地の文問題、情景描写、キャラの見た目服装編
※情景描写……目の前の光景や有り様を言葉にするというもの。
眼の前で見えている事を文章にする、形のない心理描写よりずっと書きやすそうだ、と初めは思っていました。
実際迷いなくかけてきました、うん、問題ない。
しかし、ある日指摘がありました。
「キャラの見た目の描写が少なすぎる」
「動きが見えない」
「主人公ちゃんは今どこにいるの?」
イマドコ?ココ山岡は宝石店。
読み返して見たら、確かに人物に対する描写は“少女”だとか“男二人組”だとか、“初老男性”だとしか書いていなかった……。
書けていたつもりがご覧の有様ですよ。
他人にずっと関心がなく、髪型だとか服装だとか一切気にしてこなかったので、特徴と言われても、「女の子の髪は……長い、色は金髪、髪型? う、うーん」、「爺さんは禿頭」、「男二人組は、まぁ、適当にデブとチビとかそんなことでいいんじゃ、え?まだ足りない? じゃあ何が必要なんだ!?」……と、いうような流れがありました。
服装とか、関心がなさすぎて、上着、下着、くらいしか判別のつかないダサダサおじさん。
朝着ていく服は人任せ、「今日は何を着ていけばいいの?」と聞いて、出されたものを着る。
TシャツとYシャツの違いもわからないレベルの人間に、服装……見た目の描写とか無理じゃないか?
と諦めたくなりました。
脳内の住民も「コイツにそれは無理だよ、何十年出来てこなかったんだよ、出来るわけがない」と満場一致です。
ですが、結構出来るようになってきました。
ここ最近の自分のキャラの描写はこんな感じです。
『清楚な薄青ワンピースのスカート部分には群青色のリボンと、純白のフリル、袖部分には金色の刺繍が入った上品な服装から反則的に大きく突き出た二つの乳房に、腰まで伸びたウェーブがかった金髪が流れるように絡みついていたのだった。』――スギボウの大冒険の姫奏ちゃんの描写より
メチャクチャ出来ていると思いませんか?
上記の、「髪が長い金髪の少女」からこの進化ですよ。
ようやくこの頃YシャツはよくわからないけどTシャツがどんな服か分かるようになってきているレベルで、ここまで書けるのは、自分で自分凄い! と自画自賛なんですが。
まぁ、こうテンションを上げていっても、「ん。ああ…そうだね…」くらいしか返答のしようが無いのもわかります。
なぜここまで書けるようになったか、武者修行に出たのです。
どこに? → ノクターンノベルズです!
ノクターンノベルズとは、小説家になろうの成人向け版みたいなサイトです。
そこには、今足りないもの、人物の見た目の描写、風景、状態、全てがあった。
当然投稿したものは【Rー18】のエロ小説ですが。
どのような経歴を辿っていったのか、長くなりそうなので一端〆ます。
次回からノクターンノベルで行った昔のジャンプ漫画並の修行回に入ります。