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初恋  作者: rein
第2章〜高校2年生〜
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29話「事件/半年記念日」

ホワイトデーから特に何もなく、本当に付き合っているのか不安になっていた。優大に告白されたが、今はどう思っているのか、今でも好きでいてくれているのか。

そんなことばかりずっと考えていた。



今日で半年になる。

しかし今日、事件が起こった。


美穂と美鈴と3人で話していた時だった。


「怜奈27日け?」


そう言った瞬間美穂はしまった。という顔をした。

もちろん私もそうだった。まだ美鈴に話していなかったので慌てた。


「何言っとるん?今日25日やよ?w」


そう咄嗟に誤魔化した。しかし美鈴は前々から気づいていたみたいだった。

その夜美鈴からLI〇Eがきた。


『怜奈、優大と付き合っとるん?』


そう来た時は心臓が飛び出そうだった。


『うん。』


私はもう隠し通せないと思い正直に答えた。


『そっか。おめでと』


『今まで黙っててごめん。美鈴も優大のこと好きって言ってたからなかなか言い出せなくて。それに美鈴に彼氏が出来たから言うってずる過ぎるよね』


美鈴は1週間前に彼氏が出来た。

私はそれを機に話そうと思っていた。


『全然大丈夫やよ。2人とも幸せになってね』


『ありがとう。1つ気になったんやけど何で付き合ってるってこと分かったん?』


『梓の携帯チラって見た時怜奈の名前の横に27って書いてあってん。あと今日の美穂の27け?っていうやつで多分そうかな?って思って』


『そっか』


『うん。』


私はこんな形で言うのは嫌だったけど、美鈴にちゃんと話せてスッキリした。隠し事をせずに学校生活が送れるということはとても嬉しい。



27日

今日は部活が休みだ。私は優大にLI〇Eを送った


『今日で半年だね』


『そうやな。早かった』


すぐに返信が来たので嬉しかった。

私はダメ押しで言ってみた。


『ねぇ?今日一緒に帰らん?』


私はきっと無理だろうな。そう思いながら返事を待った。


『構わんぞ。』


『ほんとに!?ありがとう。終わったら自転車小屋で待っとるね』


私はokを貰えるとは思っていなかったのでとても嬉しかった。



その日の授業はとても早く感じた。

楽しみが先に待っているので多分それのせいだろう。



放課後になり、私は梓たちに


「今日一緒に帰ります」


そう言うと、


「まじでー!初めてじゃない?」


「うん。やからめっちゃ緊張してるw」


「良かったやん!うちも竜と帰るわ〜」


梓も今日は彼氏と帰るみたいだ。

私たちは自転車小屋に向かった。

優大は掃除があるみたいで来るのは遅かった。

その時間がとても長く感じた。


「うちらそろそろ帰るね。邪魔しちゃ悪いし。明日感想聞かせてね〜w」



そう言って帰ってしまった。

その数分後、優大が来た


「悪い、掃除長引いた」


「大丈夫だよ。うちもさっき出てきたとこ」


私たちは少し離れた状態で校門を出た。

周りにたくさん人がいたからだ。


「何か緊張するね」


「そやな〜こんなん初めてや」


「そうなんだ。あ、ノート持ってきたよ」


「サンキューいつも助かりますわ。家寄ってって。パパッと書いて渡す」


「分かった」


私はただ一緒に帰るだけだと思っていたので嬉しかった。

私はこれを機に優大にあることを言ってみようと思った。

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