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初恋  作者: rein
第3章〜高校3年生〜
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62話「-4キロ」

「ごちそうさま」


「もう終わり?」


「うん、もうお腹いっぱい」


最近全然食欲がない。というより食べたら吐き気がするから食べられない。


こんな生活を続けて四日目


学校に行くと、


「怜奈元気ない?」


「顔色悪いよ?大丈夫?」


と声をかけられることが多くなった。


優大にも、


「また細くならんだか?何かあったら言えや?」


と、心配かけてしまっている。


でも全然食べられない。


そして1週間が経った。


「今日家帰ってから体重測って教えろ」


そう帰り際に優大に言われた。


「分かった」


私は家に帰り体重計に乗る。


一週間前に測った時は52キロだった。


数値が出た。私は唖然とした。


『測った?』


『うん』


『どんだけやってん?』


『48…』


~♪


電話だ。


『48ってお前、前どんだけやってん』


『前52キロ。4キロも減っちゃった』


『とりあえず食べろ』


『食べたくても少し食べただけで気持ち悪くなって食べられないの!』


『それでも食べろ!じゃないとやばいぞ』


『食べろ食べろって、優大はこんなんになったことないからそんな軽々と言えるんでしょ!?うちの気持ち分からんくせにそんなこと言わんといてま!』


私はそう言って電話を切ってしまった。


切った後たくさん泣いた。


病院に行ってもどれだけ調べても分からないと言われ、周りの友達にも優大にも辛さを分かってもらえない。


辛かった。


2日が経ち月曜日。また今日から学校だ。


学校に行くと、


「怜奈おはよ!」


声をかけてきたのは梓だった。


「おはよ」


「ねーお腹空いたー」


「朝食べとらんの?」


「食べたけどお腹空いたー」


「じゃあハイチュウを恵んであげよう」


真子がそう言ってハイチュウを渡してきた。


私は食べたい気分ではなかったが、2人とも美味しそうに食べているので私も食べてみることにした。


「甘い」


最近お菓子、デザートなど甘いものは全然食べていなかった。その分ハイチュウの甘さが身体に染みた。


私はその日から少しずつご飯や甘いものを食べれるようになってきた。


~♪


『優大、この間はごめん。八つ当たりした。』


『いや、俺こそ悪かった。怜奈の気持ち何も考えんと食べろなんて言って』


『ううん、あのね最近少しずつだけど食べられるようになってきてん』


『まじで?良かった。今度さパフェでも食べに行く?』


『うん、行く!』


私は優大と仲直りした。


そして1週間が経ち、食欲は戻り元気になった

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