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登場人物・用語集

【登場人物】


田波レミナ:物語の主人公。現役の女子高校生であり、ゲドックス三十九班所属。


比賀班長:四十代。ゲドックス三十九班の班長。若い頃から三十九班に所属している。


モリアーノ:二十代。ゲドックス三十九班の作戦担当。レミナとは犬猿の仲。


ロビン:ゲドックス元隊員で、現在は定年後の再雇用制度で三十九班所属。


長岡サクラ:ゲドックス三十九班のオペレーター。昼間は喫茶店経営。


関塚アキト:レミナのクラスメイト。ドク死ノベルの世界にさまよってしまうが裏がある。


関塚恵子:アキトの母親で元三十九班の隊員。


ツインズ:インティとショーンの性別不明の双子AI。若いアバターで物語世界のみ登場。


荒川ゲンズブル:最も邪悪なドク死ノベル作家。かつてゲドックスの研究組織にも在籍。


田波センリ:レミナの父親でゲドックスの前の三十九班の班長。数年前にドク死した。



【用語集】


◯ドク死ノベル

略称ドクノ。バーチャル・リードでの物語体験をするには危険な内容の書かれたバーチャル小説のこと。読書安全対策機構から危険指定を受けて初めてドクノ認定される。


〇DMS

リュオが媒介・提供するノベルワールドに潜入するためのヘッドセットのこと。大手メーカー四社が販売。正式にはドリーミング・ミクスチャー・システム。


〇ダイブ

DMSからリュオの媒介を受けて現実世界からノベルワールドに入ること。『潜る』『入る』も同様の意味を持つ。


〇さまよい

ダイブ後、脳神経に混乱をきたし、リュオとうまく同期ができなくなり、自力でノベルワールドから離脱できなくなる状態。特に危険指定のドク死ノベルに入った場合の発生が圧倒的に多い。


〇ドク者

危険指定のノベルワールドにダイブしたリーダーのこと。『読者』あるいは『毒者』の両方の意味を含むためドク者と呼ぶ。


〇読書安全対策機構

通称ドクアン。日本全国における読書の推進、バーチャルリードの秩序安定活動と監視活動、または読死ノベルの流通阻止活動、バーチャルブックのあらすじの分析、その他バーチャル読書に関わる業務を行う総合機関のこと。


〇ゲドックス

ドクアン内にある、ドク者をドクモノやさまよいからの救出活動、安全に帰還支援するための実務部隊。全国各地に配置されているが総部隊の班数と隊員数は非公表。名前の由来は〝解毒〟からとったもの。


〇読書安全対策法

主にバーチャルブック、バーチャルリードに関して制定された法律。日本国憲法に記載されている『表現の自由』に関して、バーチャルのみは作品によって、命に関わる案件も生ずるとして、一定の範囲内で特別対応が許可されている(従来のペーパー版と電子書籍には通常通りの『表現の自由』が認められる)。しかし読者や作家からの反対も根強い内容で、今後一層の議論が必要とされている。略称〝ドクアン法〟


〇回収検査局

読書安全対策機構に設置された読ノを回収するための専門機関。ゲドックスとは因縁の仲。


◯あらすじ分析局

読書安全対策機構に設置されたバーチャルブックのあらすじをチェックする機関。


〇ドクモノ・ドクキャラ

読死ノベルに認定された小説の中に登場し、リーダーたちに読死をもたらす可能性があるキャラクターのこと。殺人犯、怪物、恐竜、妖怪、ロボット、マシンなどその種類は多岐に渡る。


〇ドク死

読死ノベルとして認定されたノベルワールドへ入ったドクシャがドクモノ・ドクキャラに襲われて死ぬこと。リュオは同期しているため、ノベルワールドで受けた傷や痛みも現実に戻ると残る可能性が高い。現実で血を流すことはないが、受けた痛みは相同の場合がある。治療薬を服用すれば回復するが、場合によっては死に至る。


〇読死ノベル

バーチャルブックのうち、ドクシャに危険をもたらす可能性があり、読書安全対策機構から危険指定を受けたバーチャルブックのこと。略称〝読ノ〟


〇バウンティ・ダイバー

特定の作家、企業、組織、あるいは読者ファンなどから依頼を受けて、ノベルワールドに潜入し何らかの目的を遂行する人物。認可を受けた公式活動のダイバーもいれば無認可のダイバーも存在する。


〇ノベルワールド

DMSを通じてバーチャル世界を体感できる物語の舞台。物語の世界をよりリアルな世界観で体感できる。また、リュオの開発発達によって自由に好きな章に飛び交うことも可能になり、登場人物との会話も可能。今後はストーリー展開に自分も参加できるリュオのアップデート化が期待される。


◯ダイブアバター

ダイブ時に好みのアバターに着せ替えができる。ゲドックス隊員はほとんどが原型アバター(現実世界と同じ姿)であるが、女性隊員は自らの好みのアバターに着せ替えることが多い。レミナは長い金髪姿のアバターを好む。


〇ライターズソース

作家がリュオから与えられたキーソース。物語の根幹となるデータが詰まっている。文字が無数に広がりを見せている。ナンバーキーを設定した創作主しか入ることができない。物語の世界を書き換えることも可能。


〇ゴッドワールド

作家の思惑がリアルタイムで更新でき、物語を自由自在に操れる空間。ライターズソースの書き換え作業がないため勝手が良い。また、ライターズソースとは違って、物語の世界が映し出されている。リュオの意思によって出てくることが多い。


〇混じり込み

ゲドックの隊員が潜入先からいきなり翌日の日常生活にて起き上がって幻覚状態のこと。潜入時に混乱を来した時に混じり込みは発生しやすくなる。〈あるいはノベルワールド〉と〈現実〉の区別ができない状態。特殊安定剤〈スタビライザー〉を服用することで正常意識を取り戻すことができる。


〇バーチャルリーディング

DMSを通じてバーチャルブックの物語の世界をよりリアルに体感できる。自分で好きな章へ行くことも可能。ただし、危険な内容の含まれる物語にはゲドックスの目が光る。『バーチャル読書』もしくは『BR』と呼ぶ場合もある。


〇データカード

バーチャルリーディングするための物語のデータが書き込まれている、携帯できる小型カード。このカードをバーチャルブックと呼ぶ場合もある。DMSにセットすると、リュオの媒介によってバーチャルリーディングが体感できる。


〇リュオ

DMSを通じて物語の世界と展開を反映させてバーチャルリードが出来るようにするためのサポートシステム。ドクアンが命名した通称。正式名称は不明。管轄機関は政府とされているがその詳細も不明。政府はリュオへの関与を否定している。また、システムの運用方法、運用場所、運用構成員なども不明。謎に満ちている。

ノクターンでは別名で作品を書いておりましたが全年齢向けのラノベは初投稿です。

以前に書いていたものを投稿いたしております。

まだまだラノベは未熟者ですのでみなさまのコメントやご指摘を頂けますと嬉しいです。


これからなるべく毎日投稿予定ですので、どうかよろしくお願いします。

物語の感想やリクエスト、誤字報告もしていただけるのも大歓迎です。

今後の創作のモチベにもつながります。どうかよろしくお願いいたします。

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