表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
29/130

第29話 女の子が男の子を愛しすぎると?

この話から2日に1話更新させていただきます。

なぜかというと1日1話更新(1日1話でやってたか?)がうざいと思う人もいるかもしれないからです。

家に帰ると彰が俺たちの家の前にいた。


「おっ!おーい!」


彰が俺たちを見つけて手を振ってくる。


「どうやって抜け出したんだ?」


「俺の布団の中にクッションをつめて俺がいると思わせた」


「そこまでして抜け出したいのかよ……」


「もちろん」


「杏奈ちゃんは?」


優里が彰にたずねる。


「俺のことを縛って襲おうとしてきたやつのことなんかしるか……」


彰が涙目で言う。


大変だったんだな。


「杏奈ちゃんかわいそうだね」


「そうですぅ」


円と結衣が唐突にそんなことを言う。


「ところで彰、お前はなにしに来たんだ?」


「え?亮の家に居候させてもらおうと……」


「亮と私たちの愛の巣を邪魔する気!?」


「彰君酷いよ!」


「そんな人だとは思わなかったです!」


え?愛の巣ってどこ?


俺そんなの築き上げた覚えないよ?


まあ彰を居候させるのはいやだな……


ん?あそこにいるのは……


「俺だって愛の巣に入れてくれたっていいじゃないかよー!!」


「「「いや(です)」」」


「酷い!」


「そんなに愛の巣を作りたいならそこにいる女の子と作ればいいじゃないか」


俺は隠れていた少女を指差す。


俺が指差した先をみんなが見る。


「あ……杏奈?」


「も~。亮言っちゃだめだよ~」


「ごめんごめん」


「せっかく睡眠薬を染み込ませたハンカチ用意したのに」


「やめてよ!?」


彰が本気でおびえる。


「心からごめんなさい」


俺は杏奈に頭を下げる。


「なんで亮はそんなに頭を下げるの!?俺はむしろ助かったよ!?」


「そこまで言うならゆるしてあげる。さて、彰?どうして抜け出したの?」


「怖いから」


「じゃあ私が怖くないって体に教え込まなきゃねっ」


「え?」


「お父さんたちならまだ旅行先だから2人っきりだよ」


「ちょっ……やめ……その縄しまって……」


「さっ!私の家に行こうか」


「やめてええええええ!!」


彰は杏奈に連れ去られて行った。


結局彰居候しなかったな……


まあそう仕向けたのは俺だけど。


「杏奈ちゃんが出てくると私たち空気よね……」


「キャラが濃いんだよ……」


「ツンデレとロリと巨乳じゃヤンデレには対抗できないですぅ……」



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ