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第94話 (番外編)女の子たちと修学旅行?

真冬がかわいくて生きるのが辛いカレーライスです。

久しぶりに二次元に行きたいと思いました。

最近はそういう気持ちにはならなかったのに。

ちなみに真冬は生徒会の一存とかの真冬じゃありませんよ?

前話の前書きに書いたさよならピアノソナタの真冬ですよ?


まあそろそろ本題に入りましょう。

ん?本題?むしろ真冬がすごくかわいいというのが本題なのでは?

まあいいか…とりあえず今回の話を番外編にしたのは優輝のお話だからです。

前作を見てない人でもわかるようにするつもりなのでよろしくおねがいします。

「優輝写真撮るよ」


「また?」


「お父さんが楽しんでこいって言ってくれたんだからその楽しんでる姿をちゃんと見せなきゃだめでしょ?」


「まあそれ言われちゃうと何も言い返せないんだけどさ……」


母ちゃんが俺たちが5歳の時に死んじゃったから俺たちは父ちゃん1人にここまで育ててもらった。


まあ途中から姉ちゃんが家事を結構やってたけど……


それで俺も何もしないのは悪いと思って料理以外の家事をできるように頑張った。


料理は一度作ったら姉ちゃんに2度と台所に立たせてもらえなかった。


まあ奈々も料理できないしいいか。


でも父ちゃんはできるんだよな……


なんか納得いかない……


「ほら!優輝!」


姉ちゃんが俺のことを引き寄せる。


「姉ちゃん近いって……」


「別にいいでしょ」


そう言って姉ちゃんはシャッターをきる。


「なんで奈々はついてこなかったんだろうなー」


俺は歩きながらそう言う。


「ナンデダロウネ」


「姉ちゃんなんか話し方変だぞ」


実際奈々が来なかったのは夏希が奈々との勝負に勝ったからである。


夏希はそのことを優輝には話していない。


まあなんで勝負なんかしたのかは言うまでもないので言わないが……


「話し方と言えば姉ちゃん」


「なに?」


「あの話し方にはもどらないの?」


「あの話し方って?」


「今の姉ちゃんしか知らない人が聞いたら『ありえない』って言う話し方」


姉ちゃんの顔が赤くなる。


「なんでこのタイミングで言うかなぁ……」


「いや、このタイミングって特に変なタイミングでもなかったような……」


「修学旅行中でしょ……もぉ……」


「あの静かそうな姉ちゃんかわいかったなぁ……それが今じゃ……」


「なにか言った?」


「ごめんなさい」


俺は素直に謝る。


家の中でのランクで最下位の俺は逆らったら負けなのだ。


「そういえば姉ちゃん」


「今度はなに?」


「また断ったんだって?」


「なにが?」


「告白」


「だって好きじゃない人と付き合っても意味ないじゃない」


「もしかしたら好きになるかもしれないじゃん」


「その前に手のかかる弟の面倒見なくちゃいけないからね」


「俺ならもう大丈夫だって」


「面倒見るのが私は好きなの」


「じゃあ俺も誰とも付き合えないわけか」


「どうして?」


「だって付き合ったらその相手に面倒見てもらうだろ?そしたら姉ちゃん俺の面倒見れないじゃん」


姉ちゃんの顔が赤くなる。


「い、いつまで面倒見てもらうつもりよ」


「姉ちゃんが飽きるまで」


「じゃあずっとね」


「マジで?」


「マジで」


「俺将来は魔法使いかな」


「ゲームのしすぎで頭がおかしくなっちゃった?」


「そういう意味の魔法使いじゃないよ……」


「?」


でもずっと姉ちゃんと暮らすのもいいかなと思ってしまう自分もいるわけで……


でも面倒見てもらうだけじゃなくて支えあえたらなーみたいな……


「優輝!」


「ん?」


「写真撮るよ!」


「また……」


母ちゃん、とりあえず俺たちは仲良くやってます。

姉弟で恋愛みたいな話って正直好きじゃないんですけどまあしょうがない。

だってネタ不足だもの。

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