第25話 女の子たちとトランプと猫耳と?
アマガミSSを見てみました。
みてるこっちが恥ずかしくなる///
俺はトランプをシャッフルしてから配る。
「「「「………」」」」
俺たちは無言でカードを捨てていく。
俺はカードを捨て終わる。
残りカードは6枚……
その中にババがある。
3人は3枚づつ……
「なんで俺だけこんなに残ってるんだよ……」
「始めよう……最初で最後の本気の勝負!!」
円がいきなり言い出す。
な●は?
円はなの●なんか知らないはずだよな?
「亮君どーぞ」
円が俺にカードを引かせるために手を伸ばしてくる。
「よし!」
俺は揃ったのでカードを捨てる。
円が結衣からカードを引く。
「揃わないな~……」
円は肩を落とす。
「揃いました!」
結衣がカードを捨てる。
これで結衣の1位が決定した。
「「「はあ……」」」
結衣以外の3人が肩を落とす。
「まだやるの?」
優里が聞いてくる。
「まあ暇だしな」
俺は優里の前にカードを出す。
「亮早く離しなさいよ!!」
「いやだ……!!」
「もういいわよ!これにするから!!」
優里がカードを引く。
そのカードの名前はジョーカー。
ババ抜きの中ではババ。
「ああー!!」
「諦めなきゃよかったのにな」
「亮のバカ!」
「なんとでも言え!俺は勝つためならなんでもやるさ!」
「亮君、結衣が1位だから勝っても意味ないよ?」
「はあ……」
俺は再び肩を落とす。
それからババ抜きを続けた結果1位が結衣、2位が円、3位が俺、4位が優里となった。
「さあ、なにを命令しましょう……」
「あぁ……俺の野望がぁ」
「はあ……亮に掃除当番1ヶ月頼むつもりだったのに……」
優里が勝たなくてよかった……
「私も亮君とデートしようと思ってたのに……」
なんで俺だけにしか命令するつもりがないんだ?
「決めました」
結衣が言う。
「亮さんが買ったものを2人が寝るまでつけてください」
「「亮(君)が買ったもの?」」
「いいのか?」
「今日付き合ってもらいましたからね」
なんと!!
俺の野望が叶うのか!?
俺は買ったものを持ってくる。
ちょっと出すのが恥ずかしくなってきた……
俺はゆっくりと『ある物』を出す。
「「猫耳?」」
「お……おう」
やっぱり恥ずかしい……
2人の視線が痛い……
「い……いやよ!」
「猫耳かわいいな~」
優里は嫌がり、円は喜んでつけた。
「どうかな!?」
萌えの一言に尽きる。
「かわいいよ」
「私も亮さんにかわいいって言われたいです!」
そう言いながら結衣も猫耳をつける。
「どうですか!?」
猫耳でメガネで巨乳……
もう死んでもかまわない……
「鼻血がでそう……」
「さあ!あとは優里だけですよ!」
「優里!」
2人が猫耳を持って優里に近寄る。
「や……いや……」
「「ふっふっふっ……」」
「やー!!」
装着中。
「こ……これは……!」
「優里かわいい!」
「猫耳に涙目上目遣い……これは最強ですね」
優里の猫耳は最強だった。
「うぅ……」
「優里かわいいよ」
「ほんと……?」
「ああ」
それから結衣の命令通り3人は1日猫耳で過ごした。
俺が萌え死にしそうなことも知らずに……