みんなでお花見2
璃音side
「璃~音、起きて~着いたよ~?」
ん~ねむ
「しょうがないな、はるちゃん~璃音をおんぶしてあげて。」
「いいん?!」
「ん」
「じゃ、失礼します!ニヤニヤ」
「はるきくんどうしたんですか。
いつにもまして気持ち悪くなって。」
「誰がいつも気持ち悪いだよ。」
「そこまで言ってませんよ。」
ん~なんか争ってるな~
「まあいいや。ヒョイ」
ん?持ち上げられてね?
「パチえ?何ここはるちゃん?
高ーい」
「高ーいってそんなに高くねーよw」
む、バカにされてる。
「てかなんでお姫様抱っこ?」
はず
「お前は俺のMyPrincessだから」
いや俺男だし。
妙に発音いいな。
でもここで反論したらみんなにいろいろ言われるよな~
よし、無視だ。
「ん?その反応受け入れてくれた?」
「いやそんなわけないでしょ。
眼中にもないって意味だよそれは。」
「そーだよー、自意識過剰すぎだよ。」
あってはいるけれど、ちょっと違うかな、、、
はるちゃんめっちゃ落ち込んでるし。
「そーいう意味じゃないよ。
はるちゃんのことは好きだよ?」
「はーい、璃音くーんそんなこと簡単に言っちゃだめ~言っていいのは僕だけ~」
なんで?
「それも間違ってます。小学生からやり直して来い猿。」
いつにもまして怖いな~
「ねえ゛ヘ(^ ^ヘはるちゃん下ろして!」
「やだ。」
ん~こーなったら!
「怜にぃ~はるちゃんがいじめる~(。>。<。)」
「んだと(゜Д゜)ゴルァ!!」
「ちょ、璃音それは反そk」
「覚悟してください♪は・る・ちゃ・ん♪」
「ごめんなさ~い!」
「待てやアアアアアア」
ふう、怖かった~
「いつにもまして怖かったね。」
「嵐みたいだったな」
「ホントにね~」
「玲音にぃ達!」
「ん?」
「なあに?」
「どした?」
「早く行こ!お腹すいた~」
「そーだねぇ、いこっかぁ」
「璃音くん手、つなご?」
「うん!」
玲音にぃの手って大きいな~。
それにガッチリしてる。
見た目筋肉なさそうなのにホントはすっごくあるなんてカッコイイな~
でも、俺以外みんなそうかも。
俺のときは、みんな優しくしてくれてるけど、他の人だったらすっごい力だもん。
いいな~。どーやったらあ~なれちゃうんだろ。
「ねえ玲音にぃ」
「なぁに?」
「なんでそんな筋肉があるの?」
「ん~鍛えたからかな。」
へー、?
「、、、少し急ごうか」
「そうだね」
「どーしたの?」
「ちょっとね、、、」
どーしたんだろ。
でもなんか嫌な予感する、、、