第120話 女の子の忘れたかった過去? ~詩織編~
この過去編長くないかな?と思っているカレーライスです。ちなみにまだまだ終わる気がしません…最低あと3話はほしい……
今日はグリザイアの果実について話そうかと…
フロントウィングの10周年作品としてつくられたグリザイアシリーズの1作目にあたる作品ですね。
PSPでの発売も決定。アニメ化も検討されてるらしいです。
これ18禁じゃなかったら蒔菜のキャラどうするんだ……あの娘しゃべれなくなるぞ……それに天音だってビッチキャラだからなにも目立たなく……
まあそんな話は置いておいて正直2011年に発売したエロゲで最高の出来ではないかと思います(個人的に)
まだ2011年は残ってますからね、最高と言うには早いかもしれませんね。
もしかしたら妹が365人でてくるゲームが最高になるかもしれませんしね。
2012年の2月24日には2作目のグリザイアの迷宮も発売します。
そして2012年内にグリザイアの楽園が発売するわけですが……
いったい2作目以降どうなるんだ……
暁の護衛みたいな感じになるんですかね?
でも天音ルート最後……なんでもありません。
公式のCG見ると一姫のエロもあるんですよね……(まあ女同士のですが)
今から楽しみでしょうがないです。
Rewriteのファンディスクのタイトルはやっぱり『Rewriteエクスタシー』ですかね?(笑)
結衣との出会ってからいろいろあった。
遊んだり、喧嘩したり、笑ったり、怒ったり、泣いたり……
その結衣ももういない。
もう……いない。
「なにその結衣が死んだみたいな語り」
「一応シリアスな雰囲気だしておこうかと」
「亮くんそれすごく無駄な気遣いだね!」
「うん。笑顔で言われるとすごく傷つくぞー?」
とりあえず屋敷内に入った俺たち。
ここから詩織を探さないといけないのだが……
とにかく部屋数が多い。
まあだからといって見つからないわけでもなかった。
「なあこれ罠か?」
「いやもしかしたらただのバカかもよ?」
「円。見られてるかもしれないんだからそんな失礼なこと言ったらだめでしょ?」
俺たちの目の前には『詩織の部屋』と書かれた扉。
「まあ入ってみるか」
俺はドアノブに手をかけた。
「「え?」」
後ろの二人の「「え?」」という声を聞いて振り向いたときにはもう二人の姿はなかった。
よくみると床に穴があいている。
「落とし穴?」
すべりだいみたいな要領で落ちるっぽいからけがの心配はないだろう。
でもどうしてこんなところで開くんだ?侵入者を排除したいのならもっとドアの前にしないと意味ないだろ……
~優里・円~
「落ちたわね」
「そうだね」
「おもしろい屋敷ね」
「まあ亮くんがこの先はなんとかしてくれるよ」
「そうね。じゃあ私たちは私たちでがんばりますか」
「うん」
「どうして私たちをここに呼んだの?」
優里が言葉を投げかける先には山崎沙織がいた。
「どうしてって言われても……本当は3人落とすつもりだったけど落とし穴の位置を間違えた……じゃなくて……あの男が詩織を助けるんでしょ?だったらあなたたちがいなくても大丈夫じゃない」
「まあ確かにそうだね」
「じゃあお話でもしない?山崎沙織さん?」
「お話?質問の間違いじゃないの?」
沙織は作ったような笑顔で優里たちと向かいあった。
~結衣~
結衣と聡は向かい合っていた。
「別に降参してもかまいませんよ?私もこんなすばらしいロボット壊すなんてもったいないと思いますし」
「壊されても沙織が直すから大丈夫だ。それよりも自分の体が壊されないか心配しなくていいのか?」
「体なんて自分で直せるです」
「俺は早く屋敷に入った3人を追いたい。でもお前は追わせたくない。それで合ってるか?」
「ええ」
「じゃあ行動不能にして追うしかないな」
「私はあなたのことを足止めできればいいわけですからね。でも行動不能にしたほうがなにかと楽そうです」
先に動いたのは聡だった。
人間ではありえない突進。
スピードが桁違い。
普通このスピードで突進されたら驚いて身を一瞬硬直させてしまう。
その時を狙うのが聡の狙いだった。
が、結衣はそれをなんとも思わず冷静に対処する。
冷静にそして最低限の動きでその突進をかわすと結衣が反撃に入る。
跳躍してからの踵落とし。
そんなの普通の人間、ましてや結衣になどできるはずのない行為。
しかし結衣はそれを平然と聡に当てる。
聡は一瞬なにが起きたか理解できない。
いきなり結衣が消えたかとおもうとすぐに右肩に衝撃。
そして聡は体勢を崩す。
その体勢を崩したところに結衣は容赦なく回し蹴りをいれる。
十分な遠心力を加えた回し蹴りは聡に脇腹をえぐる。
そしてそのまま壁までふっとばす。
「いつつ……」
「痛覚まであるんですか?本当にロボットなのか疑いたくなりますね……」
「わかってきたぞ……そのトリック……」




