どんな手を使っても
思いっきり飛びかかる
私は決めた、ゼイン兄を、コイツを、必ず殺す‼︎
右足のポシェットからナイフを取り出して一直線に向かっていく
だが半径1mまで近づくと魔法で跳ね返されてしまった
「急に飛びかかるなんて危ないじゃないか」
そう言いながらゼイン兄は水でできた水晶を投げてきた
咄嗟に後ろへ飛んで避ける
すると床に落ちた水晶が穴を開けた
水なのに…クソッ…ここじゃあ思うように動けない
横を見れば何食わぬいつもの顔をした二人
それに気づいたゼイン兄はフッと薄ら笑いをした。と思った時突然目の前の景色が変わった。どうやらワープしたらしい。そこはタンポポの花畑のようだがまだわたげが残って一面真っ白だ
「…⁉︎」
「あそこの部屋じゃ十分俺の方が有利だ、やるならやるで正々堂々やりたい。まぁ勝つ為ならあのままでもよかったんだが」
勝つ為ならどんな手段でも使うのか…自分勝手なヤツだ
もう一度構える
どんなに不利な戦いでも私は勝ってきた
今だって同じだ。勝ってトラゲールみんなでいたい。いとこを殺してでも
「さぁ!来い!ツキ!」
「はぁぁぁぁぁあ!!!」
ゼイン兄も剣を取り出し構える
剣とナイフの合わさる音が辺りに響く
攻撃を避け避けられて、攻撃して攻撃されて
ひたすらにその時間が続く
時々魔法を使って攻撃してくる
「はぁ…はぁ…随分手強いな…」
「これぐらいで随分疲れとるみたいやな、情けない」
「はっ!俺はお前を抜くために努力を重ねてきた、回復魔法だって習得してる!だからこんなの直ぐに治せる!」
「魔法使えない奴に魔法で勝とうっちゅーんか?そんなの戦闘において恥ずべき姿や!」
「あれ?言わなかったか?俺はお前に勝つ為ならなんでもするんだよ!たとえそれが恥ずべき姿だろうとなんだろうと!」
「何⁉︎…はっ!しまった!」
地面からツタが生え足を取られ地面に叩きつけられる。と同時に腕も縛られ動けなくなってしまった
「クソッ!!!」
「ふんっ、これで決着はついたな、戦いは得意でも結局は頭が悪ければ勝てない。ここでお前はおしまいだ!!!」
そう言ってゼイン兄は剣を頭の上に振り上げた
「そんなにおしまいにしたいんか…なら、おしまいにしたるわ」
ツキ「ももが勉強で忙しいと嘆いてたんで今回は私が…‼︎ということででっすね〜!ゼイン兄との戦いが始まったわけなんやけど、この後、ね、色々あって私が…ね……あーネタバレしたいけどあかんって怒られてご飯抜きにされるやろうなぁ!それはは私の体がもたんと思うからちゃーんと!ちゃーんとナイショにしなきゃ…あぁぁぁぁ!言いたい!どーなるか言いたい!!!あぁぁぁぁ!」
皆さん。ツキは後で私がしばいとくんでそんな引かないであげたってください…




