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一閃
光束が裂けた
この瞬間は
過去や前世、未来から
由来している、と
虹彩は絶えず見せてくる
わたしは心深い目になって問う
何故、人は存在しているのか?
溌剌と静寂のとばりから
それは、たとえば
創造
世界を協同創造するため
では、創造のまえにあるものは?
不動と流動のとばりから
それは
唯一の源である
純潔な愛や慈悲の泉
ゆえに…
こうして光源は
わたしの瞼からまどろみ
わたしの内外を
時には炎、時には水
時には風や土
金縷梅の幹のまにまとなって
洗い清め
世界を映し出す
その世界に
わたしは轟きながら
再び、立ち上がる




