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【詩集】Shangri-La

七色の天使

作者: 野鶴善明


 七色の天使が翔んでいる

 愛らしい翼を広げ

 黄金色の光をいて

 星の眠る夜空をゆっくりと

 たゆたうような

 たわむれているような


 七色の天使が語っている

 夜をくぐり抜ければ

 そこは明日

 明日以外にはたどり着かない

 人が生きるのには意味があって

 希望がいつも寄り添っている


 七色の天使が歌っている

 月の光を見てごらん

 闇に浮かぶ灯りを見てごらん

 宇宙のなかに

 完全な闇なんてないのよ

 人がもし暗闇へ落ちるとしたら

 それは自ら心を閉ざす時


 七色の天使がウインクする

 翼を傾かせ

 くるりと向きを変え

 明日で会いましょう

 明日で愛し合いましょう

 七色の天使はくすくす笑い

 夜の向こうへ翔んでいった


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― 新着の感想 ―
[良い点] こんな綺麗な「天使」の詩は、他にはないと、私は思います。 昔読んだ、とある児童書を思い出しました。 ありがとうございました。
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