「なんかやられっぱなしは自分に合わないのよ」
「そういうもんかね」
俺たちはそのまま適当に会話しながら買い物を済ませていく。
「詩織のクリスマスプレゼントってなにがいいんだろう」
「ぬいぐるみとか?」
「もう中3だぞ?」
あれ?優里さんがなぜか頬を膨らませてますよ?
「悪かったわね!高2にもなってぬいぐるみが好きで!」
そういえばゲーセンでぬいぐるみとってあげた記憶が……
「よしぬいぐるみにしよう」
「別に亮が好きなのでいいんじゃない?私は知らない」
「そんな怒らないでくれよ……」
とりあえずぬいぐるみを買う。
「ちょっと大きくないか……?」
「大きいと嬉しいじゃない」
「まあそりゃそうだけど……」
持ち運びが辛い……
それに個人的に買いたいものもあるのに……
「ちょっと優里先に帰っててくれないか?」
「どうして?」
「ちょっと買いたいものがあってな」
「付き合うわよ?」
「なんで優里は18禁商品を買うのに着いてきてくれるのか?」
「バカ!変態!先に帰る!!」
なんか好感度が下がった気がするがまあ修正可能だろう。
なぜなら今からその修正アイテムを買いに行くんだからな。
個人的に修羅場って嫌いなんですけど皆さんはどうでしょうか?
あまり書きたくないんですよね~
でもなんか最近全然ラブコメっぽくなくね?って思うんですよ……
どうしようか……