表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
84/130

第84話 女の子たちと体育祭?

ちょっと予想外のことが起こりました……

割り込み投稿すると更新されたことにならなかった……

なので前話を読んでいない人は前話をちゃんと読んでください。

まあこの話とまったく関係ありませんが…

でも……!前書きに投票結果が書いてあるので……

次の更新日時を一応言っておきます。

次は2日後の0時、つまり16日0時の更新予定です。

次のこそ編集して投稿しますので更新されたことにならないかもしれませんがよろしくおねがいします。

「暑い……」


10月になり、ある程度気温が下がったかな~って思い始めてきた頃。


俺たちの高校では体育祭が行われた。


なぜか体育祭当日は気温37度を観測。


なんでこんな日だけ……


暑い……


「体育祭!体育祭!」


こんな暑いのにはしゃいでいるバカ


とりあえず開会式が終わり、競技に移る。


第一種目『応援合戦』。


一番最初に応援合戦ってどうよ?


まあ士気を高めるって意味ではいいのかもしれないけど……


暑いのによく叫ぶ……


第二種目『100メートル走』


これには結衣がでるはずだ。


「結衣~!がんばれ!」


隣で円と優里が応援する。


そして競技がスタート。


結衣は3レース目。


結衣の番になる。


『よーい』


パァン!


いっせいに走り出す。


男子の目が結衣の一部に……


まあ走ればそうなりますよね?


「あれ?」


結衣が一位だ。


あの運動だめそうな結衣が?


結衣が戻ってきた。


「結衣すごかったな」


「ふっふっふ……寝ないで造ったかいがありました」


そう言って結衣が靴を見せる。


普通の靴だ。


「これは普通の靴ではないのですよ!地球の磁力を利用して早く走れる代物です!」


またすごいもの造りやがって……


第三種目『男女別、紅白綱引き大会』


そーれ!そーれ!


第四種目『女子による棒引き』


連続で引くのかよ……


俺は競技を見てみる。


「さあ!始まりました!女子による棒引き!実況は私、佐々木がやらせていただきます!さあ、棒引き。紅白に分かれて行われているわけですが正直どちらが勝つと思いますか?解説の上園さん」


「……そうですね。これは力というよりもチームワークが試されるわけですからね。正直うちのクラスはチームワークいいでしょうが他のクラスとの連携がきちんとできるかが問題ですね。なのでいまのところはまだどちらが勝つとも言い難い状態です」


「そうですか。おおっと!今!戦いの火蓋が切って落とされました!!我がチーム白組が早い!とんでもないスピードで棒にたどり着きます!!これはどういうことでしょうか?」


「これは最初に誰がどの棒を取るか決めておいたのでしょう。なので迷うことなく棒にダッシュすることが出来たのだと思います」


「こう見てると女子が怖いですね……」


「そうですね……」


俺たちの熱が冷めてくる。


本当にこう見ていると女子って怖い……


第五種目『ムカデ競争』


これには円と彰が出るはずだな。


円ちっちゃいけど大丈夫か?


うちのクラスはすごかった。


うん。


周りが転んでたり止まったりしちゃってたのにまったくそんなことなくすごいスピードでやってた。


さすがうちのクラス……


第六種目『借り物競争』


これは俺だな。


俺は第五レースだった。


早くも俺のレースになってしまう。


パァン!


走り出す。


俺は借り物が書かれているカードをめくる。


『図書室の本5冊』


え……ちょ……


「ドラゴンボール全部!?無理だろ!?」


まだ俺のほうがマシだ……


「校長のヅラって!あの人そもそもヅラでもねえよ!?」


本当にこれでよかった。


「まてまてまて!ゴール・D・●ジャーの財宝って!俺に海賊王でも目指せって言うのかよ!?」


周りを同情するぜ。


「お、クラスの女子だって。ラッキー」


羨ましい……


「あー……」


俺の隣で知らない男子生徒が困った顔を浮かべてる。


「無理なものでも当たったか?」


俺は話しかける。


「いや……普通は無理ではないんだけど……その、俺は無理みたいな……」


「ん?交換するか?」


「え?マジ?」


俺はカードを受け取る。


そこに書かれていたのは『母親』。


ってか高校の体育祭に普通母親なんてきてないぞ?


「あー……このお題だと俺も無理だわ……すまん!」


俺は頭を下げる。


「いや!いいって!俺も無理言ったし!」


「だから俺もなにも持たないでゴールする!」


「え?」


「まあいいからさ!」


俺はなにも持たないでゴールに向かって走る。


もともと無理なお題ばかりだったので持たないでも普通に何も言われなかった。


「そういえば母親を連れてくるの無理って言ってたけど」


俺は不意に聞いてみる。


「ほら死んじゃったから」


「あー……来てないとかじゃないのか……そうなると俺と一緒か」


「お前もか~。世の中って狭いな~。あれ?使い方あってる?」


「まあ間違ってないんじゃないか?」


「まあいっか。俺の名前竹中な。竹中優輝」


「俺は上園。上園亮」


なんか新しいフラグが立った気がする……


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ