第119話 女の子の忘れたかった過去? ~詩織編~
どうもお久しぶりです……
何回か更新しようとして投稿画面開いたんですよ?
でもインターネット接続が切れたりしてせっかく書いたものが消えたんですよ……
まあ単純に思い浮かばなかったってときのほうが多いですけど……
まあまた頑張らせていただきます。
「助けると言ったのはいいものの……これは勝手に入っていいものなのか?」
「一応あっちも了承してるんだしいいんじゃないの?」
「なんかこんな大変なことが起こってるのに緊張感がないのがこの小説のダメなとこです」
「今回の話間空きすぎて作者もなにがどうなってるか思い出せてないもんね」
「……とりあえず行こうか」
俺たちは門をくぐる。
「これ本当に入って大丈夫かな?警備会社とか来ないかな?」
「亮……さっきあんなに堂々としてたんだから今も堂々としようよ……」
「『やってやるさ。絶対に』キリッっていうのは嘘ですか!?」
「ちょっと言い直さないでくれない?なんか恥ずかしいから……」
「ほら早く行こうよ。詩織のこと助けるんでしょ?」
「それはそうだけど……これドアとか勝手に開けていいのか……?」
「「「…………」」」
俺たちが迷っているとドアが勝手に開いた。
いや、誰かが内側から開けた。
「いらっしゃい」
ドアを開いた人物はそう言った。
そしてその顔に俺と優里は見覚えがあった。
「「うちのクラスの変態!?」」
「え!?俺ってそういう立ち位置なの!?」
「亮さん、優里知ってるですか?」
「うちのクラスの自己紹介で『俺は義妹が好きです!』とか言ってた人」
「「うわ……」」
結衣と円が引いている。
「でもどうして……えっと……名前なんだっけな……」
俺はそいつの名前が思い出せない。
「聡だよ!!聡!!山崎聡!!」
「あーそうそう。聡がなんでここに?」
「俺はこの家の住人だからな」
「詩織のお兄ちゃんってことですか?」
「お義兄ちゃんだ。と言えたらどんなによかったことか……」
「「「?」」」
詩織たちの兄じゃないとするといったいなんなんだろう……?と俺たちが首をかしげていると自分から山崎沙織との関係を話し始めた。
「俺はな……実はロボットなのだ!」
「「「超展開キタコレ」」」
「優里。これはもうあれだな」
「うん。どうしようもない変態だね」
「ちょ……まって……本当なんだよ?ね?信じてよ?」
聡が泣きそうに訴える。
「信じろって言われてもな……」
「沙織が作った。完成したのは今から3年前。今回ここに来たのは沙織から家の中に誰も入れるなとの命令で来た」
いきなり雰囲気が変わった。
何人も近づかせようとしないまるで剣のように鋭い雰囲気。
「な、なあ聡?ロボットの三大原則ってわかるか?」
俺はなんとか声をしぼりだす。
「そんなのもう古いと誰かが言っていた」
え?あれって古いの?初めて知った。
「ロボットですか……それはすごい。ちょっと構造とか気になりますね。どうしてそんなに人間らしい反応ができるのか、とか。その体を動かすエネルギーはどこからきてるのか、とか。気になります。思わず解体したくなるです」
「結衣?」
結衣の雰囲気も変わったように思えた。
「私はね、亮さん。みんなが笑顔になってほしいからいろんなものをつくるんです。だからみんなが笑顔になるためならこのロボットの解体だってしてみせますよ?」
「結衣怒ってる?」
円がおそるおそる訊く。
「もちろん。私たちの笑顔の生活を壊したんですからあたりまえでしょう?ここは私にまかせて先にいくです」
「なんとなく死亡フラグな気もするが……じゃあ結衣任せた!」
俺たちは走って屋敷の中に入ろうとする。
しかしすぐに聡が回り込んでくる。
「俺は誰も入れるなと命令されていると言ったはずだが?」
感情のない目。
やはりロボットなのかもしれないと本気で思わせる目だ。
聡はそう言いながら回し蹴りを放とうとするが、
「私もここは私に任せてくださいと言ったんです。だからあなたの相手は私ですよ?」
結衣は聡の回し蹴りを軽々と受け止める。
その隙に俺たちは屋敷の中に入れた。
「さて、これで屋敷の中に3人も入ってしまいましたね。とりあえず私の一勝でしょうか?」
「お前本当に人間か?」
「ええ。人間ですよ?むしろあなたは本当にロボットですか?そんなに感情を出せるなんて」
「…………」
聡は無言で亮たちを追いに行こうとした。
「だから、ここは私に任せてくださいと亮さんたちに宣言したんですから。あなたは逃がせませんよ?」
いつのまにか結衣は聡の進行方向に回り込んでいた。
「さて、じっくり研究させてくださいね」
なんか全然違う話に……
ロボットってなによ?なにこのバトル展開?
あかん収集つかなくなりそう……