第60話 女の子たちと夏休み? 8月15日~8月20日
恋チョコが店頭回収されてるみたいですね。
まあ店頭じゃ買えないので意味ないのですが…
アマゾンにある恋チョコの値段が高くて買えないのが最近の悩みです←もうダメだな
「もうすぐ帰ってくるわよあんたしっかりやってよね」
「お前こそ変な発言するんじゃねえぞ」
「それはこっちのセリ……」
ガチャ
優里の言葉を遮って扉が開く。
「ただいま!」
「「お……おかえり」」
「俺たちはあいさつする」
「優里ったら亮君と2人っきりでずるい」
円が優里(俺)に話しかける。
「そ……そう?」
「そうにきまってるよ」
「お兄ちゃん!」
詩織が俺(優里)に抱きつく。
「よしよし」
俺(優里)は優しく詩織を撫でる。
「あれ?」
詩織がなにか異変を感じたらしい。
「本当にお兄ちゃん?」
「「っ!!」」
俺と優里は息をのむ。
「な……なに言ってるんだよ詩織」
優里がなんとかごまかそうとする。
「う~ん……なんか撫で方が優里お姉ちゃんに似てたっていうか……」
「気のせいだろ!」
「そうかなぁ……」
「みんなお腹すいたでしょ!?ご飯にしない?」
俺が助け船をだす。
「いいね!」
彰が一番反応する。
「じゃあ昨日も優里ちゃんに作ってもらったし今日も作ってもらおうかな」
「ちょ!かいちょ……真美さん!?」
「ん?どうしたの?」
くそ……優里の身体なのに『真美さん』って呼ぶのがはずかしい……
それよりも俺が飯なんかつくれるわけ……
「いや~……ちょっと私は気分が悪いっていうか……」
「え?そうは見えな……「優里は気分が悪そうなので杏奈さんに作ってもらいましょう」
会長の言葉を遮って手をあごに当ててなにか考えていた結衣がそう言う。
「杏奈さんおねがいできますか?」
「別にかまわないけど……?彰のために私がんばるからね!」
じゃっかん杏奈はなにか疑問に思っていたのだがすぐに頭の中が彰に変わった。
「優里、亮さんちょっといいですか?」
俺たちは『バレたか……』と思いながら結衣についていく。
「また入れ替わっちゃったですか?」
人気のない廊下にいくといきなりそう言われた。
「そうなんだよ……結衣よくわかったな」
「どうにかならない?」
「う~ん……帰ってからならなんとかなりそうですけどここじゃちょっと……」
結衣が残念そうに言う。
結衣のちからでも無理か……
もしかして帰るまでこのまま……?
え?すごく困るんだけど……
トイレとかもう嫌だよ?
なんとかして戻る方法を探さないと……!