第17話 女の子たちと水遊び? ~決着~
俺は生徒会室から飛び出して目に入った人から撃っていく。
「うわっ!!」
「早い!?」
「赤い彗星!?」
誰だ今ガ●ダムネタ言ったやつ……
「残り何人だ?」
俺は目立つ校庭に行く。
「いた!」
また1人やって来る。
後ろからも足音が……
「優里と円と結衣!?お前ら残ってたのか!?」
「あんたさっきはよくも電話切ったわね?」
「ちっ!4対1か!!」
1人の男子生徒が言う。
4対1なら余裕だろ……
『さあ!!残り5人のラストバトル!!4対1なら余裕か!?』
会長……実況しなくても……
「ふっ……そうね4対1なら確実に殺れるわね。覚悟しなさい亮?」
「亮君なら私達のこと守ってくれると思ったんだけどな……」
「亮さん酷かったですぅ」
「ちょっとまてお前ら!今はそんなことよりもそこの名もない男子生徒を殺ることが先だろ!?」
「なんでお前らは殺すって漢字を使うんだよ!?」
男子生徒が涙目で言う。
「うるさい!!さあ!!覚悟しなさい!!」
「ちっ!!」
俺は水鉄砲を構える。
最初にきた優里に気をとられすぎていた。
「チェックメイトです亮さん」
いつの間にか後ろに回り込んでいた結衣に水鉄砲を突きつけられる。
「やめるんだス●ク!!」
「誰がスザ●ですか!!」
「俺が死んだら俺に仕掛けられている爆弾が爆発……」
パンッ
容赦なく撃ちやがった……
「バカだな……」
「色が変わらない!?」
「要はTシャツが濡れなきゃいいんだよ」
そう言って俺は布をはがす。
「お前らに殺られるくらいなら自爆する!!」
俺は持っていた水風船を全て上に投げる。
「黒の騎士団万歳!!」
そして俺と優里と円と結衣は濡れてしまう。
『優勝は名もない男子生徒君のクラス!!』
帰り道。
「お前らが攻撃してこなきゃ勝てたのに……」
「あんたがあんなの使うのが悪いんでしょ!?」
「でも楽しかったね!」
「はいです」
「亮も大変だったな~」
「ああ……」
あの後クラスの男子に責められた。
女子は庇ってくれたけど……
うちのクラスの女子優しい……
そう思った。