7ページ目 自己紹介って定番だよねっ!
ふはははは!まさかの2日連続更新!
鳥本「多分3日連続は起こらないだろうな」
…ぐはぁっ!
あ、ご感想お願い致します!どんどん送ってきて下さって結構ですので!じゃんじゃん感想お願いします!
「あーちょっと学校側の事情で担任が決まるのが遅れて申し訳無い。
さて、自分の名前はリズミア・デルセス。このクラスの担任です。
担当教科は日本史。年齢は二十歳の新米教師で、最近この学校に就いたばかりです。どうぞこれから一年間宜しくお願いします。何か質問は?」
リズミアが自己紹介をする。
こりゃあ多少嘘が入り交じってるな…ま、俺としてもそれが一番いいな、知り合いだと知られるとめんどくせぇし
それにしても本当に野郎にしか見えないよなぁ…女だとはとても思えない。コイツはもはや『男装の麗人』レベルをとうに超越している
声もハスキーボイスだし…俺とは正反対だ
畜生!ここまで来るとあの容姿が羨ましい!
「おい、鈴音。てめえ何を考えてる?変態か?お前」
「聖鳴。お前にだけはそのセリフは言われたく無い!」
「ちぇっ、まぁお前があの先生が女だと気付いているはずないしな。だとすると…ついにBLに目覚めたのか!
…いや待てよ。お前の場合は同性愛にはならないのか」
「ちょっと待て!何であの先生が女だと知っている!?それに俺はホモなんかじゃねぇ!ノーマルだ!普通に女の子が好きなんだ!
それに『ついに』って何だ!?俺が今までに同性愛者染みた行動でもしたか!?
てか俺の場合同性愛にならないってどうゆうこった畜生!遠回しに俺が女だとでも言ってるのか!?だとしたら殺すぞてめぇ!外見はこうちょっとばかし女みたいだとしても中身は100%正真正銘の男だぁっ!」
「…お前あの教師と知り合いか?」
「……あ」
今の俺はとってもマヌケに見えることであろう。畜生!つい言ってしまったぜ!
「とりあえずお前相変わらず馬鹿だなぁ…まぁいっか。とりあえず教えろよ」
「…誰にも言うなよ?俺とあの教師はちょっとした知り合いなんだ」
「お前…金髪幼なじみに男装の麗人女教師が知り合いって…周りの属性多いな」
「好きで知り合ったんじゃねぇって…ところでお前は何で気づいたんだ?」
「ふ、俺をなめるなよ。
俺は女性であれば男装の麗人幼なじみ同級生年上年下お姉様ロリお嬢様小学生OLメイド猫耳獣耳ボーイッシュツインテールポニーテールロングショート金髪黒髪緑髪ツンデレヤンデレクールデレ素直クール腹黒多重人格人外妖怪神様エルフ妖精巨乳貧乳実の姉妹等々や最近では男の子でも可愛ければいつでも受け入れOKな俺をなめるなぁ!」
「お前●●ピアスモドキかぁ!!!???」
「五月蝿いぜ?鈴音ちゃん」
「お前がそうさせたんだろうがぁ!!!それに俺は男だあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
「ちょ、ちょっと待て!エルボーははんそ…ぐわぼげるならぁっ!!!???」
「えぇっと…そこの君たち。静かにして下さい」
俺が多少暴走して聖鳴という物体『だったもの』をさらに殴っていたところをリズミア先生が制してくれた
それにしても『そこの君』って…非常に見事な知らないフリだ。俺もアイツを参考にしないと…
「それで質問はありませんか?」
「はいはーい!質問です!先生はどこの国出身ですか?」
すると生徒の一人が質問した。
確かにそれは俺も気になる…リズミア・デルセスって明らかに外国人の名前だし……それが偽名で日本人だとしても偽名自体が外国人名だからどんな嘘をつくのかちょっと楽しみだ
「イギリス出身だ」
即答だと!?
さては…この質問が出ることを予測していた!?だとしたら凄いな…リズミア…
「じゃあ彼女もしくは結婚しているんですかー?」
次は女子生徒が質問する
またもや気になる質問だ。ここで自分は女だと暴露しちまうのか!?それとも…
「いや、自分には現在恋人はいない」
…うん、リズミア…お前は隠し通すつもりなんだな…
「だったら私と付き合って下さい!」
「断る」
いきなりの告白に即答!?
畜生リズミア!心から羨ましい!!!初日からいきなりモテモテじゃないか!実は女のくせに!
「さぁてと、他に質問は無いな
それではまずクラス全員の名前を知りたいから一人ずつ自己紹介でもして貰おうか」
と、リズミアが言った。てか女子どもめ…さっきの返答から一気に質問に挙げてた手が下がってるじゃないか。お前ら皆レズなのか!?畜生リズミアめ!この色男女!
………微妙に哀しくなってきた
さて、ここからは俺の印象に残った自己紹介を挙げることにする
「先んじて一番手を勤めるのはウチやさかい!」
まず最初…出てきたのはエセ?なのかはどうかはよくわからないが関西弁の女。
身長は低め…小学生と言っても通用しそうなとこか?それでいてスタイルは一言で言うとロリ体型…出っぱっていない
顔は…うん、幼さの残る顔で可愛い。それで特徴としては八重歯が見えて…瞳は日本人には珍しいブルーサファイヤで髪の毛は桜色のセミロング。俺にも妹がいればなぁ…ってつい思ってしまったぜ
「ウチの名は舞津魅麗や!自分で言うのも何やけど、美少女や。でも気にせぇへんといて、ウチは可愛い女の子にしか興味が無いんや。
野郎に恋愛感情なんて抱くこと無いやさかい。告白なんかせぇへんといてや
あ、せやけど友達ならええで?」
……よくよくコイツの性格が分かった。多少ナルシスト気味…だけど可愛いのは事実だから置いといて、同性愛者かよ…ま、俺には凛歌がいるから関係無いしな…そう思っておく
さぁて、次だ
「ほな、マイク替わるで」
次に出てきたのは男…黒髪で前髪が長く、右目が前髪に完全に隠れている。後ろ髪もそこそこに長い。でも寝癖が多多あり、手入れしていないことがはっきりと分かる。顔は非常にバランス良く整っていて、美形だ。
長身でスマートな体型、でも決して細身という訳では無く、余分な肉が無いだけという感じでがっちりとしている。
そんな男がマイクを渡された動作をする
……………………………………………………………………………………………………………………マイク?
「いやはや、桜に舞いちった。この季節。マイク片手に持って歌います。
…てマイク無いじゃん!ハリセンクラッシュ!」
男はどこから突然巨大ハリセンを出して叩いた
…一体どこから出したんだその1Mはあろう巨大ハリセンは!?
「いてっ!
……アンタぁ…ノリツッコミってお笑いの才能あるで!?うちのコンビくまへんか?」
「いやカルテットだ!」
「残り二人はどうしたんや!?」
「人造人間3号と13号さ!」
「作ったんか!?作ったんかあんた!?」
……これが属に言う夫婦漫才っていうやつか
「…で、君。そろそろ自己紹介をして下さい
魅麗さんはとりあえず席に戻って」
「ちぇっ。何や、連れないやないけ先生
…まぁいいか」
ようやく魅麗とか言う女の子は帰ってった…
「さて。僕の名前は蓬莱響って言います。これからの一年、宜しくお願いしまーす
あ、ちなみに僕と舞津さんとは初対面です」
『って初対面かよ!?』
それが最初にこのクラスが一つになった瞬間だった
……何てしょうもないんだろ…このクラス
鈴音「何か終わり方微妙じゃないか?」
はい!そうです!本来この話と次の話は同じ話の予定でしたが諸事情により途中で区切らせていただきましたー
では!正体不明でした!
あ、あと出来れば感想下さい…