27話「2人だけに」
次の日。日曜日は部活は午後からだったため私はいつもより遅く起きた。起きてLI〇Eを見ると優大からきていた。
昨日はあまりにも眠過ぎて早めに寝たため優大からのLI〇Eには気づかなかった。
『今日はサンキュー。美味かった。』
私は顔が赤くなるのが分かった。
本命でチョコを渡したのは優大が初めてだったから。
そして私は帰ってからずっと、味はどうだったのか心配だった。
『よかった』
そう送るとすぐに返事が返ってきた。
『おう。ってかお前にしては返事遅かったじ?』
『昨日眠気がやばくて、すぐ寝ちゃった』
『何時くらい?てかそんな疲れるようなことした?』
『9時には寝とった。疲れるようなことは特にしてないけど、緊張しすぎたんかもねw』
『9時とかお子ちゃまやんw緊張とかせんでもいいのに』
お子ちゃまという言い方には少し腹が立ったが、そこは敢えて気にしないことにした。
『だって家にチョコ渡しに行ったことないんやもん』
『あ、そうなん?』
お昼まで会話は続いた。
『そろそろ学校向かうねー』
そうLI〇Eを送り私は家を出た。
部活が始まり、基礎打ちを前半と後半に分かれ行った。私は前半に入り後半は美穂と梓と話していた。
「昨日誰かに本命あげたー?」
そう美穂が聞いてきた時はドキッとした。
「うちはあげたよー」
梓はそう言った。
「彼氏おるもんね!怜奈は?」
「えーっとねー。あげた…w」
「え?まじで?誰ー!」
2人の声が重なった。私は2人に誰にも言わない条件で話した。
「優大に…」
「付き合っとるん?」
そう美穂に聞かれたので私は頷いた。
「今付き合ってどんだけ?」
「1ヶ月ちょっと」
「やっぱねーそうやと思った。怪しかったもんw」
「何か恥ずかしいwでも言って少しスッキリしたかも。でも本当に誰にも言ったらだめやからねー!」
「はーい」




