表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
初恋  作者: rein
第1章〜高校1年生〜
10/98

9話「約束の日/結果」

次の日。私はいつもより早起きした。

だって今日は優大の家に勉強しに行く約束をしているからだ。私は優大にLI〇Eを送った。


『おはよ』


少しすると返信がきた。


『おはよ。早いな』


『いつもこんぐらいだよ』


今は朝の7時。私は休みの日はこんなに早くない。

いつもは8時か9時頃だった。


『そーなん?俺いつもなら10時ぐらいまで寝てる。でも今日は何でか知らんけどちょっと早く目が覚めた』


『そーなん?何でやろうね笑』


私は今日が楽しみで早く目が覚めててくれたら嬉しいなと思った


『そうそう、今日1時ぐらいに来てもらってもいいか?』



『うん、大丈夫だよ。じゃあ1時頃に行くね』


『おう。それまでに部屋片付けるわ』


私はご飯を食べて時間が来るまで勉強した。呆れられたくなかったからだ。


12:30になった。私は準備して優大の家に向かった

優大の家に行くのは今回で2回目だった。


家に着いた。インターホンを押して待った


「よう、上がって」


「うん、お邪魔します」

2回目だったけど緊張していた。


「じゃあやろっか。」


「とりあえずこれ覚えておいたらいいと思う」


そう言って優大は丁寧に紙に書いてくれた


SV

SVO

SVOC

SVOO

SVC


S…主語

V…動詞

O…目的語

C…補語


「修飾語は基本誰と何処で何時の順な」


「分かりやすい。ありがとう」

本当に分かりやすかった。


またあっという間に時が過ぎた。


「今日はありがとう。いい点取れそう」


「それは良かった。頑張れよ」


「優大もね」


私は自転車を漕ぎながらニヤついていた

我ながら気持ち悪いなと思った。





夏休みが終わり、テストも無事おわった。

後は結果を待つだけだ。



後日、テストが返ってきた。


「テストどうやったん?」

美鈴に聞かれた。


「まぁまぁ良かったよ。特に英語かな?」


「え!英語?あれ全然分からんかってんけど。何点やったん?」


「美鈴はどんだけやったん?」


「50くらいやった。」


「でもいい方やん。」


「で、怜奈は?」


「85やったー!」


「まじで?やばっ」


このテストの平均点は38と結構低かった。


学校が終わり家に帰り、携帯を見るとLI〇Eがきていた

優大からだ。


『英語どうやった?俺92やったわ』


『流石。高いやん〜』


『で?お前は?』


『85やった。』


『すげーやん。俺のおかげやなw』


『うん、そーだねwありがとね』


『どういたしまして』


私はテストも嬉しかったけど、やっぱりLI〇Eが来たことが嬉しかった。本当に恋してるんだな。と思った

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ