表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
81/130

第81話 女の子たちと文化祭? ~ツンデレラ結衣~

学生のみなさんは今日から学校ですかね?

自分もそうです……

しかも始業式終わったらすぐ授業が始まります……

今日も6限まであります……

嫌ですね……

冬休みの大半がバイトだったな……


あー…アナザーセンチュリーズエピソードポータブル買おうか迷うなー

本日2回目の劇の相手は結衣だった。


劇が始まる。


なんとなく俺と円がやったときよりも客が入っている気がする。


きっと次の人が頑張ってくれたのだろう。


それともあの着替えが客を呼んだか……


「おーっほっほ!!私たちは舞踏会に行ってくるわ!!私たちが帰ってくるまでに掃除をやっておきなさい!!埃1つ残すんじゃないよ!!わかったかい!?」


「わかりました……」


お?結衣が真面目だぞ?


ツンデレラの姉妹役の人がステージから出る。


「なんでこんな……」


結衣がうつむいている。


「願いはないかね~。今ならセール期間中だから安くしておくよ~」


魔女が入ってきた。


ってかなんだよこのセリフ……


「あんた願い事をいってみんさい。私が叶えてみせるよ」


「本当ですか!?なら王子様とベットで【自主規制】」


「……。う~ん……そ……その願いは難しいかなぁ……。……!ほら!魔法で人の心とか操るの禁止されてるし!!」


「じゃあ舞踏会に行ってみたいです」


「それくらいならお安い御用さ!」


生着替え中。


男子たち大興奮。


そりゃ結衣はすごいもんな……


着替え終了。


結衣は胸元がけっこう開いているドレスを着ている。


製作者曰く『使えるものは使っておく』だそうだ。


「さあ!行っておいで!」


「ありがとうです!」


そして舞踏会のシーン。


「お嬢さん一緒に踊りませんか?」


俺は結衣に声をかける。


「ベットでなら大よろこびです」


「ここで踊りましょう」


「王子様って野外がいいんですか?」


結衣が頬を染めながら言う。


「違うからね!?なんで頬染めてるの!?」


「まあ……踊ってやらないこともないです」


俺は結衣と一応踊る。


そして鐘が鳴る。


「そういえば魔女さんタイムリミットのこと話しませんでしたね」


魔女役の娘がしまったという顔になる。


「お嬢さん私そろそろ……」


すかさず俺がフォローする。


「あ!待ってください!私のガラスの靴を持っておいてください。必ず道標になりますから!」


そう言って結衣は消える。


「じいや!!あの美しいお嬢さんを私の妻にする!!着いて来い!!」


そして俺はツンデレラ探しを始める。


「このガラスの靴のサイズが合った人が王子の妻になれます」


じいや役の人が説明する。


まつツンデレラの姉妹役の人たちが足を入れる。


「ん!?あれ!?入らない!?私の足はそんなに太くないからね!?」


誰に言っているのだろう……


「ん~。大きすぎるかな?」


次の人は最初に履いた人を見ながらそう言う。


ってか足の太さ関係ないんじゃ……


そして結衣の番。


「おお!あなたがツンデレラでしたか!」


「王子様!」


結衣が俺にキスをする。


「「「ヒューーーーーーーーーー!!」」」


「結衣!?なにを!?」


「亮さん。いいじゃないですか」


「よくねえよ!?」


「まあまあ」


そして劇は終わる。


ツンデレラって名前なのにまったくツンデレじゃないな……


まあ優里ならしっかりとツンデレ役を演じきってくれるだろう。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ