食害
はえー長いです
「あっアオとシオンとツキじゃん、どーしたの?」
そう言って現れたのはゴットマザーだった
私が、あっ!ゴット!何でここにおるん?と聞けばどうやらここ二日三日徹夜で仕事をしていたらご飯を食べることも忘れたらしくお腹空いたので食べに来たとのことだった
なんでそんなに空腹に耐えられるんやろ、私にはわからん
するとゴットが歩いてきて私を抜かしたと思ったらこくおーとアオの肩をがっしり掴んだ、その瞬間二人はビクッと肩を震わせ恐る恐る振り返る
「ゴ、ゴ、ゴット〜!あ、居たんだ〜!何してるの〜?」棒
「ゴットマザー様じゃないですか〜!こんなところで会うなんて奇遇ですね〜!」棒
「なんで二人ともちょっとカタコトなん?」
「ちょっ、お前は黙っとけ…」
「しっー‼︎…」
えっ?何?ロボット?いや一人はロボット(一部)やけどにしてもカタコトすぎん⁈棒読みすぎん⁈さっきのでどっかぶったん⁈大丈夫⁈心ある⁈(一応あります)
「お前らも飯食いにきたの?」(マジキチスマイル)
「いや〜僕達はたまたま通ったってだけで〜…」
「そうそう!たまたま!本当にたまたま!」
「お昼食べないで遊んでてお腹すいたから食べにきてん!」
「「おいぃぃぃぃい!!!!!!!」」
ほんとのこと言うただけなのに怒られた…なんで?
「そっか!奇遇だな!私もご飯食べようとしてたところなんだよ!さ!ほらほら席に座って!」
「わーい!ごはーん!」
「ひぇっ…」
「うぉっ…」
そして今現在、目の前には何人前かもわからない大量の蕎麦が並んでいる、とにかく言えることはおいしs…じゃなくて、多い!
いやでもマジで美味しそう‼︎だよね!というように二人を見ればこちらを睨んでくる、何故?
「さぁ!どんどん食べてね〜!」
「わーい!いただきまーす!!!!!!!」
「…僕こんなに食えない…」
「あ?食うんだよオラ」
「…私、今日蕎麦はいいかなぁ…」
「ん?そう?じゃあ…すみませーん!うどん三十人前〜」
「違う!そうじゃない!てか多い!」
「あ?ごちゃごちゃ言ってないで食うんだよ」
「「…はい」」
最後何故アオも言ったのかわからんけどそれから食べ進めて一時間ようやっと食べ終わった頃にはアオもこくおーも吐きそうで机に突っ伏していた。そりゃそうや、あの後更に少々追加されて(十人前)ただ胃に詰めてるだけの状態やったし、普段少食の二人には地獄絵図を見せられてるようなもんやねんもんな!お疲れ!
まぁ、私はちゃんと食べましたけどね⁉︎
その十分後、お腹すいたと言えばふざけんなぁぁ!と二人に怒られたのであった…チャンチャン!(まだ続くけどね!)
食害か…、ゴットならリアルにやりそう
シ ア「それな」
あ、お二人さん!美味しかった?
ツキ「美味しかった!」
いやお前じゃねぇ!
ツキ「ところでさ、なんかない?お腹すいた!」
お前食い過ぎ!
シ ア「お前に一番言われたくない!」