登場人物紹介(王立学院四年目編)
第5部 王立学院四年目編 ( )内の年齢は王立学院四年目編スタート時
<クリスタリア王家>
カルロ・クリスタリア(42)
クリスタリア国の現在の国王。国を豊かに発展させた功績と人柄で国民に人気。
黄金色のクセの強い長髪。碧眼。端正な顔立ちだが人懐っこい印象。
パトリシア・クリスタリア(39)
カルロの正妃。
穏和で慈悲深い。身体はあまり丈夫では無い。翠眼。
フェルナンド・クリスタリア(64)
カルロの父。クリスタリア国の先代の国王。
黄金色の髪。豪傑。剛腕。『金獅子王』の異名あり。孫(特にローザ)を溺愛。
ギルベルト・クリスタリア(16)
第二王子。幼名シアン。カルロ似の金髪碧眼の美少年。第二騎士団に所属。
魔力量も多く優秀で非の打ち所がない。現在は父王の執務を補佐中。
アスール・クリスタリア(13)
第三王子。(ロートス王国の正当な王子レオンハルト・フォン・ロートス)
金髪翠眼。優秀過ぎる兄と自由すぎる妹に挟まれた悩める王子。
ローザ・クリスタリア(12)
第三王女。(ロートス王国の正当な王女ロザーリア・フォン・ロートス)
プラチナブロンドの天真爛漫な可愛い少女。翠眼。光属性の持ち主。
エルダ・クリスタリア(37)
カルロの第二夫人。
ガルージオン国の先王の孫娘。黒髪。
ドミニク・クリスタリア(19)
第一王子。幼名モラード。(第二夫人エルダの子ども)第一騎士団に所属。
高身長で屈強な体格。武芸に秀でている。現在は父王の執務を補佐中。
ヴィオレータ・クリスタリア(14)
第二王女。(第二夫人エルダの子ども)ダダイラ国に留学中。
真っ直ぐな長い黒髪。乗馬や鍛錬を好む。ファザコン。
レガリア(神獣ティーグル)
女神ルミニスに仕えていた神獣の王。光属性のローザと契約を結ぶ。
白い毛皮に薄桃色の縞模様。空色の瞳。小型化して学院の寮で暮らしている。
<学院の友人と先生>
ルシオ・バルマー(13)
バルマー侯爵家次男。食いしん坊なアスールの幼馴染で友人。
栗色の髪と瞳。クセが強過ぎる髪。見た目は母、性格は父似。
マティアス・オラリエ(13)
オラリエ辺境伯家の三男。イズマエル・ディールスの甥。アスールの友人。
生真面目な性格。将来は騎士を目指している。
レイフ・スアレス(アルカーノ)(13)
海運関係を営む平民の三男。スアレス公爵家に養子に入る。
水属性の高い魔力を持つ。授業を通してアスールとは友人関係になる。
ヴァネッサ・ノーチ(13)
ノーチ男爵家の三女。二人しか居ない分科コースの女子学生の一人。
学院卒業後は王宮府勤務を希望している。
リーナ・サイト(13)
ヴィスタルにある出版ギルドの娘。もう一人の分科コースの女子学生。
学院卒業後は王立図書館か学院の図書室に勤務したいと思っている。
カレラ・バルマー(12)
バルマー侯爵家長女。ルシオの妹。女子初の首席入学者。
しっかり者で成績も人柄もとても優れている。ローザの友人。
マイラ・バルマー(11)
バルマー侯爵家次女。ルシオの妹。
おとなしく、引っ込み思案な少女。出来の良い兄姉に引け目を感じている。
グスタフ・ハイレン(14)
ハイレン侯爵家の長男。今年の学院執行部部長。
勝手な行動で輪を乱し、執行部部長の職を放棄。
エイミー・ルクラン(14)
ルクラン侯爵家の次女。今年の学院執行部副部長。
部長の職を放棄したグスタフに変わり執行部部長(仮)として手腕を振るう。
フランシスコ・ガルシア(66)
アスールのクラス担任。毎年第四学年の分科コースを担当している。
元王宮府に勤務。
アレン・ジルダニア(28)
昨年までのアスールのクラス担任。魔道実技演習の水属性クラスを担当。
魔導具研究部顧問。元魔導士団の研究員。魔導石加工の専門家。
<その他のクリスタリア国の人々>
イズマエル・ディールス侯爵(44)
カルロの側近。前騎士団長。アスールの剣の師匠。
大柄。灰青色の瞳。眉間に常に深い皺。冷静沈着。寡黙。
アンナ・ディールス(32)
イズマエルの後妻。エルンストの姉。
アナスタシア・フォン・ヴィスマイヤー。元スサーナ妃の侍女。
フレド・バルマー侯爵(42)
カルロの側近。王宮府副長官。
中肉中背。温厚そうだが実は切れ者。『クリスタリアの頭脳』と呼ばれる。
ラモス・バルマー(16)
バルマー侯爵家長男。ルシオの兄。ギルベルトの友人で側近候補。
栗色の髪と瞳。見た目は父似だが性格は超真面目。王宮府に勤務。
ニコラス・スアレス(47)
スアレス公爵。リリアナとスサーナの兄。
既に嫡男は居るが、アスールと生きたい甥のレイフを養子に迎える。
ダリオ・モンテス(67)
アスールの教育係兼側仕え。元カルロの教育係兼側仕え。
かなり有能な老人。趣味はお菓子作り。
エマ・ジスリム(60)
ローザの教育係兼側仕え。
フレド・バルマー伯爵の歳の離れた姉。未亡人。
ディエゴ・ガラン(47)
レイフの教育係兼側仕え兼護衛騎士。元ニコラスの凄腕護衛騎士。
妻がロートス王国出身のためロートス王国に縁が深い。
<ハクブルム国の人々>
クラウス・ハクブルム(23)
ハクブルム国の皇太子。アリシアの結婚相手。
クリスタリア留学中にアリシアに一目惚れ。五年をかけて愛を育む。
アリシア・ハクブルム(21)
第一王女。幼名リラ。ハクブルム国の皇太子と結婚。ハクブルム国へ旅立つ。
淑やかで儚げな美人。現在、第一子を妊娠中。
ルアンナ・ミュルリル(22)
ミュルリル侯爵家の長女。アーノルド・フォン・ヴィスマイヤーの婚約者。
元ハクブルム国王弟の婚約者。婚約破棄のスキャンダルで結婚は諦めていた。
<ガルージオン国の人々>
ザーリア・ガルージオン(18)
ガルージオン国第十二王女。ドミニクの婚約者。
少しふくよかで、温かい印象を受ける明るい茶色の髪。琥珀色の瞳。
バルワン・ガルージオン
ガルージオン国第二王子。第一夫人の長男。高位継承順位者。
自己中心的で高慢な王子。ジャング公爵家を後ろ盾に持つ。
ルーレン・ガルージオン(20)
ガルージオン国第十六王子。ザーリアの同腹の兄。
強盗団の襲撃により負傷し、歩けない。すぐ上の兄はこの時に死亡。
マーラ・ガイン
シェルン伯爵家の長女。ザーリアの伯母。
ザーリアの侍女頭としてガルージオン国からクリスタリア国へ。
ジュール・シェルン(22)
シェルン伯爵家の三男。ザーリアの従兄弟。元第五騎士団近衛隊所属。
ザーリア付きの従者としてガルージオン国からクリスタリア国へ。
<テレジアと島の人々>
リリアナ・アルカーノ(オルケーノ)(44)
オルカ海賊団の首領の妻。元リリアナ・スアレス侯爵令嬢。
王家の子どもたちの従伯母。シルバーブロンドの男装の麗人。
ミゲル・アルカーノ(オルケーノ)(49)
オルカ海賊団の首領。鍛え上げられた体躯を持つ美しき海賊船長。
派手好き。衣装道楽。アルカーノ商会会頭。
イアン・アルカーノ(オルケーノ)(16)
海運関係を営む平民の次男。レイフの兄。
風属性の高い魔力を持つ。将来は父の海賊団を継ぎたいと考えている。
カミル・アルカーノ(オルケーノ) (26)
レイフの兄。
アルカーノ商会テレジア支部を運営。
ジル・クラン(26)
オルカ海賊団主船の副船長。ミゲル船長の右腕。
剣の達人。如何にも海の男。色男。エルンストとの友情を育む。
ヒルダ・クラン(22)
オルカ海賊団の諜報担当。ジルの妹。
化粧と変装の名人。普段はテレジアのアルカーノ商会で働いている。
テレサ・ルーン(16)
ウーレン村出身。海賊に攫われた少々。サスランで救出、保護される。
村には帰れず、テレジアで暮らす。ヒルダを姉のように慕う。
ルイス・レント(9)
島に住む茶色い髪の少年。アスールを慕う。
釣りが得意。
シモン(9)
島に住む黒髪の少年。アスールを慕う。
算術が得意。
フェイ・クラン(8)
隣国キルキアから船で密航してきた少年。
アスールの懐中時計を盗み捕まる。島の子どもとなる。
ミリア・クラン(6)
フェイの妹。兄とともに密航してきた少女。
ずっと大人たちから虐待されていたらしく言葉を話せなかった。
神獣サスティー
水の女神アクエルに仕えていたオオカミに似た神獣。過去に契約者は居ない。
青みがかった銀灰色。琥珀色の瞳。テレジアの島の裏山の奥で暮らしている。
<ロートス王国の人々>
ヴィルヘルム・フォン・ロートス(故人)
ロートス王国の国王。カルロの親友。
色白高身長、金髪翠眼。洗練された美しき貴公子。
スサーナ・フォン・ロートス(故人)
ヴィルヘルムの正妃。カルロの従姉妹。
小柄。プラチナブロンド。碧眼。
レオンハルト・フォン・ロートス
ロザーリア・フォン・ロートス
ヴィルヘルムとスサーナの双子。
ヒルデグンデ・フォン・ロートス(66)
レオンハルトとローザリアの祖母。ロートス王国皇太后。
事件当日は外出していて一命を取り留める。離宮に引き篭もっている。
エルンスト・フォン・ヴィスマイヤー(アーニー先生)(26)
元ローザの絵画の教師兼外出時の護衛。剣の腕前は超一流。
ロートス王国の侯爵家次男。現在はハクブルム国に滞在中。
偽レオンハルト・フォン・ロートス(13)
知的な顔立ちの少年。金髪、明るい翠眼。ロートス王国王太子。
出自不明の偽物。本人は真実を知らないと思われる。
グング・ザグマン
ロートス王国で起こった悪事の裏に居ると思われる人物。
現在は偽レオンハルトの摂政としてロートス王国の実権を握っている。
ミヒャエラ・ザグマン(11)
ザグマン侯爵家の長女。
偽レオンハルトの婚約者。
ユール・センス
偽レオンハルトの護衛騎士。キツネ目。監視役兼情報収集担当か?
ロートス王国のセンス伯爵家の関係者と思われる。