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第43話 女の子たちと夏休み? 7月22日

夏休みも終わりなのに小説では今から夏休み…


あと題名の日にちは普通に飛びます。

テストも終わって夏休みに突入した俺たち。


とくにやることもなくゴロゴロしてるだけなんだけど……


「暑いね~……」


円が寝転がりながら言う。


「そうだな~……」


「2人ともそんなこと言うから暑くなるのよ……」


「それでも優里は暑そうですぅ……」


「お兄ちゃん!これやろ!」


詩織が持ってきたのは『モノ●リー』



ここで『モ●ポリー』を知らない人に説明。


モノポ●ーとはボードゲームの一種です。


40マスで一周でき、一周するたびに200ドル手に入れることができます。


一周する間に土地を買ったりすることができ、自分の土地に相手が止まると止まった相手から金をもらったりすることができます。


もちろん土地の売買もできます。


自分の手持ちが0になり破産したら負けです。


最後まで破産しなかった人が勝ちとなります。


ここまで大まかに説明しましたが詳しく知りたい人は『Wikipedia』を参照してください。



「まあやってみるか」


俺たちは『モノポリ●』を準備する。


「ルールは上参照な」


俺たちは『モノポリ●』を開始する。


「じゃあいくぞ」


俺はサイコロを振る。


出た目は合計8.


「ぞろ目だ」


俺はそのマスの土地を買いもう1回サイコロを振ろうとする。


「お兄ちゃんもう1回振るの?」


「ぞろ目がでたらもう1回振れるんだよ」


「ほぇ~」


俺はもう1回振る。


出た目は合計6……


「またぞろ目だ……」


俺はまたそのマスの土地を買う。


次ぞろ目が出たら刑務所だ……



『刑務所』

3ターンの間なにもできなくなる。

しかしその間にサイコロを振りぞろ目がでるか、50ドル払えば出ることができる。

3ターン目には絶対に50ドル払わなければならない。



「次は私ね」


俺は今刑務所にいます。


ぞろ目をだして刑務所に行ったら4人に笑われた……


まあそんな感じでゲームは進んでいき今は中盤。


土地もだいたいが売れた。


そろそろ家が建ってくる頃だ。



『家』

土地にはそれぞれ色がありその色のカードを独占するとその色の土地に金を払えば建てることができる。(家を建てるのに必要な金はその土地の値段によって異なる)

家が建つごとに止まったときにプレイヤーからもらえる金が増えていく。

家が4つ建つとホテルを建てることができる。(家は均等に建てなければならない)



「円?交渉しませんか?」


結衣が円に提案する。


「私?いいよー(肯定)」


「この土地をあげるんでその土地をもらえませんか?」


(今回のルールでは交渉している以外のプレイヤーは口出し禁止としている)


結衣も馬鹿だな。


そんな土地の値段が違うもの交換できるはずが……


「いいよー(肯定)」


「なに!?」


「どうしたの亮?」


「な……なんでもない……」


「じゃあ私は家を建てさせてもらうですぅ」


結衣の土地に家が建つ。


そして結衣がサイコロを振り終わり次は優里の番。


「詩織?交渉しない?」


「いいよっ!(肯定)」


「この土地とこの土地を……」


「わかった!」


これで優里のところにも家が建った。


「俺の番か……優里交渉しないか?」


「いや」


「……」


俺涙目……


「じゃあ詩織……」


「ごめんね」


「円……」


「ごめ~ん」


「ゆ「すいません」


まさか……これは……


「いじめ?」


「いじめなんてするわけないじゃない。これは戦略よ。強い人をつぶす。これ常識」


ですよねー


こんなのスマ●ラで学んだはずなのに。


「いいぜ……やってやるよ……」


俺は4対1という不条理な戦いを開始した。


時には……


「またダイジェストかよ……」


時には刑務所に入り。


時には破産ギリギリになったり……


「負けました」


完敗です。


だって1人が破産しそうになると誰かが金あげて助けちゃうんだもん……


最終的な勝者は結衣。


結衣ってゲーム強いよな……



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