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第38話 女の子があの子であの子が女の子で……?②

優里と円が入れ替わった日の夜。


俺はもう寝ようとしていた。


「亮~」


「うわっ!優里!?じゃなくて円!?」


優里(円)が俺に馬乗りしている。


そして身体をくっつけてくる。


胸が……!胸が当たってる……!


「円じゃないよ?もう戻ったよ?」


「本当か!?」


「うんっ。それよりもどうかな?」


「な……なにが?」


「私の胸」


「なっ……!」


くそ……


きっと今の俺の顔は真っ赤だろう。


バンッ!!


俺の部屋のドアが勢いよく開かれる。


「円!!私の身体でなにやってるのよ!!」


円が入ってきたのになに言ってるんだ?


円は自分だろ?


戻ったって優里も言ってたし……


「優里気づくの早いな~。もう寝たと思ってたのに~」


あれ?


「も……戻ったんじゃないのか?」


「そう簡単に戻るわけないじゃないっ」


だ……だまされた……


「円がそんなことするなら私はあんたの身体で裸になって外走ってくるわよ!!」


「優里がそうするなら私もするもん!!それで優里の『初めて』は知らない人に奪われちゃうんだ!!」


「円なに言ってるんだよ!?」


「裸で歩いてたら奪われちゃうよ?」


「そりゃそうだけど……2人とも一旦落ち着こう。な?」


「「む~……」」


「身体が戻るまで2人はおとなしくしてること。わかったか?」


「「はい……」」


「わかったなら寝なさい」


「「ここで寝る」」


「は……?」


「だって亮が見張ってないと私たちいつ喧嘩するかわからないわよ?」


「優里の言う通り♪」


「お前らいつもあまり喧嘩しないくせによく言うな……」


結局2人は俺の布団で寝ることになった。


「亮君の匂いがする」


「心地いいわね」


「お前らいつも入ってるだろ……?」


「起きたらいつの間にか亮君の布団に入ってるんだよ~」


「私も」


恐ろしいよ……


朝、起きるとすでに円(優里)が朝食を作っていた。


「おはよう。まど……優里」


「あんた一瞬円って呼びそうになったでしょ?」


「まあ……」


「もうすぐできるから待ってて」


俺はテレビを見ながら待つことにする。


「んっ……!んっ……!」


「どうしたんだ優里?」


「この身体だと届かない……!」


円(優里)は必死に手を伸ばして上の棚に入ってるなにかを取ろうとしているらしい。


「俺が取るよ」


「あ……ありがとう……」


「で、なにを取ればいいんだ?」


「あそこにあるみそ取って」


「はい」


「小さい身体も不便ね」


「まあそれがわかったら円ができないこととかやってやることだな」


「考えておくわ」


「それよりもどうやって戻したらいいんだ?病院に行っても信じてもらえないだろうし……」


「とりあえず頭をまたぶつけてみてみるわ」


「おはよう……ございます……」


「おはよう……って結衣!?」


「はい……?」


「その顔どうしたんだよ!?」


結衣はそうとうやつれていた。


「ちょこっと発明を……」


「「発明?」」


俺と円(優里)は首をかしげる。


「これです……!!」


結衣が出したのはボウルになんかホースみたいなのがついててそのホースがもう1つのボウルにつながってるもの……


「私が亮さんと入れ替わるために造った新発明!!『入れ替わり君です!!』」


ネーミングセンスを疑う……


「さあ!亮さん!!つけて私と入れ替わりましょう!!」


「嫌だよ!!ってかどうやって造ったんだよ!?」


「ルパ●三世を何度も見て……」


「ん?これがあればもとに戻れるんじゃないか?」


そして優里と円はもとに戻った。


その日『入れ替わり君』は粗大ゴミとして捨てられた。


「オチが酷いな……」


「お兄ちゃんそんなこと言っちゃだめだよ……」


「でも酷いのは事実なのよ?」


「右に同じ意見」


「私の……私の『入れ替わり君』が……」



オチが酷くて本当にすいません……

思いつかなかったんです……

次の話どうしよう……

もういっその事優里の過去をやってしまおうかな……

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