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第20話 男の子の許嫁?

「亮」


「ん?」


「俺、彼女をつくろうと思う」


ある日彰がうちに来たと思ったらこんなことを言い始めた。


「お前はつくろうと思ってもできないだろ?なに言ってるんだよ。寝言は寝て言え」


俺は彰に冷たく言い放つ。


「亮酷い……」


「なに?彰君好きな人でもできたの?」


「教えてっ!」


「気になるですぅ」


恋愛の話が好きそうな3人が来る。


まあうちに住んでる3人なんだけど……


「俺が好きなのは優里ちゃんたちだけだよ」


「「「きっと彰君にはもっといい人が見つかるよ」」」


「3人に同じ理由でふられた!!」


彰が俺に泣きついてくる。


「で?なんで急に彼女がほしくなったんだ?」


「お前がいつの間にか彼女みたいな存在を手にいれていたから」


「手に入れてなんかないが……?」


彰は無言で優里たちを指差す。


「あー……あれだ。うん」


俺はなんとかごまかそうとする。


「亮ばっかりずるい!!俺も彼女がほしい!!」


彰が泣き叫ぶ。


「うーん……あっ」


「なにか思いついたのか!?」


「ああ。ちょっと待ってろ」


俺はいったんリビングから出る。


そして『ある人』に電話をかける。


「なにしてたんだ?」


リビングに戻った俺に彰がたずねる。


「ん?秘密だ」


しばらくしてうちのインターホンが鳴る。


「おっ!来たな」


俺は家の扉を開けて『ある人』を中に通す。


「彰っ!」


「げっ……杏奈……」


「「「杏奈?」」」


杏奈を知らない3人が首をかしげる。


「彼女は白鳥杏奈しらとりあんな。彰の許嫁だ」


「「「えええええええええ!?」」」


「白鳥杏奈です。彰がいつもお世話になってます」


杏奈が挨拶する。


「えっと……沢田優里です」


「塚本円です!」


「駒崎結衣ですぅ」


3人も挨拶する。


「彰!!亮に聞いたよ!?彼女が欲しいとか言ってるんですってね!!」


「ま……待つんだ!話せば分かる!!」


彰は弁解する。


「問答無用!!」


杏奈が彰に襲い掛かる。


襲うって言ったってエロい意味じゃないからな?


「亮、杏奈さんとの関係って?」


「彰の幼馴染で俺の友達だな」


「亮!!助け……あああああああ!!」


「浮気は許さないんだから!!」


「なんか仲良しだねっ!」


円が言う。


「まあなんだかんだ言っても彰も杏奈のこと好きそうだしな」


30分後……


「見苦しいところを見せました……」


「いつも通りだろ?」


「まあ……ね」


杏奈が顔を赤くする。


「仲いいんですね」


結衣が言う。


「そう見てもらえてうれしいです!」


「杏奈、その敬語気持ち悪いんだけど」


彰が倒れながら言う。


「なんですって?」


「ごめんなさい……」


「まあ……たしかに私に敬語は似合わないわね……」


杏奈が考える仕草をする。


「優里!」


「はい!?」


杏奈が急に優里を呼んだので優里が驚く。


「円!」


「は~い!」


「結衣!」


「はいです!」


これになんの意味が……?


「よし!これで友達ね!私は敬語つかわなくておっけ~」


名前呼んだだけで友達かよ……


「3人も敬語つかわなくていいよ」


杏奈が3人に言う。


「私は敬語が染み付いてますのでそのままで……」


結衣が言う。


「そっか」


「でも杏奈ってなんで今頃登場?なかなか主要キャラになりそうだけどね」


優里が爆弾発言をする。


「きっと作者が後で思いついたからよ」


「杏奈ちゃん後付キャラ……かわいそう」


「円……」


なんか俺が会話に入れない……


「(亮……おぼえてろよ……)」


そんな声が聞こえた気がした。


「彰なんか言ったか?」


「………」


返事がない。ただの屍のようだ。


「杏奈。彰が愛してるだって」


「ほんと!?じゃあ今すぐ結婚よ!!」


「亮!お前はなんてことしてくれたんだ!?」


そうして彰は杏奈に引きずられてうちを去って行った。


「あんなのに憧れるわね……」


「優里いいこと言うねっ!」


「私達も亮さんに……」


うちに居候している3人がそんなことを言っていたのは聞かなかったことにしよう……


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