12)ゴブリン幼女戦記(後)
ツライ時、悲しい時はエロに逃げる。それが男の真理である。
はい。ワシじゃよ。
目の前では絶賛ゴブリンさんがひどい目にあいつづけとる。
現場がどんなふうになっちょるか軽く説明するな?
なんかの、みんな殺気たこない?
ワシャ正直ワシの回りを護ってくれとる美少女様達の影に隠れて絶賛ドン引き中じゃ。
そのまま隠れて彼女たちに、ちょいちょいいたずらしちょる自分の手にも絶賛ドン引き中じゃ。
じゃってワシもうこの状況に耐えれんくての?
よう考えたらワシってあいも変わらず美少女様に囲まれとるわけワケですよ。
目の前でね。ワシを護ろうと、可愛いお尻が、横でお胸が揺れとるワケなんですよ。
そりゃもう、現実逃避するしかなかったわけじゃよ。
ワシャ悪うねぇて。
ワリイのはきっとみんなあの駄女神じゃ。
これからワシャこの言葉を免罪符に世の中渡っていこうと思います。
あれじゃね。さすがにワシもこの状況で堂々とチチシリフトモモ揉んどったわけじゃないんじゃよ。イタズラも全部偶然、偶然の産物じゃ。
まぁ聞いてくれや?
いきなりバケモンの群れに飛び込んでいったキツめのネーチャンが見た目のまんま、レディースの頭みてぇな1人無双始めたときゃ、まだ耐えられたんよ。
ほいで金髪ロングの美人さんがちっちゃい美少女引き連れて、揃ってバケモンどもを素手でボコリ始めた辺り。そっからもう、きつぅてな。怖ぇわ。
気づいたら目の前におったワシの上着肩から掛けとる、やたら気風の良さそうな美少女の、その上着の端をの、自然と掴んでおったんじゃて。
ホレ、不安な時とか人間意味もなく、服とかハンカチとか、とにかく手に持っとるもんを弄り回しとうなるじゃろう?あれじゃ。
その時ワシの頭に電光が奔った。
なんかこの美少女、ワシに上着をイジクラれると明らかにカンジとるんじゃけどっっ!!
必死にそれを堪えようと、そんでも堪えきれず内股になってなんとも悩ましげに腰をくねらせとります。
もうね。ワシそれに縋るしかなかった。
自分の不安を隠すように見せて、一心不乱に上着の袖を弄り回しとった。
そったらそのタンビにぴくん、ぴくん、眼の前で美少女様が反応すんのよ。
ほんなことしとったら、ぴとっと、下着の娘が右から、ジーンズの娘が後ろから遠慮がちにくっついてくるわけですわ。
もうね。耐えられるワケねぇって。色々。
わかるじゃろ?
ワシの右で妙に色っぽいワシのパンツ履いとる美少女様は終始その光景を面白がってみておった。ときにゃあワシに協力までしてくれた。
ありゃ確信犯じゃ。さすがワシのパンツの娘じゃ。ワシってもんを分かっとる。
おん?そんな余裕あったんかいって?
じゃってさ。
そりゃな?あの無双美女―ズを抜けてバケモンが数匹コッチにきたときゃ、ワシもかなりびびっとったよ?
でもちっこい美少女2人に連れられてなんかワラワラ美幼女たちがそのバケモンに突進していっての? 時にはぶつかり、まとわりついとったらよ。バケモンがみぃんな動かんようになったんじゃ。倒れこんでの。
ワシちょっと前にあの光景覚えがあるんじゃけどぉぉっっっっ!!!
石殺し、あれ、ワシの命の危機じゃったんじゃねぇっっっ!?
もう現実逃避しかなかった。
美少女様できゃっきゃうふふしとったら、戦いは全部おわっとたよっっっ!!
そりゃその後バケモンに殴られとった美幼女たちの心配ぐらいはしたったわっっ!!
不思議な顔されたけどなぁっっっっっ!!(恐怖心)
もうね。ワシゃつれぇんよ。
美少女にホラーとか求めてねぇっっっっっっっっっっ!!!
こうしてワシが立ち上がろうとした事がきっかけで起こったこの騒動は。
美少女たちの圧倒的な蹂躙劇によって幕をおろした。
なんかワシゃ無性に今、ゴブリンさんに謝りたい気分でいっぱいじゃ。
なんかゴメヌ。
ふぅ。パンツちゃん達の別視線、いっとく?
見たいって紳士のキミはぜひ感想使ってその思いを伝えてくれよなっ!!
ほんとこんな小説見て下さってありがとうございますっっ!!




