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第68話 女の子たちと夏休み? お化け屋敷 円√

1日1回更新なんて久しぶりだな・・・


70話に予定している詩織√が結構重要な話になってしまったので亮は全員と入ることにします。

話の最初をちょっと変えるのですこし変かもしれませんが我慢してもらえたら助かります。

「亮くん次私と入ろう!」


「なんでもう1回入らなくちゃいけないんだよ!!」


「今日はみんなの言うことを聞くんだよ?」


「う……」


ってかそうしたらくじ引きの意味ないし……


「円お姉ちゃんずるい~」


「ふっ……詩織。あなたも亮に命令すればいいのよ」


「そっか!」


俺涙目。


何度もあそこに入らなくちゃいけないの?


「亮君!早く行こっ!!」


そして俺たちはお化け屋敷に入る。



昔、1つの村があった。


山にかこまれた村であまり外とは関りをもっていなかった。


とくになにごともなくすごしていく村人。


ある時悲劇は起こる。


村人全員がいきなり死んでいた。


それからその村に調査が入る。


しかし調査1日目から調査チームとの連絡は途絶えた。


それからその村に入った人は絶対に帰ってこなかった。



「……という設定らしい」


「設定なんてどうでもいいよ!!亮君私怖い!」


「すっごく信じられない言葉なんだが……」


「怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い」


「俺はお前の方が怖い!!」


「まあいいから早く行こっ!」


円はどんどん歩を進めていく。


そこに鉈を持ったゾンビ登場。


「……!わー亮君怖ーい(棒読み)」


そう言いながら円が抱きついてくる。


「本当に怖くないんだな……」


「え?怖いよ?」


「ああ。わかったわかった」


見た目と性格が違いすぎる……


見た目は子供なのに……


「亮君?すごく失礼なこと考えてない?」


「そんなわけないじゃないか」


はっはっは。と笑ってごまかす。


「むぅ……なんか納得いかないけどいいか……」


そして俺たちは歩を進める。


そして一軒の民家にたどり着く。


「中に入ろう!」


円は中に入っていく。


中には血まみれの死体があった。


「これにはちょっと驚いたよ……」


円が歩を進める。


ガシッ


円の足が死体につかまれる。


「ちょっと!!これじゃあ亮君に抱きつけないでしょ!!」


おい。なんかおかしいぞ。


死体はすんなりと足を離す。


裏口から出ようとすると目の前にゾンビが!!


「キャッ」


円はそう言いながら抱きついてくる。


「あー……大丈夫か?(棒読み)」


「びっくりしたぁ……(棒読み)」


こんな棒読みを繰り返しながら俺たちは外にでた。


「円ってこういうの怖くないのか?」


「う~ん……なんか子供だましみたいなのは大丈夫かな」


「じゃあなにがダメなんだ?」


「(……自分の目的しか考えられない人間は怖いよ)」


「え?」


「あっ!なんでもないよ!みんなのこと待たなきゃね!」


そう言って円は笑ってみせた。


俺にはその笑顔が作り笑いにしか見えなかった。


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