ヒーローキングダム②
縛りワード 木製バット インディアン ポチっとな
テキサス州で怪人『MCボマー』による爆破テロがあったとの情報がヒーロー事務所にはいる。
そこにヒーロー"インディアン・ジョージ"が
白馬に乗りながら颯爽と現れ、怪人と対面。
『ヘイヨー!聞けヒーロー
このMCボマーの能力すげいぜい!
韻踏む度 爆弾生成!
yohお前が人身御供のインディアン?
オーマイガー!俺にとっちゃとんだEazy fight!』
要約するとMCボマーの能力はラップで韻を踏むた度に
無から爆弾を生成できるらしく、
こうしてる間にも4個の爆弾を小脇に抱えていた!(韻の審査基準甘め)
『怪人め…貴様のやっていることは
侵略に他ならない。如何なる理由に置いても
侵略行為は許されることではない。
このインディアン・ジョージがネイティブ・アメリカンの
誇りをかけて成敗してくれよう』
『やれるモンならやってみやがれ!
時代錯誤のヒーローだねI got it‼︎』
4つあった爆弾を全て投げつけるボマー。
インディアン・ジョージは転がっていた木製バットで全て
打ち返す。
『何ッ⁈Realy⁈』
しかし衝撃で木製バットが折れてしまったところを怪人は
見逃さず、間髪入れず新たに生成された2個の爆弾を
投げつける。
それをヌンッと両方とも正拳突きで打ち返し、
MCボマーに直撃させ、逆にMCボマーが爆発。
爆風の中から現れるボマー。
『オレの爆弾は1コ40キロだぞ?
それを軽々と打ち返すとは。テメーどんな能力持ちだ?』
『能力などない。信ずるは己の膂力と
この母の忘れ形見のドリームキャッチャーのみ。』
『腕力のみだと〜!ウソつきやがれ!』
『ウソなどではない。インディアンは嘘をつかない。
それよりいいのか?韻を踏むのを忘れているぞ?』
『クッ…‼︎』
ジョージの言う通りボマーにはもう爆弾の手持ちがない。
するとニヤリと笑い、小型のリモコンのようなものを懐から
取り出すMCボマー。
『オレの武器が爆弾だけだと思ったか!死ねぇええ‼︎ポチっとな』
リモコンのボタンを押した瞬間、インディアン・ジョージの 付近の地雷が爆発。
ボマーは勝ちを確信した…
が、インディアン・ジョージは爆風を利用してその膂力に
よる跳躍で大ジャンプ。
油断したMCボマーの間合いに一瞬で入り、強力な一撃を
喰らわせ、勝利するのであった。