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第76話 女の子たちと新学期?

積まれてたゲーム(ergも含む)と漫画とラノベがどうしても消費出来ません…

それどころか逆に増えてるような…?


とりあえず一番簡単な漫画からいくか…

「夏休みって前半は長く感じるけど後半は短く感じるよな……」


俺は重い足取りで学校に向かう。


「私は無事に宿題も終わったし、よかったよかった」


「私もですぅ」


円と結衣の足取りは軽かった。


「ほら、亮もうちょっと早く歩きなさいよ」


俺は優里に手を引かれる。


優里の足取りはいつも通りだった。


そして学校にたどりつく。


教室に入り、クラスメイトに挨拶をしながら自分の席に着く。


「亮……俺の夏休みが終わってしまった……」


彰が俺の席にやってくる。


「2学期のイベントは……」


「文化祭に体育祭に修学旅行だな」


「それと全校生徒合同クイズ大会か」


「亮……そんな言い方してもテストはテストだろ……」


む……彰のためにちょっと隠したのに。


テストという言葉を聞いた瞬間円と結衣がビクッっとした。


「ぶ……文化祭楽しみですね~円」


「そ……そうだね結衣」


あ、話逸らした。


「まあ楽しみなのは確かよね」


3人は文化祭初めてだろうから楽しみなのは当たり前だろう。


担任が教室に入って来て朝のSHRが始まる。


そして始業式が終わり、各教室でHRが始まる。


そのHRでは文化祭の出し物について話し合われる。


うちの学校では基本金稼ぎが許可されている。


将来役にたつからだとかなんとか……


しかし金稼ぎが許可されているので文化祭実行委員のチェックは厳しい。


このお化け屋敷は本当に値段に見合ったものなのかとか、飲食店は衛生面で本当に大丈夫なのかとか、そんな感じだ。


「じゃあなにか意見ある人」


文化祭の出し物といったら……


プロレス劇(とら●ラ!)、ご奉仕喫茶(IS〈インフィ●ット・ストラトス〉他)、メイド喫茶(多数作品)、アニマル喫茶(To L●veる)、三国志劇(アホ●ズム)、お化け屋敷(魔法先生ネ●ま他)、ゴスロリ喫茶(M×●他)、文学作品劇(文学●女シリーズ)、中華喫茶(バカとテス●と召喚獣)、劇(ス●ールランブル他)etc...


etcって作者思い出すのめんどくさかっただけだろ……


基本喫茶店が多いよな~


前作だって喫茶店だったし……


そして多分今回も……


「お前たち!!よく聞け!!」


彰が立ち上がる。


あいつどうしたんだ……?


「普通なら喫茶店とかそんなこと言い出すだろう!!だが!!それじゃあダメなんだ!!喫茶店でも十分女の子たちはかわいくなるだろう!!しかしお前たちはそのかわいさで満足できるのか!?否!!断じて否!!俺たちが目指すのはそんな人工的なかわいさじゃない!!」


「「「おぉ……!」」」


男子達から感嘆の声が漏れる。


「ってことで演劇をやろう」


「「「なんでだよ!!」」」


クラスメイト全員からのツッコミ。


なんてチームワークだ……


「ふっ……お前らわかってないな……演劇と言ってもただの演劇じゃあねえぜ?」


「「「なっ……」」」


「アドリブで演劇だ!!みんなが知っているお話をアドリブでやってもらう!!そうすればちょっとした仕草があら不思議!すごくかわいくなる!!」


ここまで力説されるとすごくいい案に聞こえてくるが……


みんなよく考えてほしい……


アドリブってことはグダグダになるに決まってるだろ……


しかも1回だけしか劇をやらないっていうのなら100歩譲っていいかもしれない。


だが、るのは1回じゃない……


そこを考えて否定を……


「いいじゃねえかそれ!!」


「佐々木君すごい!!」


「お前のこと見直したぜ!!」


ええ~……


女子まで賛成してるよ……


もうこうなったら言いにくいな……


だれか言ってくれないかな……


「あ、でも佐々木君。演劇何回もやってたらみんなセリフが固定してこない?」


「そこはこのクラスの人をローテーションで回していく。このクラスは42人だから14人のチームを3つつくる。その3つが回ったら今度は14人を5、5、4にわけてまた14人のチームをつくる。そうすれば毎回違う演劇が楽しめるってことだ!!」


「「「すげーーーーーーーーーー!!」」」


彰が……彰が輝いてる……


「まあとりあえずなにをるかだよな」


彰が言う。


「無難にシンデレラとかでいいんじゃない?」


誰かが言う。


「シンデレラ!私もやりたい!!」


円が元気よく手を挙げる。


「まああまり難しいのにできないしな」


「でもそれだと型にはまった演技になっちゃわない?このアドリブ活かせないよ」


決まったらすぐに意見を出し合う……


うちのクラスってけっこうすごいよな……


「だったらツンデレラでいいんじゃね?黒板にもそう書かれてるし」


『シ』の字がきたなくて『ツ』に見える。


「なんか難しそうだけどアドリブできそう!」


「それで決定だああああああああああ!!」


そしてうちのクラスはアドリブ演劇『ツンデレラ』をやることになった……


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