第101話 女の子たちと冬休み?12月24日~12月25日
お久しぶりです。
久しぶりに書くので2週間前に思い浮かべていた物語がまったく思い出せません。
さて、ガンダムの新シリーズについてですが……
なんだあれ…
敵がなんでMSじゃないんだよ…
子供向けアニメか…
これでガンダムを知る子達がかわいそうだよ…
以上です。
あ、生徒会長になったので更新が遅れるかもしれません。
それでもこれからもよろしくおねがいします。
「さあ……私たちのクリスマスの開始です」
結衣がそう宣言する。
「結衣なに言ってるの?ほら片付け手伝って」
「あ、はいです」
結衣は素直に優里の言葉に従う。
「ってそうじゃなくて!」
「「「?」」」
結衣がいきなり大声をあげる。
「どうしたんだ結衣?」
「私たちのクリスマスは!?亮さんとの甘いクリスマスは!?」
「いや、もう十分やったじゃん」
「いやだ!いやだ!」
結衣が駄々をこねる。
むぅ……ちょっと早いけど渡すか。
「ほら、結衣」
俺は結衣にプレゼントを渡す。
「これは?」
「クリスマスプレゼント」
「ほんとですか!?」
「おう」
「開けてもいいですか!」
「どうぞ」
結衣は俺が渡したプレゼントを開ける。
「ネックレスです!亮さんつけてください!」
「はいよ」
俺は結衣にネックレスをつけてあげる。
「ありがとうございます」
「どういたしまして」
「亮くん私たちは?」
「もちろんあるよ」
俺は円たちにも同じものを渡す。
「詩織には1日早い誕生日プレゼントだな」
「ありがとう!」
「亮、これいつ買ったの?」
「優里に先帰ってもらったとき」
「え!?Hな本買いに行ったんじゃなかったの!?」
「あれを信じてたのか!?」
「亮も男の子だからしょうがないと思って……」
「なんか心外だ……」
とりあえず俺は全員にネックレスをつけてあげる。
「つけたのはいいんだけどこの後風呂入って寝るだけじゃないか?」
「もらってすぐにつけるってのが大切なんだよ亮くん」
「そういうものなのかね」
まあよろこんでくれてるみたいだし、よかったよかった。
それから就寝時。
「おやすみ……」
詩織がねむそうに目をこすりながら2階に行く。
「おう、おやすみ」
詩織が部屋に入ったのを確認してから俺たちは話し合う。
「なあ、俺別にサンタの格好しなくていいんじゃないか?」
「もし見つかったらどうするつもりですか?」
「しょうがないな……着るよ」
俺は結衣が用意したサンタ衣装を着る。
「似合ってるわよ亮。ぷっ」
「亮くんかわいいよ」
「なあ結衣」
「はい」
「俺が着たときは普通のサンタ衣装だったんだけど?」
「そう。それが私の発明」
なぜか俺は女性用のコスプレサンタ衣装を着ている。
「発明でなんでも済ますのはよくないと思うんだ」
「私は罪な発明家……」
「もどしてくれないか?」
「えー」
「もどしてください」
「わかりましたよぅ」
結衣はしぶしぶ俺の服をもどしてくれる。
これ原理どうなってるんだろう……
これあれば服買う必要ないんじゃ……
それから数分後。
「そろそろ寝たかね?」
「大丈夫じゃない?」
「亮くん頑張って!」
「さあ!トランシーバーを持って!」
俺はトランシーバーとぬいぐるみを持って詩織の部屋の前にいく。
「ターゲットの部屋の前に到着した。オーバー」
『亮さんノリノリですぅ。オーバー』
「うるさい。オーバー」
『じゃあ突入。オーバー』
「了解。オーバー」
俺は扉を静かに開ける。
静かに部屋にはいる。
これを置けばミッション終了だ。
俺はそっとぬいぐるみを置こうとするが……
むくっ
いきなり詩織が上半身を起こした。
そしてうつろな目で部屋を出て行ってしまった。
「本部。至急応答願う。オーバー」
『どうしましたか?オーバー』
「詩織が起きて部屋を出て行った。オーバー」
『それは亮さんの部屋に行ったんですね。オーバー』
「この場合どうすれば。オーバー」
『詩織のベットに置いても意味ありませんし……至急会議を開きます。指示があるまでそこで待機してください。オーバー』
「了解。オーバー」
さて、待機だけど……
俺が今いる場所って女の子の部屋なんだよな。
詩織と結衣の部屋だけど……
まず匂いからなんか違うんだよな。
これ本当に自分の家か?
『亮さんは匂いフェチと……』
「おい!」
『あ……通信入ったままでした』
「とっとと指示だせ。オーバー」
『オーバー』
「なにも言わずにそっちに通信返しますよって意味か!?」
『オーバー』
「指示下さい……これからどうしたらいいんでしょう……女の部屋にサンタの格好した男1人ってかなりシュールな光景だと思うんですよ……オーバー」
『もう亮さんの部屋に置いといていいんじゃないですか?オーバー』
「なんて適当な返事!オーバー」
『私としては亮さんにいつまでもその部屋にいてもらいたかったんですけどね。オーバー』
「通信切るぞ。オーバー」
俺はトランシーバーを切る。
そして詩織の近くにぬいぐるみを置いて任務は終わった。
「なんかすごく疲れた……」