表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
初恋  作者: rein
第2章〜高校2年生〜
41/98

40話「テスト勉強①」

今日からテスト休みに入る。部活はないから優大に会えるとなったら体育の時くらい。話したいけど、2年生最後のテストだから邪魔はしたくない。いい点を取ってほしい。


何度も連絡しようと思ったけど、打っては消して送るのをやめる。その繰り返し。テストは木曜日から。今日は土曜日。そろそろテスト勉強始めなきゃ…

そう思っていた。



~♪


『テスト勉強付き合ってくれんけ?』


え?何で?いつもこんなことなかったのに


『どうしたん?』


『いざ、1人でしようと思ってもさ、携帯触ったりして全然テスト勉強捗らなくてさ』


『そういうことね。いいけど、いつ?』


『出来れば月曜から水曜まで』


私は少し迷った。いつもなら速攻okするけど、今回はテスト前。考えた結果、これが優大のためになるならと思い


『分かった。いいよ。家来る?机あるし』


『ありがと。助かる』


私達は月曜日から私の家でテスト勉強をすることになった。私は急いでとりあえず部屋の掃除にとりかかった。


日曜日は残っている提出物を終わらせた。

そして月曜日。その日はとても天候が荒れていた。


『今日天気悪いけど大丈夫?』


『俺は大丈夫』


『なら、気をつけて来てね』


私は掃除がなかったので雨の中傘をさして帰った。

とても風が強くて大変だった。

家に帰り、部屋のチェックをした。

その後玄関にタオルを用意し、優大を待った。


『着いたよ』


連絡が来た瞬間私は扉を開けた。


「ちょっと濡れた」


「これ、良かったら使って」


私は用意しておいたタオルを渡した。


「準備凄いな」


暖房の付いた暖かい部屋に入れた。


「あったけー」


「風邪引かないでね?」


「おう」


私達はテスト勉強を始めた。


「課題終わった?」


「全く。手つけてないもんばっかや」


「まぁ、携帯触ってたらそうなるよね」


「終わったん?」


「昨日で残り終わらせた」


私はテストに向けての勉強。

優大は提出物をやっていた。

勉強している時はいつもなら全然時間が経たないのに、今日はとても早く時が過ぎていった。


「もう7時やん」


「早いね。そろそろ帰らないとね」


「そうやな。おかげで結構進んだわ」


「それなら良かった」


明日もここに来る約束をして別れた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ