表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
初恋  作者: rein
第1章〜高校1年生〜
8/98

7話「突然の出来事」

その翌日。やっぱり私は部活に行きたくないという気持ちになった。こんなに苦しいなら美鈴に伝えればよかった。

そう思っていると誰かからLI〇Eがきた


『怜奈!聞いて!』


美鈴からだった。


『どうしたん?』


『彼氏出来ちゃったw』


私はショックだった。優大と付き合ったからと思ったから

でも…


『祐也って人なんだ〜!もう嬉しすぎる!』


優大じゃなかった。私はホットした。

でも祐也って誰だろう?


『美鈴?祐也って誰?うちの学校にそんな人いたっけ?』


『うちの学校じゃないよ。多分怜奈は知らないと思う』


私は何だか嫌な予感がした。その予感は的中した


『もしかしてだけどネットじゃないよね?』


『何で分かったん?ネットだよ』


『ネットで知り合った人と付き合って大丈夫なん?会ったことあるん?』


私がこんなに心配するのは、ニュース等でネットトラブルで犯罪に巻き込まれたというものが多かったからだ。


『大丈夫だよ、何回も会ってるし優しい人だし』


『そう…ならいいんだけど。』


私はここでもう一つ疑問に思ったことがあった


『ねぇ?彼氏出来たって言ってたけど、優大はいいの?』


『うん。恋愛感情で好きってわけじゃなかったから』


『え?そーなん?』


私は訳が分からなかった。恋愛感情でなければ何で好きだったんだろう…

でも私は内心ホットしている。


午後、私は普通に部活に行き、いつも通り楽しく部活をした。


「何か今日怜奈元気だね。昨日の怜奈が別人になったみたい!」


「昨日は本当に調子悪くってw」


「今、もう1回聞くけど、優大のこと好き?」


私はこの機会を逃したらもう絶対言えない。そう思い正直に話した。


「…うん。昨日は言えなくてごめん。まさか美鈴と被ってるなんて思ってなくて。それで言えなかった。」


「ううん、それが普通だと思う。うちも怜奈と同じ立場になったら多分言えないもん。」


「ごめんね、ありがと」


私は美鈴に正直に話したことで心のモヤモヤが晴れた気がした。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ