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野花

****************


季節の匂いが


頬をつたい


友を思い出せば


元気でやっているか


想いが廻る


空の森からは


とうせいが響いたあと


太陽が今日も


命というもの


そう、命というものを


枝葉のこずえや電信柱まで


分け隔てなく告げている


正直の(こうべ)に神宿る


不器用でもいいから


カッコよくなくていいから


いつもいつも正直に生きていたい


この野花のように


宇宙の片隅で


誰に見られるわけでもないのに


自然と咲いていたい


純朴に、それから


ほほんと咲いていたい


****************


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