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第33話 女の子たちとつり橋効果?①

詩織がうちに居候することになってから何日かが経った。


円と詩織はちょっとじゃれあって(喧嘩してるとも言うが)俺たちの中では詩織と一番仲がいいのは円だろう。


さて今、俺はリビングにいるんだけどうちに居候している女の子たちが見当たらない……


いつもなら絶対に1人は俺のそばにいるのに。


なぜだ……


なんか俺さみしいなんて思ってる。


4月になるまではずっと独りだったのにも関らずさみしいなんて思ってる。


「いつのまにかこの生活が慣れてるんだな……」


俺はそんなことをつぶやいてしまう。


そして俺はソファーに寝転がり眠りについた。


そのころ居候している女の子たちは……


「みなさん聞いてください」


結衣が3人の前にでる。


「どうしたの?」


「なにかするの?」


「それよりもここお兄ちゃんの部屋だけどいいのかな?」


「亮さんの部屋だからこそです!」


「なに?亮のいかがわしい本でも探すの?」


「それはそれで楽しそうだね」


「えっ!?お兄ちゃんがそんなえっちな本持ってるなんて思えないよ!」


「甘いわよ詩織」


優里が詩織に近づく。


「優里お姉ちゃん?」


「亮も年頃の男の子なんだから一冊くらいはでてくるはずよ」


「違います!」


結衣がすこし大きな声で3人を制する。


「今日はすこし話し合いたいことがあります」


「「「?」」」


3人が首をかしげる。


「私たちが亮さんに告白してから1ヶ月が経とうとしています」


「「!」」


「?」


優里と円は反応したが詩織はわからないようだった。


「本当は詩織ちゃんはいらないんですが仲間はずれにしたらかわいそうなので一応呼びました」


「お姉ちゃんたち告白したの!?」


「反応が遅い……」


誰かが小さな声でつぶやいた。


亮がいたら絶対にこの声の主は亮だっただろう。


「亮さんは私たちが告白したのにも関らずなにも行動を起そうとしてくれません。そこで私は考えました」


3人が結衣に注目する。


「つり橋効果です!」


「「「つり橋効果?」」」


一応補足説明。

つり橋効果とは危険な目にあった時にドキドキし、自分が恋愛しているという事を認識するというもの。


「そう!亮さんをびっくりさせたり危険な目にあわせてそこで亮さんをドキドキさせる!そして私たちが近くにいれば完璧ですぅ!」


「「「おぉ」」」


3人が感嘆の声をだす。


「しかし……この作戦には欠点があります」


「「「欠点?」」」


「つり橋効果で恋人になった男女は別れやすいらしいです……」


「そ……そんなの私たちの愛があれば……!」


「そうだよ……!私たちと亮君の間に別れるなんて文字存在しないよ!」


「お兄ちゃんは私たちを捨てないよ!」


「じゃあ作戦開始ですぅ!」


セリフが多くてごめんなさい……

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