第82話 女の子たちと文化祭? ~ツンデレラ優里~
ついに……ついに最強のツンデレラ優里の登場だ……
作者もこれが書きたいがためにツンデレラなんかにしたんだ……
ここで頑張ってもらわないと。
そして劇は始まる。
「ツンデレラ!!しっかりと掃除をやっれ!……やっておきなさい!!」
あ、噛んだ。
まあ練習してないから当たり前だが……
今までがすごすぎた。
このクラスのノリのよさとかがよくわかる。
「な、なんで私が掃除しておかなきゃいけないのよ!!」
お?一瞬頭に釘宮さんボイスが……
あれ?釘宮さん知ってるよね?有名だよね?シ●ナ(灼眼の●ャナ)とかア●サ(魔法少女リリカル●のは)とかル●ズ(ゼロの使●魔)とかナ●(ハヤ●のごとく!)とか大●(と●ドラ!)とかの釘宮さんですよ?
「いいからやっておきなさい!」
ツンデレラの姉妹役が出て行く。
「もう!なんでわたしがやるのよ!」
優里はぶつぶつ言いながら掃除をする。
「舞踏会か……はっ!違う!別に行きたいなんて思ってない!」
「行きたいんじゃな?」
魔女登場。
「べ、別に行きたくなんか……!」
「顔にそう書いてあるぞ?」
「うっ……」
「大丈夫。心配なさんな。私の魔法さえあれば王子様もメロメロ。ムフフな展開になれるぞ?」
「いや、私舞踏会に行きたいんだけど……」
「お?素直になりましたな~」
魔女がにやにやする。
「うぅ……」
優里の顔が赤くなる。
やばい……かわいいぞ……
これが彰の言っていた力か……
「ではお着替えタイム!」
「ま、またやるの!?もう嫌よ!!」
「ほらほらほら~」
魔女が無理やり……
「うぅ……もうお嫁に行けない……」
優里は涙目だ。
「ではお城に行くための馬車を用意しましょう」
スモークがたかれる。
そして出てきたのは。
「はぁはぁ」
またお前か!!
「いや、遠慮しておくわ」
「そうですか……魔法のタイムリミットをお忘れなく」
「わかった」
そして場面は変わってお城に。
さて、俺も出るか。
「お嬢さん一緒に踊りませんか?」
「なっ!なんであんたなんかと踊らなきゃいけないのよ!!」
「そうですか……」
まさか断られるとは思わなかった……
俺は肩を落とす。
「ま……まあ?どうしてもって言うなら特別に踊ってあげるわよ?」
「本当ですか?」
優里は無言で手を出してくる。
俺はその手を握ろうと……
「ちょっと待った!」
いきなり客席から声が……
「王子様と踊るのは私よ!!」
そしてステージに上ってくる。
「ゆき!?」
「さあ!王子様!私と踊って!」
「なんでお前がここにいるんだよ!」
「高校見学よ!!いいから踊って!」
「王子!私と踊るんじゃないの?」
優里が上目遣いで見てくる。
観客はどっちを選ぶかわくわくしながら見ている。
「よし……そんなに踊りたいなら2人で仲良く踊りなさい」
俺は2人の手をとってその手をつなぐ。
俺はステージから降りる。
「な、なんで私がこんなことを……」
「亮……帰ったら覚えておきなさいよ……」
2人はちゃんと最後まで踊りきった。
「で?なんでゆきがここにいるんだよ」
「だから高校見学だって」
「ゆきの家からだとここ遠いだろ」
「でもここに来たかったの。亮君がいるから」
「ついに現れましたね……作者がつくって一番失敗だったと思ってるキャラNo.1!」
「そうなのか!?」
俺はいきなり現れた結衣のセリフに驚く。
「そのことについては否定できない……!」
「お兄ちゃん」
「詩織も来てたのか!?」
いきなり詩織登場。
「だって……ここの場所教えないとお兄ちゃんの命はないってゆきちゃんが……」
「ゆき!!詩織になんてこと言ってるんだ!」
「ごめんなさい……」
あれ?素直……
「だって来たかったんだもん……」
「あー……強く言ったりしてごめん……」
「一緒にまわってくれる……?」
「そのくらいならべつに……」
「まあ作者は文化祭のことはこれ以上書く気ないですけどね」
結衣の一言に場がかたまる。
みんなと一緒に文化祭をまわったよ!
クオリティが高いところが多かった!
この高校って実はすごいのではないだろうか……?