2話「仲良くなったきっかけ」
私は休日、家にいた。
しかし暇すぎてどこかに出掛けたい気持ちになった
私は着替えて少し街をブラブラしようと思った
私の家の近くには公園がある。そこに行こうと思った
公園に着くと珍しく子供はいなかった。
だけど隅の方に人影があった。
よく見てみると同じ部活の1年生だった
そこに4人ほどいた。
その中の1人、中野という男子が私に気付いた。
「神崎!丁度いいところに!ちょっと手伝ってくれ」
そういわれ私はそこに向かった。
行くと何か作業をしているようだった
その中に沢峰の姿があった
「何してんの?」
と、私は彼らに訪ねた。
「俺ら今から動画撮ろうかと思ってたんだけど皆の位置のバランスがおかしくてさ。」
「悪いんだけどカメラ持って上行って指示出してくんね?」
私はめんどくさいな〜と思ったが暇だったし、まぁいいか。と上に行って指示を出した。
「うん、バッチリ。大丈夫だよ」
「サンキュー!で、もう一つ頼みが…」
と、沢峰がそこに立って撮ってほしいとお願いしてきた
「人遣いが荒い人たちだことw」
と、笑いながら私は引き受けた。
なんだか楽しくなってきたのだ。
撮り終わり彼らに携帯を返した。彼らはその動画を見て
「自分で言うのもなんだけど、いい感じだな。」
「確かに。」
と、皆が自分を褒めている姿を見て私は
クスッと笑った。
「何で笑うんだよ」
「だって皆楽しそうなんだもん。それに私も撮ってて楽しかった。ありがと」
「お礼を言うのは俺らだろ。ありがとな。良かったらこれからも時間があれば撮ってくんないかな?」
「うん、いいよ」
沢峰が皆を代表して言ってくれた。
私はこの日からカメラ係として公園に通った
私はこれを通じて沢峰と仲良くなった。